うみうしさんのレビュー一覧

桃月すず先生といえば、あまあま。今作でもその美点はいかんなく発揮されていて、幸福感に満ちたハジメテの体験がさまざまなシチュエーションで展開します。
女の子たちは素でも可愛らしいんですが、えっちの快楽で涙目になったり赤面したりした顔がまた愛おしく、読んでいてたまらなくなりますね。とても性格がいい娘たちばかりなのもポイント高いです。

そして!
この単行本にはなんと、桃月すず先生自身の恥ずかしい(とご本人が封印してきた)ハジメテまで収録されています。初々しくて貴重な作品でした。

ちょっとすれた感じの少女は、おじさんと寝ればお金ももらえて性欲も満たせるしいいよね、くらいの浅はかな考えでいますが、大人はそんなに甘くないんだよね。
契約としてお金で縛るだけでなく、実際に少女の身体を拘束して、Sっ気をむき出しにしちゃう。
もう嫌だという位に快楽を与えつつも、焦らし倒してイク寸前で止めたりやりたい放題。力関係を肉体で教え込んだら、挿入されたがっているのを無視して口にねじ込んでのイラマチオで調教します。
そんなこんなであっというまにメス堕ち、快楽堕ちさせちゃう流れがとてもエロく、楽しめました。

タイトルに全てが現れていて、ほかに補うべきことも特にないくらいの、まっとうに変態な作品。チンカス系のプレーが多いのが印象的です。
淫語や言動、行為の際に鳴る音などの下品さは、タイトルのイラストからは想像がつかないレベルでした。声優さんはもっとドMなキャラを演じてもよさそうな、だらしなくまとわりついてくるようなエロ声ですね。
最後のトラックの好き好き連呼は個人的には嬉しいプレーなんですが、自分とヒロインの関係性があまり掘り下げられてない分、精神的な喜びまでは感じませんでした。ショート作品なんで仕方ないんですけどね。

前作に続いて、かれんちゃんを調教しました。
ファーストキスの相手がまさかのおちんちんだった彼女に、本当のキス、そしてディープキスを教え込み、その後は全身リップでご奉仕させます。
その後オナニーさせたらご主人様を差し置いてひとりで先にイッちゃったんで、お仕置きとしてイラマチオをさせました。こんなお仕置きなら毎日したいんで、かれんちゃんにはいくらでも先にイッてもらいたいと思います。
前回に続いて、かれんちゃんのフリートークもいい感じで、今後の調教にも期待大です。

まあ、あえて言うなら、かれんちゃんにオナニーの仕方から教え込みたかったし、その結果かれんちゃんが生まれて初めてイクところに立ち会いたかった気もしますね。そんなエピソード0とか、或いは前作と今作の間のエピソード1.5的なお話も出るといいな。

イラストやタイトルにぴんと来て聴いてみましたが、いいですねぇ。男性経験のないかれんちゃんが、ご主人さまにいろんなエッチなことを教えてもらう様子を録音してリスナーに公開していくというお話。
当然、僕はご主人さまとして聴きました。
エッチに関しては乾いたスポンジみたいにがんがん吸収する伸び代だらけの女の子ですから、なんでも従順にやってくれます。
かれんちゃんのファーストキスをちんぽで奪う最高のプレーからスタート。個人的に超がつくほどツボな「ちんぽキス」でいきなり大興奮しました。その後、実に健気にご奉仕してくれ、初めてのフェラなのにイラマチオにまで挑戦するとっても頑張り屋さんのかれんちゃんに、精液の味まで教えちゃいました。本当にいい娘なんで、フィニッシュ後に思わずギュッて抱きしめたくなりました。15分程度のショート作品でも満足感がありました。かれんちゃんには、もっといっぱい(エッチな意味の)ご褒美をあげたいなあ。
プレー自体はS向けですが、終始あまあまな雰囲気があるのもいい感じ。シリーズということで、今後が楽しみです。

ちなみに、本編とは別に約4分のフリートークが入ってるんですが、いわゆる声優さんの演技後のトークではありません。ヒロインのかれんちゃんのプレー後の感想が聴けるんです。初めて触ったおちんちんの感想とかを話す様子が、とても可愛らしくて思わず頬が緩んじゃいます。

伊ヶ崎綾香さん、ごめんなさい。
最初に断っておくと、『生あだると放送局』って何?ましてや本当の生配信?アーカイブって?それすら全然わかんないくらい、伊ヶ崎さんの作品に疎いのです。
僕がDLサイトでこれまで書いたレビューが1900件超え、にもかかわらず、ざっと調べた限り伊ヶ崎さんの個人サークルの作品は過去に1作、それも相当初期の作品しか聴いてませんでした。
ストーリーのあるドラマものが好きな僕は『放送局』みたいな感じがよくわからず、見送ってきたのです。
しかし、この作品は予告を見た瞬間から発売を心待ちにしてました。なにしろ無類のフェラ&お口プレー好きな人間にとって、このタイトル、このシチュは刺さりまくりです。
だから発売日に買いました。そして圧倒され、伊ヶ崎綾香さんの魅力に完全に負けちゃいました。

セリフの隅々、音の端々までこだわり、どうすれば男が興奮するか、知り尽くしている悪魔的なエロさを感じます。可愛らしい声でいきなり即尺について語り始め、即即とか、即プレーの魅力を伝えて煽りまくってくるのに、ぜんぜん即尺を始めてくれない(笑)
そうして昂るだけ昂らせてから、個人的には涙が出るくらい好きなちんぽへのキスがスタート。舐めたり咥えたりするのを焦らす意味もあるのでしょうが、僕にとってはそれだけで暴発級の甘い精神攻撃でした。しかも、過去聞いたことがない(もちろん体験したことない)ちんぽキスの極秘テクニックまで繰り出される始末。これらを楽しめるトラック1が前戯というか、ちんぽ洗いに過ぎないというのは反則です。
本気のフェラを含む複合口撃で射精させてくれるトラック2は、圧倒的な臨場感で骨抜きにされます。時折耳元で舐め音を聴かせるパートは、自分の頭部が亀頭になり、耳や首筋がカリ首になったかのような刺激に震えました。800字のレビューじゃ到底その魅力は伝えきれないんで、とにかくみなさんも聴いて下さい。

