サヴィさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:44件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | - | (総レビュー数:127件) |
一人の女を二人の男が奪い合うというのが三角関係の物語だとよくあります。
この作品はそんなドロドロとしたものは一切なく、お互いが認め合いながら一人の女を愛する物語です。
巫女は龍神を呼び出し、その精をもって国を飢餓から救う役目があります。
しかし巫女は幼馴染の大和とは相思相愛の間柄。
二人の窮地に突如として現れて救出した龍神は巫女に想いを寄せています。
国を守るために巫女は龍神に抱かれ、大和はその場に居合わせていながら見ているしかできない。
これは完全に寝盗られの状態なんですが、そこに悲壮感がありません。
龍神が自身の能力で大和から自由を奪ったのもありますが、取り乱したりしないのは大和が巫女を大切に思っているというのがあります。
だからこそ龍神と酒を酌み交わすのを受け入れています。
巫女は自分の立場を理解しているから抗ったりしません。
龍神も巫女を一方的に求めていながら大和への嫉妬で感情的になったりしません。
それぞれが相手の立場を理解し、感情的にならない理由は実際に読んで確かめられた方がいいでしょう。
読んでいて一番印象的だったのは龍神と大和が酒を酌み交わすシーン。
セリフにはない二人の本音も語られているようであり、二度目のエッチシーンに繋がる大事な場面だったと思います。
肝心のエッチシーンは美麗な絵柄もあって、かなりハードなエロでも下品になったりしません。
巫女は初心な可愛さがあり、龍神と大和は見た目だけでなく内面もイケメンです。
三角関係ものは単に奪い合うだけでなく、お互いに恋仇を認めながら一人の女を一途に想う物語があってもいいというお手本のような物語でした。
その意味で続編を期待しながらも、ここで幕を閉じたままがいいとも思えてしまうのは複雑な気分にさせられました。
|
優等生で誰からも好かれる美少女は、裏では男子生徒を相手に買◯行為をしていて、その現場を女生徒に人気があるイケメン教師に目撃されるところから始まります。
常識がある教師ならここで指導するなり、教頭や保護者たちに連絡するものですが、ヒロインの愛が感じたようにこのイケメン教師は表に出さない裏の顔があります。
面倒事に巻き込まれたくないと言いながらも愛に自分を買ってと懇願されると応じ、童顔な顔立ちには似合わないテクニックで愛を翻弄します。
体つきから想像がつかない立派なモノをもつだけでなく、巧みな指技と極太なモノで愛の体は呆気なく陥落。
何度も売◯経験をしてきた愛にとっては未知な快感はこのイケメン教師の◯棒でなくては満足できなくなってしまいます。
一方でイケメン教師こと一乗先生は冷めたような口ぶりながら愛をただの◯処理相手とは思っていない様子。
他の生徒や教師に見せない裏の顔を愛に見せるだけでなく、自身の身の上を語りだしたあたりは一人の女性として意識しているように思いました。
この物語には続編があり、一乗先生の身の上と、愛が売◯行為を始める動機が重なる事で物語は大きく動く予感があります。
本編のほとんどがエッチシーンで占められていますけど、ストーリーとしての面白さは次回から始まるという期待をさせられます。
サンプル通りの高い画力とエロい構図で実用性の面では男女問わず高いでしょう。
絵柄は一乗先生が如何にも女性向けのキャラ絵で、愛は男性に好まれそうな感じです。
エッチシーンの割合からしてエロ目的だけならこの作品だけで十分かもしれません。
けれどストーリーも楽しみたい人は続編を追いかけた方がいいように思えます。
普段は女生徒から好かれる容姿だくでなく、人気通りの優しい先生がなぜ懇願されたからといって愛と関係をつづけるのか。
愛は売春行為を続けてまでお金を稼ぎたいのか。
ラストシーンで語られた以外にもありそうです。
|
2024年06月06日
2作目となる今作は前作を大きく超えたヤバさがあります。
今回は若い女性が性奴隷として出荷されるまでを描き、粗悪品のレッテルを貼られた女たちの末路まで描かれているのですが、その内容をここでは語れないヤバさがあります。
前作は一人の女生徒が攫われてから機械で連続絶頂させられた挙げ句に精神が破綻してしまうまでの鬼畜っぷりだったのですが、今作は更にぶっ飛んでいます。
もう快楽地獄という言葉すら生ぬるく、粗悪品にされた女たちに救いが一切ありません。
組織の広報担当とおぼしき人物が語り部になるのは前作と同じですが、少しおちゃらけた口調がむしろ残忍に思えます。
内容が内容だけに読む人はかなり厳選されますのでご注意下さい!
|
物語は追われているヒロインを瘴気の王と呼ばれる少年に助けられるところから始まります。
瘴気の王と恐れられる怪異の正体はイケメン少年で、畏怖されるような冷酷さはありません。
穏やかで人との関わりを避けているような印象があります。
なのに孤独を淋しいと思う感情があるようです。
政略結婚の道具とされ、それを嫌がって逃げたヒロインをあえて怖がらすように脅しながら触手を出し、自由がない二択を迫ったのも、自分の感情を見抜かれるのを嫌うようでした。
どこか影がある美少年が好みな女性には刺さるでしょう。
ヒロインは政略結婚の道具にされることからして高貴な身分ではと推測されます。
性の知識に疎い描写からして大事に育てられた箱入り娘のようです。
体は大人になっても純粋さを損なわなかったからこそ少年の孤独を感じとれたように思えます!
