いとうはむこさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 51位 | (役に立った数:1,198件) |
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投稿数ランキング | 991位 | (総レビュー数:171件) |
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おねショタです。
『おねショタの主導権をショタに握らせるな(宗教戦争)!』
作中の『ぼく』は何者かになるけど、レビュー書いてる現実の私ry
現実になんか戻ってきたくなかったなあ……
今作で推すポイントは『ぼく』への感情移入を誘引する巧みさ。
最初こそ『おねえちゃん』の「今の私を見ないで」で心臓半分持ってかれたり(実際かわいい)。
人気声優さん初バイノーラルとか令和の世相(いやR18は流石に)だなあ、とか。
そんな私自身の感情で聞いてましたが、気づけば『ぼく』の感情に引っ張られてました。
耳ふーで尾てい骨ガクガクしたり耳舐めで脳みそ蕩けたりしてたせいもあるとは思いますが……
作中で繰り返される「ありがとう」が、兎に角私には効きました。
昨今よく聞く「自己肯定」なるもの。
他人だけに委ねる訳にも行かないとは思います。
思いますが。
それでも綺麗なおねえちゃんから贈られる「ありがとう」は、少年にとって特別な意味を孕むでしょう。
感謝を贈られる事も少ない現実を生きて罅割れカサついた私の感情に、その言葉は正しく干天の慈雨が如し。
すっかり作中の『ぼく』の素直な感情に共感してました。
とは言っても。
私は『ぼく』にはなれないんですけどね(悲哀)。
短い時を過ごし惹かれ合うおねショタ。
倫理とかブン投げたハッピーエンドもありっちゃありだった筈です。
しかし、本作はオープンエンディングと言った所。
二人は当分は離れ離れ、約束の成就は容易くはない筈。
それでも『ぼく』は「離れ難い」と後ろ髪を引かれる『おねえちゃん』に率直で誠実な言葉を贈りました。
私なら到底口には出来ない、力強い言葉。
其の辺り後書きで明かされてます。
後書きは『先に読んでもいいし、後から読んでもいい』
時々こう心臓ぶち抜くクリティカルヒットがあるから音声作品聞くの止めらんないんですよね。
蛇足ですが白い百合の花言葉は『純潔』『甘美』『威厳』です。
ジャケ写の意匠も示唆的ですね。
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こんなのクリアしないと解消できないなら、少子高齢化など知るもんかァ(台バン)!
訓練中にキレてそのまま施設に幽閉、テクブレ死するまで出て来られなくなった者も数多。
稀代の悪法「生殖機能強化新法」シコ……施行によって生まれた徒花、スパルタンオナニー。
私もまた悪法への反発、そして『強い男』であるための試練に挑む高揚感も少し、そんなもので不安を隠して挑みました。
私の訓練担当は、優しい姉とクールな妹と噂される栗須姉妹。
最初の違和感は、レベル2を何とか切り抜けた時。
私の耳元でカルテを書く姉の声に、どこか不穏なものを感じました。
だからと何ができる訳でもなく。
クールな妹、確かに姉よりも厳しい訓練を課してくるが「どうにもならない」までではない気がした(注:簡単にクリアできるとは言ってない)。
そして奇跡的に辿り着いた卒業検定で、私は彼女たちの正体を知りました。
優しい姉とクールな妹だと……?
誰が言ったそんな風評、どこに目と耳をつけていた!?
卒業検定は、地獄でした。
淫靡で甘美で、逃げ場のない暴力的な快楽に蝕まれ、私は敗北者となりました。
これは敗者の弁です。
我が国では、あの検定を通過できる様な一部の優良遺伝子だけが受け継がれて行く。
私は訓練施設から出る事も叶わず、この劣等な子種を空になるまで無駄撃ちし続ける。
私は挫折……いや、挫折などではありません。
あの卒業検定の脳まで蕩ける様な快楽と倒錯の世界に魅入られてしまつたのです。
卒業などできなくて良い。
あの極楽の様な責めの葉てに訪れる敗北射精を、幾度も幾度も味わいたい、と。
そう、思ってしまった時。
私の、男性としての矜持は脆くも崩れ去りました。
(意訳:卒業検定のシコリティが異常なので、皆も負けろ、負けちまえ)
ヒロインの二宮翠ちゃんと、転居先の家に居着いてた色情霊のお話、今作で完結。
色情霊のルーツが大島〇るの様なサイトで判明します。
その幽霊さんの正体は、怖気を振るう様な悍ましい物であり、同時に少しだけ切ない気持ちにもされるものでした。
一体どちらの『後を追った』のやら……
前作の『かくれんぼ編』から次第に変質していく色情霊と翠の関係に、一定の結論が見出されます。
しかし、それは何を考えるまでもなく歪なものでしかない。
そもそも二人(?)は言葉を交わすことはできなくて、セックスでしか触れ合う事ができないのですから。
オープンエンド的な部分もありつつ、色情霊のルーツがルーツだけに……
さて、それはそれとして。
オカズとしての実用度も今シリーズは折り紙付きです。
黒髪ボブとロリ体型が可愛い女子■学生が、レ〇プ紛いのセックスで犯されまくります。
レイ●紛いで全弾中田氏という鬼畜染みたおプレイですが、ほぼ完オチ済み。
なので、翠ちゃんは終始チカチカバチバチと感じまくりのイキまくり。
主に寝バックが多いのでその体位が好物なら一見の価値ありです。
過去作二本も2020年12月20日まで半額です。
ロリの民は一揃え所持しておくと幸せに年越しできるのではないでしょうか。
前作で圧倒的なオナニーの求道を見せつけた『小早川ルナ』ちゃんが、再びオナ狂います。
今回も導入の1ページから先はひたすらオナニー。
テストが終ったら最初にすること、皆は分かるかな?