商業誌でファンになり単行本も愛読してますが、こんな過去作を同人の方に残されていたのですね。
初めて描いた漫画という作者の初々しさと、作中のカップルの初々しさが見事にリンクして、なにもかもが輝いて見える最高の初体験が表現されています。
なんて気持ちよさそうで、なんて幸せそうなふたりなんでしょう。人生を全肯定したくなるような、素晴らしいエロ漫画でした。こんなエッチな娘と出会いたかったなあ。

トータル20分程度にまとまった催眠音声です。
普通、催眠誘導と深化パートだけでそれくらいかかるし、解除パートだって必要。それに加えてHがあるわけだから、まあDLsiteで催眠音声のタグがついて売ってる作品で20分くらいで終わるものは、ほぼ催眠効果が期待できないと思います。
というわけで、このサークルの名作「listening for commitment and ++」を何度も聴いてる僕も、こちらはスルーしてました。最近その名作をまた聴いて素晴らしさに感動し、こちらも買うことしたのです。

僕は催眠音声上級者です(マウントをとるみたいですいません)。DL site以外のHPで公開されている無料作品も含めたら、通算で800とか、1000作(盛りすぎかな?)とか聴いているかもしれません。
一時期はスランプも感じていたのですが、それを克服して最近さらにレベルアップした感じで簡単により深い催眠にかかれるようになりました。

だからか、この作品の催眠誘導ではかなり早い段階でずぶずぶと落ちる感じを味わえました。詳細は省きますが、初めて経験するタイプの誘導で面白く、しかも短時間でいったん浮上させて再深化させたりする心憎い進行。初心者にはややハードルが高そうですが、僕には十分な催眠でした。というか、これを長くやられたらやばいくらい深く入って、この作品の正直短すぎる解除音声では戻ってこれなくなりそう。

エッチは自分と女の子が同時に同じところを攻め合い、ふたりで絶頂するというもの。listening for commitment and ++と共通の趣向で、実はこっちのほうがシンプルにストレートなエロさは上でした。ただ、やはりプレー全体が短いのがもったいない。また絶頂(ドライ)のタイミングが掴みづらいのも気になりました。
でも、20分でこれだけ楽しめた催眠音声は初めてかも。2回、3回と聴いたら、より気持ちよくなれそうです。

僕はどちらかといえばSで、NTRつまり寝取られる側で興奮する趣味はありません。むしろ積極的に寝取りたい。そういう意味でこの作品、かなりツボでした。
たくさん出ているレズシリーズの一作だそうですが、レズプレーを観賞するより、自分もその中に入りたい僕はこの作品に飛びつきました。レズ恋人のふたりは、自分たちの愛を確かめ合うためにあえて男性を呼び、その前でエロい女同士の絡みを見せつけてきます。そして最後にどちらかに挿入していいという約束。
左側の娘は明らかに男嫌いなのに、右の娘はノリノリで実は男も好きな様子。右の娘にけしかけられ、まずは男嫌いの方の口にちんぽを捩じ込んでイラマを楽しむ。右の娘は恋人のお口を男性器に犯されている姿を見て明らかに興奮しています。素晴らしいシチュでした。
それで完全に帰りたいモードになった左の娘の目の前で、右の娘と激しく交わります。大好きなレズ恋人を奪われた左の娘が半狂乱になって泣きながら制止してくるのを無視して生中出しでフィニッシュ。右の娘もイッて満足そう。
それで終わりかと思いきや、右の娘の指示で、嫌がる女の子にも挿入するのです。
左の娘の反応やセリフが本当に素晴らしく、猛烈に興奮しました。
レズの女の子を引き裂き、一度にふたりを寝取るというシチュの勝利ですね。このシリーズ自体が短編的な位置づけみたいですが、いつか同じシチュを長編で聴いてみたい、と強く思いました。

久しぶりに音声作品を聴いてちょっと驚きました。
その手があったか、と目から鱗です。
壁尻で身動きできなくなった女の子を思う存分犯す、そのシチュ自体は、特殊ではあっても凄く珍しいというわけではないですよね。
じゃあなにが凄いのかっていうと、この作品では女の子たちのボイスはありません。後ろから挿入して突きまくっても、喘ぎ声も悲鳴も一切聞こえないのです。
これじゃあ興奮できないかも、と聴き始めたばかりの時は僕も思いました。でも、浅木式さん演じるナビゲーター役の施設職員メイさんが、ずっと耳元で囁き声で実況しつづけ、煽りまくってくれるんです。この女性のセリフや喋り方が本当に素晴らしく、こちらの興奮がどんどん加速していくのがたまりません。女の子のお尻をばしばし叩きながら腰を振りまくることになります。
お相手の女の子たちの設定もよく、犯しがいがある娘ばかり。
あとね、壁から突き出したお尻には触れられるけど、声も聴こえないくらい隔絶したスペースにいるのに、作品のジャンルに「フェラチオ」があるのを不思議に思ってましたが、ちゃんとありました!
それも素晴らしいシチュのフェラで、個人的はもっと長時間続けて欲しかった(もっと言えばそのままお口に出したかった)くらいです。
続編が出るなら、ぜひメイさんともっとエッチに絡みたいですね。