mkcさんのレビュー一覧
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私自身もう何年も催眠物が好きで良く見ているのですが
催眠の描写については年々いい意味で先鋭化していると思います。
常識改変の丁寧な設定や、「催眠中であることを自覚して~」のような特殊な状態の描写などが個人的にはその代表例だと感じています。
この作品は催眠をテーマにしたものに最低限欲しいと思う描写は勿論、上記のようなあると嬉しい描写がこれでもかというほど盛り込まれている印象です。
イラストも十分な魅力はあるのですが、文章のみでも惹きつけられるほどの内容でした。
近年流行りの催眠系のツボをしっかり押さえていると感じ
失礼ですが今後の作品の参考書にしたほうがいい思うほどの完成度だと思いました。
2020年08月16日
ノーマルクリアしました。じっくりやったら10時間ちょっとかかりました。
ルナソフトさんのゲームは昔からゲーム性とH描写(特に悪堕ち、洗脳)において安定且つ素晴らしい仕事をされていますが
今回はそのハードルすら綺麗に超えてきた、といった感想です。
まずゲーム内容ですが、個人的には過去作含めても一番を争うくらい楽しめたかもしれません。
基本的にはタワーディフェンスです。いくつかの資源をやりくりしながら
ユニットを置くか罠を配置するかして敵から防衛するのですが、プレイの選択肢が中々多いです。
何から強化するか、何を使うかをちゃんと考えないと、ノーマルでも少し歯ごたえ強めに感じました。
単純にゲームとしてやりがいあるつくりになっているのが、流石ルナソフトさんです。
Hシーンについてですが
これもまた流石、の一言です。
悪堕ちの前後描写もしっかりしていて、キャラごとの個性も出ていました。言うまでもないクオリティです。
また私としては過去作「悪堕ラビリンス」であったような
悪堕ちキャラと面識のある来襲キャラとの掛け合いが、今回しっかりと用意されていたのがとても素晴らしいと感じました。
(私はラビリンスの方もそのあたりを読むためだけに何度かプレイしていたくらい好きな描写なので)
こういった作品では堕ちる前後でのギャップが肝だと個人的には思うので、拘りを感じる素晴らしい演出です。
ちなみにHシーンは本編クリアで全開放されたので、プレイ中は純粋に見たいシーンを選べば大丈夫です。
強いて言うならば、
せっかく上記のようなHCG以外の部分のシーンでも刺さる描写が多くあったので
回想でそういったシーンやストーリー上の会話のリプレイも出来たらいいなあ、と感じてしまいました。
長くなりましたが、ちょっと語りきれないくらいの作品です。悪堕ち好きなら是非。レイナもかわいいですので。
発売予定告知が出てからずっと様子を追い続け
正直に言えばしんどい長さの延期を挟んでの今作。
申し訳ないですが体験版で温まっていた熱もほぼ冷めかけていました。
そんな気持ちでゲームをスタートしましたが
いやあいいですね。初期の期待から延期分まで全部返済していただきました。
ここのサークルの醍醐味はキャラの性への程よい奔放さと、各キャラの為の多量のテキストだと個人的に考えているのですが
どちらについても今回は想定以上に素晴らしいものでした。
DLsite特典というおまけすら最高です。
何よりストーリーが素晴らしい。複雑すぎない内容でありつつ、任意で読む絆テキストに程よい伏線もあり(見なくても理解できる程度の塩梅なのが特に評価高)
それをラストでしっかり巻き取っている。とても清々しい気持ちになりました。
欠点になり得る要素として強いて言えば以下の点
・前述の絆ストーリーがなまじ飛ばせる便利仕様なので、あまりに無視して進め過ぎる人だと愛着が湧かず最後の方がやや冗長になるかもしれない
・特に終盤は風俗要素がストーリー的にも実益的にもそれほど重要じゃなくなってしまっている
・まだ少々バグが残ってる(現状プレイに支障は少なくボリューム的にも許容範囲)
あとは装備品周りのUIがやや使いにくいくらいで、
逆に言えば上記で振り絞って挙げていない物は大きな要素含め不満はありませんでした。
演出ストーリーキャラ実用性やり込み、全てで最高です。
素晴らしい作品をありがとうございました。
魔法職ノーマルでとりあえずクリアしたので。
毎回こだわりのあるルナソフトさんですが、今回は特に高いゲーム性を感じました。
アイテムやスキル周りは過去の作品を更に強化させたように感じ、それぞれ引き込ませる楽しさを持っていました。特にスキル関係はアクションならではのショートカットをフル活用した取捨選択が求められ、長時間悩まされました。
作業などのストレスも少なく、利便性も含め細かい箇所に力を感じた作品です。
その上で欠点を上げるとするなら、Hシーン関係の存在が薄く感じ、また回収も面倒に感じました。その方面での実用性よりは、単純にゲーム性の方を求めている人の方が合っていると思います。
総合的に、やりこみが好きでスキル振りを悩んだりアイテムを鑑定などで厳選したりするようなことが好きな人には、特に強くお勧めできる作品です。