\そうだねオナニーだね/
くらいの勢いで最初から全力全開です。
また今作は途中まではシャツを羽織ったまま、靴下と外履きは最後まで履いたままです。
校内露出だから全裸になるのは気が引けたのでしょうか……
逆にえっちなんですが。
やわらかそうな体を雑に乱暴に扱いながらオナニー実況のモノローグ、という作風は前作から継承。
モノローグもかなり早い段階でバカになっちゃってますが『ですます』の語調は崩さないのがまた可愛いらしいです。
そんな可愛い女の子が、息を吐く様に前にも後ろにも指四本ブチ込み、異物をゴリゴリ捻じ込み、大量の潮を撒き散らしてオナ狂いするのはたまりません。
しかしこの性剛『小早川ルナ』ちゃん、一生オナニーに殉じる事になるのでは。
何しろここまで拡張してしまったら、普通のセックスで満足できる筈がないでしょうし。
いや。
そんな心配をする暇があれば彼女の全てを賭けたハードオナニーをオカズにしてあげる事こそが本懐でありましょう。
私もせめて、遺伝子を無駄撃ちして誕生を願う命達をコキ捨てる事で彼女の求道に報いたいと思います(意訳:レビューの為に読み直してたら性欲をもてあましてきた)。
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少しツンツンしてるけど優しくてしっかり者の幼馴染、それだけで高貴な幻想にも程があるのですが。
メイド出張サービスでそんな彼女と出くわすお話。
あざとく可愛いメイドさんの仮面は冒頭即刻脱ぎ捨てて、御主人様から『あんた』へクラスチェンジ。
山田じぇみ子さんのダウナー気味なロリ声で照れ隠し半分の様なツンケンぶり、聞いててニヤニヤが止まりません。
そりゃあ作中の『あんた』もニヤニヤするでしょ。
懐かしくて気安くなって、時々からかい過ぎて『ごめんてwww』とか。
『あんた』になったり『御主人様』になったり。
からかわれたり甘やかされたり叱られたり。
聞いてて共感性羞恥を覚える程に異性に免疫のない『あんた』を、好き放題弄って楽しそうな咲希ちゃん。
仕事へのたこだわりやちょっと方向性が明後日な原体験とか、いろんな昔話をしながら受ける癒しのサービス。
その名の通り、砂糖をメイプルシロップ割りしたみたいにダダ甘~い時間が過ごせます。
時々耳元でクスクスと甘めの嘲笑や『変な顔www』『だらしない顔www』と言っていただけたり。
あ?今。逆側のお耳も『責め』って?