そんな二人だからドロドロとしたものが皆無で、触手はあくまでエッチシーンの色添え程度で下品になりません。
少年の姿をした少年と人間の娘が結ばれる異種族の契りを表現するだけの存在なので、激しいのが苦手な人には安心して読めます。
少年の庇護下から出て政略結婚の道具になるか、残って自分と契るかの選択の場面で瘴気によってヒロインが苦しむシーンがありますけど一瞬です。
ですが大事なシーンであり、その理由は読んだら分かるでしょう。
綺麗な絵柄の純愛ものなので、エッチシーンに触手が出ても卑しさはなく、だからと物足りなさを感じさせない絶妙なバランスがあるので、良い意味で女性向けの王道的な純愛異種姦ものだと思います。
短編としてストーリーもきちんと描かれ、物語として完結しています。
触手はオマケ程度でも使いどころ上手いと感じたのは前戯のシーンでも出しゃばらないとこです。
ヒロインの性感を高めるだけの愛撫だけで、二人が結ばれる姿をメインにしています。
ただハードな異種姦ものを想像した人には向かないかもしれません。
ヒロインが洗脳される触手ものと言えば、イメージ的には凌辱ものとなりますが、この作品は違います。
宇宙の始祖様と呼ばれる宇宙人のシヴィはヒロインの栞里に対して恋愛感情があり、また気配りがあって無理強いもしません。
宇宙の始祖たちは地球を侵略せずに友好的です。
ただ彼らは番となる女性を地球人に求め、地球人も宇宙の始祖たちからの庇護を受け、テクノロジーの提供を受けてWIN WINの関係です。
その宇宙の始祖たちの中でもシヴァが栞里を大切に思って接しています。
若干の洗脳操作を行う事で栞里の貞操観念やシヴァとの結婚に戸惑う感情を揺さぶる程度で、栞里の意思を尊重する優しさがあります。
このシヴァの性格と言動がエッチシーンに至るのを自然な流れにして、尚且つ宇宙の始祖という人種の特性を活かしてエロさが増していたように感じました。
宇宙人だから触手が生えても違和感がありません。
むしろ触手扱いがよく、栞里の性感を高める補助役に徹しているから過激な描写が苦手な人にも安心して読めるでしょう。
異星人との純愛を丁寧に描かれています。
身も心も繋がった後の2人は本当にラブラブです。
最初は番になる事に戸惑っていた栞里は心底シヴァを大好きになり、シヴァもエッチしたあとも栞里を大切にします。
かなりのボリュームがあり、その中でシヴァと栞里が運命的に結ばれるのを読者が知る描写があります。
それぞれが相手をどう想うのかという内面描写も丁寧で、エロ抜きでも楽しめる内容になっています。
純愛ものですけど過激さがないと物足りないという人でも、触手を使って栞里を感じさせるエロシーンは十分に満足できるでしょう。
絵柄はサンプル通りで作画はかなり高いです。
イケメンな宇宙人のシヴァと学生の可愛らしい栞里の物語は男女問わずにオススメできます。
2024年05月29日
ピンヒロものでも現役を退いた元ピンク現役復帰という設定が良かったです。
現役でスラリとした体つきもいいですが、人妻となって鈍った体だからそこのムッチリ感がたまりません。
だからスーツが合わなくなり、破れて本来の機能を発揮せずに戦闘員ごときに敗北するのも納得がいく理由です。
呆気なく囚われの身となり、助けを求める元ピンクを戦闘員たちがエッチな目に遭わす展開が冒頭から始まります。
片言の言葉しか発しない戦闘員たちがムチムチの体を貪る様は本当にエロいです。
真打ちとなる怪人が最後に現れ、元ピンクのピンクを責めるシーンまでの怒涛のエロシーンは実用性が高く、ピンヒロ好きな人にはたまらないでしょう。
破れたスーツの残骸が残っているのも、敗北エロとして良かったです。
体系が合わずに裂け、さらに破られて露出面積が広がっていくのが如何にもって感じがします。
ヒロインの元ピンクは人妻ですが、可愛らしい若妻さんなので年増が苦手な人でも大丈夫です。
怪人とのシーンに追加エピソードが加えられてボリュームが増してコスパ的にも高く、実用性も文句なし。
絵柄が好みならオススメします。
2024年05月23日
2024年05月23日
恋人未満の先輩生徒が怪物化してヒロインに襲い掛かるホラー作品です。
ですのでグロ要素が若干あり、触手というジャンルでもあって人を選ぶ作品になっています。
話の流れは違いますが、浮遊司書会さんが描いた別の作品とエロシーンが似た内容になっています。
ですが世界観やヒロインのタイプが違い、そこはきちんと区別されているのでサンプルで好みならオススメできるでしょう。
浮遊司書会さんが描かれる作品はどれもバッドエンドで、そこは注意が必要になります。
主人公兼ヒロインはショートカットのロリ少女。
体系もまだ幼さがありますけと、胸の膨らみはそれなりにあります。
グロ表現は人によりますが、そんなに気持ち悪くありません。
触手ものが好みなら実用性にも問題ないかと思います。