同人音声作品すこすこ丸さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 35位 | (役に立った数:1,653件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:11件) |
シアノバクテリア革命以来、生物が絶えず酸素にかつえているように、すべてのマゾは女の子様を渇望している。浅ましい性欲を目を細めてじぃ…っと見透かし、ガチガチにイキり立った醜い劣情をクスクス笑いながらもてあそんでくれる、マゾのハンドラーを。
本作のヒロイン矢村星奈は、そんな女の子様たちの頂点、現代のピグマリオン・ケレン堂が令和の世に彫刻した五つ星のプライマリーマゾハンドラー(マゾいじめがいちばんうまい女の子)だ。
賢いセナちゃんは全てを理解している。自分が飛び抜けてかわいいことも、同級生のいやらしい視線がブラウスをぱつぱつに押し上げる自分のおっぱいに注がれていることも、聴き手が自分を大好きなことも。ソソストリスのように聡明なまなざしで欲望を見透かし、淫らな妄想を煽ってからかい、キスをおあずけして焦らし、痛いほど勃起したペニスに生殺しのご褒美を与えて甘やかす。優しく甘く、どこかほろ苦いCVこやまはるの初恋ボイスでささやきながら。あっ、あっ、あっ……。
本作の秀逸な点は、ヒロインと聴き手の根底に互いへの好意があることだ。恋する相手に鞭打たれるからこそ、そのつれない態度に憤り、ままならない劣情と愛情が無辺際に膨れ上がる。告白を強制され、何度もフラれ、えっちはおろかキスすらさせてもらえず、意地悪にムチ打たれるマゾのなかで情欲と恋心とがビクビクとそそり立ち我慢の限界に達したところで、苦痛にうめくその口に、セナちゃんは言葉で、おててで、おっぱいで、お股で、痺れるような甘い飴を一粒だけ落とし、懐柔するのだ。全ては好きな男の子を、自分の虜にするために。
涙が出るほど悔しいのに、痙攣が止まらないほど気持ちいい射精で、童貞を恋奴隷に堕とす。セナちゃんの至高のハンドリング技術の前ではたとえラケダイモン人であっても前屈みになるだろう。
全マゾは傾聴せよ。令和のプライマリーマゾハンドラー、矢村星奈がここにいるぞ。
主 文
1 原告の請求を棄却する。
2 本ページ閲覧者に対し本作品の購入を極めてつよく勧奨する。
事実 及び 理由
第1 請求
被告は、本作品の危険性に鑑み、本作品の購入権を原告のみに与え、余人に対する販売規制措置を開始せよ。
第2 事案梗概
本件は、本作品における声優・思ちぽ女史が繰り出すべろちゅー演技が極悪えっち過ぎるため、視聴する者の性癖を著しく歪める危険性が大なることに徴し、有徳の志たる原告が自らの他に犠牲者を生まざるを期し、DL Siteに対し、販売規制を請求する事案である。
第3 争点
1 ヒロインの魅力に係る危険性
(原告の主張)
本作のヒロインは危険種である。絶対零度の悪口で童貞を仮借なくいじめてくるのに、べろちゅーしながら漏らす吐息は、カッと喉を焼く風邪シロップのように好意ダダ漏れでひたすら甘い。この罵倒→あまあまの温度差の前では全てのオタクが恋という名の風邪を引く。前作視聴済のオタクは、トラック5における彼女の劇物的かわいさにより、確実に死に至ってしまう。ガチ恋ストリキニーネがよ。
2 声優の名演に係る危険性
(原告の主張)
本作の声優は思ちぽ女史である。可憐さと妖艶な色気を兼備した卑猥なウィスパーボイスは本邦累代の宝と言える。「童貞」「うっざ」「きっしょ」とねちねち意地悪にささやきながら、唾液を熱く粘らせ、深海生物のように舌を蠢かし、蠱惑的なリップノイズを響かせてベロキスに興じる破廉恥すぎるスケベ淫蕩演技には、論理的に明らかなエロさを感じる。
3 秀逸なテキストに係る危険性
(原告の主張)
べレス解部は前科12犯の天才犯罪者である。射精時のぴゅっぴゅコールを欠かさないその変態的なテキストは、魅力的な女の子様に跪き、優しくいじめていただく悦楽に充溢しており、一聴すればすなわちマゾになるドラッグだ。
4 結論
(原告の主張)
以上のことから、本作品の販売規制は轍鮒の急である。
