KAB的鑒賞一覽

簡単に言えば廃墟に侵入して覆面男に追いかけ回されるテンプレな展開のホラーゲーム。でもただそれだけで紹介を終わらせるのが惜しいくらいにストーリーが良い。
俺はストーリーの良いゲームに弱いんだ...

各キャラクターごとに分かれたチャプターをクリアしていく形式なのだが、各チャプターをクリアする毎に推しが変わってしまうほどにみんな魅力的。特に、チャプターを始める前は「あんまり好みじゃないかなぁ...」と思っていたギャルに対して終わった時には惚れていた。
俺はかっこいい女の子に弱いんだ...

各チャプターが終わっても、彼女たちの物語は終わりではない。監獄に収監された彼女たちのその後の姿を見ることができるのだ。しかもそれぞれに親愛度イベントまで用意されている。ホラーゲームなのに。
俺はアフターストーリーが見れるゲームに弱いんだ...

各チャプターごとに「〇〇ファイル」というアイテムが隠されている。これはクリアには完全に関係のないコレクター用アイテムである。ただし、これはただ集めて終わりのアイテムではなく、(ネタバレに配慮して深くは書けないが、)より深くこの作品の設定に触れることのできるアイテムなのだ。
俺は収集要素にも弱いし裏設定にも弱いんだ...

もしこれを読んでいるあなたが、この作品の終盤をプレイ中だとか、もしくはクリアした直後なら、ゲームを終わらせるときにはウィンドウを直接消さずにタイトル画面に戻ってから終了してほしい。
俺は本当にこういうのに弱いんだ...

この作品は某動画制作ツールのような、背景に立ち絵を表示し前面に文章を表示するタイプの農業RPGです。


農業RPGといってもそこまでがちがちに農業、というわけではなく畑を耕して種を植えるだけでそのうち成長してくれます。
その作物を売っぱらってお金を稼ぐことになります。

といっても所持金をがっぽり稼ぐ必要があるのかというとそうでもなく、所持金がマイナスになっても特にデメリットはありません。
主人公の体力が0になっても特に何か別があったりするわけでもないので、生活RPGが苦手だという方にもお勧めできます。

一般的な催眠ものの作品ですが、他の作品と比べての特徴として、

ヒロインの胸が皆でかい。(貧乳の娘は居ません)
おしりを使ったプレイが豊富
基本的にヒロインたちは皆主人公の事を好いている

などがあげられます。
そのため、貧乳好きの人や催眠逆襲ものが好きだという方にはお勧めできません。
しかし逆に、巨乳好き、おしり好き、愛のあるプレイが好き。という方にはとてもお勧めできる作品でした。

ゲーム時間としてはすべてのイベントシーンを見てクリアするだけなら1時間程度で済む作品です。

また、注意点としては、この作品はシーンごとに番号が割り振られていて、基本的にはこの順番通りに見ればストーリーがわかるのですが、一部のシーンは番号関係なくキャラの催眠が進んだ状態で始まるものがあるので注意が必要です。

一言で言うなら天使の加護という言葉の盾のもとに女の子たちに無理やりしていくゲームです。
Sっけの強い人にお勧めできるゲームです。
適度にレベリングしていれば詰むことは基本有りません。

ただし、主人公の名前が間違っていたり、3回攻撃表記の技が2回しか攻撃しなかったりと、やや作りが甘かったりするのでそこは大目に見てあげてください

この作品は「恋人」だと自分を錯覚させるような催眠作品ではなく、「こういう時はこうするのが当然」というように常識を改変する作品になっています。

そのため、姉妹たちは学園内で最底辺だと思われている主人公に対しては最初から最後まで見下した話し方で話してきます。
ですので普段催眠ものを楽しんだことのないM属性の方にもお勧めできる作品となっております。