マゾ気味の諸兄諸姉ならば大変なご褒美になりますね。
耳かき音、オイルマッサージの音はとても気持ちよく力が抜けます。
必聴と言うだけあり、耳のオイルマッサージは本当に気持ちいいです。
ASMRパートのトラックも30分程度と程よく短いのも特徴です。
これは夜がっつり安眠用に使うならともかく、ちょっとした休憩時間や仮眠前などに丁度良いボリューム。
癒しパートは用途によりけり、長ければ良いと言うものでもありません。
こんな幼馴染が居る現実は生きられなかったけど。
人生リセマラなんてしなくても、イヤフォンをさしてプレイヤーのスイッチを入れればまた咲希ちゃんに癒して貰える。
いやぁ、音声作品て本当に良いもんですね(映画評論家っぽく)。
まだ乳首がじんじんした感じのままで書いてます(要らない情報)(気持ち悪い)。
へーどねーさんと言えば乳首責め。
乳首責めと言えばへーどねーさん。
乱暴ではありますが、強ち間違いとも云えないのではないでしょうか。
勿論乳首責めの音声作品は多数存在します。
開発用から、開発が進んだ方用から、乳首だけでイくことを目指すものまで、まさに選り取り見取り。
何時間もじっくり時間をかけて責めるものから、一気呵成にくるものまで。
それぞれにそれぞれの特色、用途、良さがあります。
その中で、へーどねーさんの作品は30分から1時間程度という短時間のものが多いのが特徴の一つです。
今作も30分未満というお手軽なサイズ、価格も2020年12月15日まではワンコイン。
内容は、こやまはるさん演じるオペレーターに見られながらアンドロイドに責められるというものです。
オペレーターさんの言葉に傾注しましょう。
授乳体験の筈なのに感じてビクビクしてあまつさえ勃起してしまう情けない姿を優しく叱咤して頂けます。
我慢できない様を赤ちゃん言葉で愉快に嘲っていただき、寸止めもしていただけます。
ちゃんと最後は射精も煽っていただき、幸せにイける欲張りセットでございます。
あれ?なんでこんな丁寧な言葉遣いになってんだ私は……
それはそうと、前提としてある程度以上に乳首の性感開発が進んでて、30分弄り続けても鈍麻したり痛くなったりしない方法を習得してる方向けです。
そこら辺のレクチャーはして呉れません(だってこれは授乳体験音声だから)。
その意味で乳首責め初心者向けでは決してないので、要注意。
未開発の方は別の手段で開発を進めてからの方が無難です
まあ、へーどねーさんの作品購入検討してて乳首が全く未開発の人、あまり多くはないと思いますけれどね。
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2020年11月22日
電子ドラッグと云う言葉は随分昔からありますが、ASMRが人口に膾炙して現実味を帯びてきてる感じです。
シロイルカさんところの作品では、催眠音声に使われる手法を併用してる作品もありますが、今回は催眠要素はなしですね。
今作は催眠要素はありませんが、小石川うにさんの演じる狂気にぐいぐいと持っていかれます。
作品の紹介にもある様に、その狂演はまさに迫真。
開幕から記憶が混濁していい感じに壊れてるユイネ。
ちなみにリスナーである『きみ』もドラッグの後遺症からか、水道や薬瓶の音あたりから聴覚異常が起きてる様子。
ヤクのキメ過ぎでおかしくなったユイネの、穏やかな狂気。
日常会話の様に胡乱で支離滅裂な言動をします。
不穏で退廃的な空気のなか、いつもの様にキメセクへのお誘い。
薬物の幻覚にケタケタと楽しそうに笑う様は、開幕のでろりとした気怠い雰囲気の彼女とは別人の様でいて一貫したブッ壊れぶりが伺えます。
捕食、変身と言う狂気染みたプレイ、その果てに二人が辿り着く境地とは……
私は、残念ながらまだ解脱には至れてません。
ガンギマりまではいきませんでしたが、サイケデリックオナニーとしては楽しめて、ちゃんと金玉空っぽになりました(下品)。
今作は、電子ドラッグとしてシッカリ没入できるのが一番理想的な楽しみ方なのは確かです。
没入できるかできないかで評価が別れもするでしょう。
ですが『キメセクしすぎてブッ壊れた彼女の様子を楽しむ』のもありっちゃありです(まあ本来は『きみ』もブッ壊れてんですけどw)。
キメセク少女ユイネ、この子は近いうちに『ここではないどこか』へ旅立つんだろうな、という死の気配まで想像させる力演はお美事。
ディストーションやディレイやコンプの入ってない状態が聞いてみたいくらいです。
解釈によってはVの姿というのはただの”ガワ”ではなく、つまりVの薄い本で致すのは恰も「ナマモノ」ジャンルで致す様な背徳感とも罪悪感ともつかない愉悦を(オタク特有の早口)。
ぼっち工房さんが『にじそうさく04』で発行した新刊DLsiteに待望の登場。
今回は悟リ巨乳な童〇明……メイちゃんおっぱいや匂いに魅入られたオオカミさん達のお話。
電車内服越しおっぱいコスりつけ射精を敢行したチカン魔オオカミさん、その場で安眠の心音ASMR(←それ絶対に違う)で無力化され、そのまま配信部屋に拉致られます。
既におっぱい奴隷に堕とされてた他の元オオカミさんが搾精されるのを見せつけられながらの焦らしプレイというマゾ垂涎のシチューション。
むんわりと画面越しにも芳しそうなにおいの描写がフェティッシュです。
いろいろとでかいから屹度、いいにおい成分も沢山です。
メイちゃんの台詞回しも「ばふんっ」とか「ずしんっ」と小悪魔的な可愛らしい擬音はなんか「言ってくれそう」な感じもあり、尚更蠱惑的。
シチュエーション的に『音声作品的』なノリに感じてしまうのは、普段そんな作品ばかり嗜んでるから、ですかね……
後編に続く、とのことで。
チカン魔オオカミさんは、果たしてどんなお仕置き(ご褒美)を頂けるのか。大変に楽しみです。
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あむーるΩるーむさんの『即イキ舐めプ娘』第二弾。
前作は何度”わからせ”ても不屈の闘志でメスガキムーブをかます彼女でした。
今作は、スクールカースト最上位のクイーン・ビー属性な強気でツンケンした彼女。
今回も、わからせ、理解らせ、更にWAKARASE!