第4 当裁判所の判断
原告の請求を棄却する。
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本作は、2021年の掉尾を飾った大傑作『メリーシックス★スローセックス』にて筆者の心に確たる地歩を固めた新鋭・ライオクライオがおくる、同サークルの看板シリーズの最新作である。
今作はヒロインのナツキがおまんこの強化に挑戦し、当然のごとく夢やぶれる物語である。ここだけの話だが、ナツキのおまんこはクソほど弱い。おちんちんを入れられただけで千万無量の潮を吹く、チベット高原に伍するアジアの一大水源地、それがナツキのおまんこだ。こんなにも弱いものを鍛えるのは孫六兼元でも不可能なので、無理もないよ。
そんなナツキ、今作でもドチャシコなクソ雌っぷりは健在で、豊かに実ったデカ乳と肉感的にムチるぶっとい尻をくねらせながら、生意気な口をたたいて聴き手の情欲を煽り、あまあまなべろちゅーでおちんちんをイライラさせ、大好きな「お仕置き」を毎プランク秒ねだってくる。尻をひっぱたかれ、イキまくりながら潮を吹いてオホり散らすナツキの痴態でもう3回くらい抜いたわ。おちんちんが痛ぇよ…。
そして、本作の白眉は何といっても、Sirライオクライオの手になるプロダクション、すなわち音声編集の妙である。養成所仕込みの実力派・こやまはる女史会心の純情バカビッチ演技に乗せて、豪奢な潮吹きSEがえげつないぐらい気持ちよくスプラッシュする。ここまで爽快にスプラッシュするのは、ナツキを除けばプレイオフのステフィン・カリーくらいのものであろう。草にも木にも心置く上質なプロダクションは、さながら帝国ホテルの洗濯のごとしである。
秀逸至極のナツキのキャラクター性と、その魅力を120%引き出す声優のスケベ演技力、そしてこれらをまとめ上げる卓抜なプロダクションによって、本作は同人音声界の新たなるフロンティアにしぶく潮のソノリティとなった。
人類が純愛で抜けなかったのは平成までの話である。
令和のスプラッシュ・ゴッド、生意気ナツキをすこれ。
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洋の卯酉を問わず、神と言えばアブラハムの神が広く知られているが、我らが神国・日本においては、一風変わった神がひたぶるに信仰されている。
その神とはべろちゅー。いやらしく差し入れた舌と舌をねっとりとこすり合わせ、千万無量のシコリティをクレアチオ・エクス・アモーレする圧倒的上位存在。それこそがべろちゅー、いわゆるゴッドである。
近年、誠に賢明なサークル諸氏によって音声作品には盛んにべろちゅーが取り入れられている。音声作品の良作度は作中におけるべろちゅーの頻度に正比例するという法則の発見は、英キャヴェンディッシュ研究所の偉大な成果として諸兄も記憶に新しいだろう。
べろちゅーを制する者は音声作品を制する。今やべろちゅー戦線はマッキンダーのハートランドに等しい強大な影響力を同人音声界隈に及ぼすに至っているのだ。
そんなべろちゅー戦線において、今しも嶄然たる頭角を現しつつある女性声優がいる。世界を驚倒せしめるIa型ベロキス超新星、その名も思ちぽ。数年来声優活動を継続している実力派声優ではあるが、ここ数作における彼女のべろちゅー芝居のおそるべき冴えには瞠目を禁じ得ない。
口内の湿り気や唾液の粘りを想起させる蠱惑的なリップノイズ、時宜を得て鼻孔から漏れ耳へ吹き抜ける精密な吐息、舌の貪欲な動きをありありと描画してみせる抜群のちゅぱ音に至るまで、まさしく金甌無欠、一部たりとも隙がない。
仮にべろちゅー演技の技巧を競うスポーツが存在するとすれば、2021年現在、おそらくは思ちぽこそがパウンド・フォー・パウンドだろう。舌の動きがパーネル・ウィテカーみてえだ…。
本作は、そんな思ちぽ女史の同人音声界隈に冠絶せるべろちゅーが僅々ワンコインで手軽に堪能できる珠玉の逸品である。サークル様の慧眼には北の将軍様よろしく拍手しか出来ない。ブラボー。
何はともあれマストバイ。たった100円で君の世界が変わるはずだ。
Dixi!
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本作品はおまんこジュブナイルの金字塔として、同人音声界隈に新たな極北を位置づけるべき作品である。
ヒロインのおまんこ当番氏は、ダウナーで自嘲気味の、自称陰キャである。自分には同級生に求められる魅力はないと舌三寸でのたまいながら、豊満に実った自らの乳房を鼻にかけ、「スケベなおっぱいでごめんね」などと挑発的な台詞を吐く許されざるえっちメスある。声優の逢坂成美女史がとにかく素晴らしく好演されており、得意のハイトーンより少し抑制的な中音域のトーンで、耳もとでじっとり、ねっとりと囁いてくれる。これすこ。ちんちんイライラする。えげつないぐらいエロいねおまえ。
そんなダウナーで無感動、恬として恥じ入ることのない彼女に対して、思春期の横溢する性欲をぶつけ続けるトラック1から4までのトラックも、この作品の大きな魅力であることは論を俟つまい。行為の最中に自分の乳の大きさを聴き手に意識させんと執拗にアッピルしてくる彼女の勘所を押さえたスケベ如才なさは、聴き手のちんちん神経を実に生意気に刺激してくれる。べろちゅーいっぱいさせてくれるのもすき。この女スケベ偏差値が高すぎるからもしかしたらウァレリア・メッサリナの生まれ変わりかもしれない。
しかしながら、本作品の白眉はやはりトラック5・6であろう。おまんこ当番の期間が満了され、ふたりの関係性が解消されるに及んで、ひとつのドラマが待ち受けている。トラック1冒頭にて、彼らの関係はSEXという肉体的に最も親密に繋がった状態で幕を開けた。ここに書き手の仕掛けた巧妙なトリックがある。肉体的にこの上なく密接な状態から始まるからこそ、ふたりの心の距離の変化というものが実に鮮明に意識されるのである。作中、彼らが本当の意味でSEXしたのは一度きりである。
その意味が分かるとき、本作がおまんこジュブナイルの金字塔たる所以がつまびらかになるはずだ。
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"桃知えみる"というAV女優が仮に実在したならば、疑いなく10年にひとりの逸材として、鳴り物入りのデビューを飾ったであろう。
いやしくもAVでマスをかく者であれば、デビューしたてのAV女優の多くがいかに凡庸で、美貌と肢体のスケベさ以外に特筆大書すべきところのない存在であるか、よく承知していることであろう。視聴者を魅了し去るほどの非日常的な強烈なエロスは、SEXの経験値、性感の開発、スケベ演技力の向上などに裏打ちされた、「素人から"プロの女優"への脱皮」を経なければ生まれてこないのがふつうなのだ。
だがごく稀に、その天性の淫乱さゆえに、素人でありながら単なるハメ撮り以上のえっちさを視聴者に叩きつけてくる、本物のドスケベ女というのがいる。
桃知えみるはまさにこれだ。
えっちすぎて本当にすこれしまう。多分DNAの塩基配列のレベルでスケベに設計されているのだろう。
彼女は生え抜きのド淫乱でドスケベかつ糞えっちなので、当然セックスが大好きなのだが、ここには大きなギャップがある。何故ならば、平素の彼女はいたって普通の、性格の良い、かわいらしい女の子なのだ。
しかし、彼女の朗らかで初々しい言動に癒されていた視聴者は、セックス時にあたかも豹変したかのごとくスケベに光り輝く桃知えみるの異常なまでの淫蕩さ、そのギャップにやられてしまう。決定論的に勃起してしまうのだ。
しかもそんな彼女を演じるのは、同人音声界隈に冠絶せる舌技の遣い手、天知遥である。高音質の耳舐めはマジで圧巻なのでぜひ聴いてほしい。中の人のかわいさが堪能できるおまけもすこだぞ。
兎にも角にも、ユニークな発想、キャラの魅力、プロダクションの良質さ、三拍子揃った力作である。マストバイ。
同人音声界に舞い降りたプリンセス・オブ・ニンフォマニア、AV女優「桃知えみる」をすこれ。
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「カモネギちゃんねる」というサークル名は、最早それ自体が作品のクオリティを保証する錦ののぼりとして、同人音声界隈に確たる存在感を示すようになった。
その看板に偽りなし。今作も最高にスケベでシコかった。この圧倒的な安定感、往年のカラヤン盤か?
カモネギちゃんねるの作品は、どうかすると少しやりすぎなぐらいお下品な、謂わばエロ劇画的というか、軽くギャグの気味合いさえ感じられる唯一無二の「淫語ワーク」をメルクマールとしている。正直台本だけでもエロいので、既にワードポルノの域にあると言って良いだろう。
今作でもそのキレッキレなスケベ台詞回しは健在であり、しかも今作の声優はどちゃシコ低音ボイスでつとに有名な「そらまめ。」女史である。過去作をチェックしている敬虔なファンであればご承知のとおり、このタッグの相性はハムとチーズに輪をかけて抜群だ。湿度たっぷりの低音ボイスで、破廉恥すぎる台詞を、ムカつくほど媚びながら、憎いほどにシナを作り、ねっとりいやらしく囁いてくれる。好きです。
そして今作はカモネギちゃんねるの作品にしては珍しく、ある種のストーリー性のある仕立てになっており、これが非常に素晴らしかった。イラストで、罪に問いたいくらい卑猥に挑発してくるこの女は、男心をどこまでも知悉し、男の欲望に媚びるだけが能の度し難い存在だが、トラックを聴き進めていくうちに、大きく印象の変わるキャラでもある。従って、番外編からつまみ食い、のような聴き方はオススメ出来ない。きっちり頭から聴いて行こう。かなりの「ギャップ」があるはずだ。
ていうかこんなんガチ恋するに決まってるんだよなあ。
今作は唯一無二の「淫語ワーク」を武器に、新たな試みも付けくわえて、更なる飛躍を見せつけた逸品である。超オススメ。
淫語界のシェイクスピア、カモネギちゃんねるをすこれ。
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