TR01は御存知(?)即オチ2コマ宛らのDieジェスト……
と思いきや、TR01から豪快な低音アクメをブチかましてきます。
今回は”わからせ”続けるに従って段々と態度が軟化していく過程を楽しめます。
前作の彼女はイキ過ぎて脳細胞が死に戻りしてるのかと思う様な健忘ぶりでしたが、今回はそこまでアホの子ではないみたいです。
その分、一回一回の”わからせ”で次はどんな風に態度が変わるのかな、という楽しみ方もできました。
そしてTR05ではもうすっかり蕩けきって、中田氏をキメられて完オチ。
下剋上、達成ッ!
そしてその後はなんとびっくり、ダダ甘のラブラブ展開ですよ。
『屈してるみたいじゃないの!』て。
もう屈してるよね……?
TR07では『ああ、もしかして壮大なフリでこういうプレイだったの?』と思う程、当たり前の様に羞恥プレイからのおねだりまで逆転してしまいます。
セックスしかしてないけれど、ツンデレヒロインの攻略短編みたいで楽しいですね。
セックスしかしてないけれど!
私は最序盤のツンケンして、やたら刺々しい印象で少し引きましたが、そこは安心の即イキ舐めプ娘。
すぐに「んほぉ」「おほぉ」と低音アクメをキメまくって呉れるのでご安心を。
概ねどこから聞いても彼女はイキまくりなので、好きなタイミングで使用できるお手軽さも嬉しいですね。
そして意外とと言うかキャラ付けからしたら当然なのか、丁寧で真面目で優しい子だったとさ。
あと途中で一度名前が出てきますね。
公表されてない情報に気づいて、何故かどっきりしてしまいましたw
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ほとんどの命が死に絶えた世界で、異国の兵士と出会った少女。
緩慢に死にゆく世界で出会った二人が過ごす泡沫の幸せ。
少女の、最初は少し遠慮がちだけれど段々と見せてくれる人懐っこさや剽軽さが、安らげます。
言葉遣いが割と雑と言うか蓮っ葉な所も、個人的にツボでした。
焚火、踏みしめる雪、遠い雷鳴と降りしきる雨。
そんな環境音は、所謂『ぞくぞく』ではなく安らぎのASMRです。
ぐっすり眠れる、は伊達ではありません。
そもそも焚火と心音と寝息だけで、最初からクライマックスすぎませんかねェ?(寝落ち)
こやまはるさんが演じる役と言えば、張りと艶のある声でよく笑うテンション高めな印象でした。
今作では少し抑え目なテンションながら、元々はそのイメージ通りな子なのかな、という感じです。
他の出演作もですが、張りと艶のある声なのに囁き声の演技が無駄に耳を刺さない、距離感が巧みな方ですね。
今作の耳舐めは、水音多めで圧も強めですが奥までゴリゴリは来ないタイプ。ドキドキしてしまうけれどうっとり眠気を誘います。
一つの毛布の中で感じる吐息や心音、彼女の体温。
冗談か本気か「命の恩人の私を甘やかせ」と嘯く彼女。
傷だらけなのに殺し殺されることしか知らない『あなた』に「全部忘れましょう」と。
その言葉は、多分『あなた』を救ったのでしょう。
甘えんぼうな御主人様と過ごす時は、血と硝煙と死が充溢する戦場では決して手に入らなかった筈。
酩酊したノリで耳掃除をしながら語られる彼女の物語の一端。
彼女は『あなた』に、失くした大切な人の面影を見たのかも知れません。
今作の切なさは、これは望んだ終焉ではない事にあるでしょう。
同時に、滅び逝く世界でも異国の兵士とでも慈しみ合える希望とも言えるでしょう。
終り逝く世界でも、冬の湖やオーロラは美しいのです。
願わくば、二人が辿り着く終焉に安息と幸福のあらん事を。