カナリアンさんのレビュー一覧

ひょんなことがキッカケで旅行がてら狭い一軒家で、そこに住む天知さん演じるヒロインと同棲のような生活をスタートするお話。
作品の特徴でもあり個人的に本作の最も好きなところですが、ヒロインとの日常的なシチュエーションが多く、例えば恋愛ゲームに似たストーリー的な要素が好きな方には特におすすめできると思います。

同棲といっても最初からそうではなく、辺境の土地で対人関係も少ない一人暮らしの日常に変化を与えたいヒロインの要望で招かれているのが聴き手側たる主人公。冒頭はもてなされる側になりますが、主人公の提案もあり、次第に役割を分担するかのような共同生活=同棲のような生活に発展していきます。

日常パートはしっかりとした会話形式でおうむ返しのような台詞も少ない印象で、しっかり没入できますし、癒しの要素もたっぷり。序盤後半以降は日常パートと長めのえっちパートがメインになっていきますが、序盤含む日常パートでヒロインの性格だったり喋り方だったりがインプットされるので、距離感が近くなるというか……そんなところがえっちパートに活きていると思います。

そういった意味では、初回の晩酌シーンが好きです。
ほろ酔いで緊張感がほぐれてちょっと無防備になる、とても可愛らしい様子が楽しめます。ここがストーリー上大きな変化でえっちパートに発展するタイミング。後半のシチュエーションを聴いてから振り返ると、より一層初々しいところが感じられて可愛いです。

可愛いといえば本人は恥ずかしがっているようですが、巨乳でもありながら太ももとお尻の肉つきが良いところでしょうか。こういう会話を入れてきてくれるの、大好きです。

耳舐め大好き!!だけど旦那が許してくれない!!

……そんな欲求不満な義姉が酔った勢いで、耳舐めしたいがために主人公である義弟に手を出して……いや、舌を出してしまうシチュエーション。
とはいえ浮気はダメという前提はあるので、「耳舐めだけならセーフ」という一応の安全ラインを引くものの、次第に歯止めが効かなくなっていきます。そんな伊ヶ崎さん演じる新妻義姉、色気もあってエロくて最高です。

耳舐めだけなら大丈夫……耳舐めしてても義弟がオナニーしてるだけだから大丈夫……
そんなギリギリのラインを渡ってきて、中盤になってから耳だけではなく首、乳首も舐められたうえ、義姉もついに我慢できず一線を越えて手コキでおちんちんの面倒を見てくれるようになるというドキドキ感……!!
本作最大の変化であろうこのシーンが一番好きで、義姉の甘い声に誘われて気分も盛り上がります。

終盤では「妊娠しなければセーフ」と言い出し、こちらを誘惑してくる義姉の艶かしさときたら……とにかく自分に甘く、自分を許し、遂には「一度中出ししたら何回しても一緒」などと言い訳をしながら性欲に溺れていく義姉の様子と、そのシチュエーション、段階的に激しくなっていく耳舐めというプレイがブッ刺さる作品でした。

このような耳舐めに特化したコンセプト、作品自体のシチュエーションや展開はとても良く個人的にも大好きなのですが、発売直後に鑑賞した限りでは音質が良くない印象を受けました。
整音前というか全体的に雑音が乗ってしまっているような感じで、特に耳元囁きや耳ふーだとぼふぼふとしたノイズが目立ちます。離れた距離での会話や乳首舐め・フェラチオの場合は生音感があり、これはこれで好きなのですが、今作は耳舐め特化ゆえにそれだけが残念なポイントです。

今作のヒロインである会社の上司さんが、どんどんとちょろ可愛くなっていくのがたまらない作品。
シチュエーションが進行していくにつれて、ヒロインである猫宮先輩の名前の通り猫撫で声のようなボイスになったり、より可愛らしい反応を見せてくれるのが好き。
序盤から終盤にかけて、こういう程よいグラデーションをかけていく演技がとても良かったです。

初ラブホでもその場の空気に流されても、初回から圧倒的に気持ちいい耳舐めを披露してくれたり、フェラチオするのも積極的。仕事の時はもちろん部下をリードする上司が、えっちの時は逆にリードを求めるなどギャップ萌えを感じる展開です。

なかでも中盤のカーセックスのトラックが好きで、ちょっとした不意打ちを仕掛けてくる猫宮先輩が可愛過ぎました。車中らしく密着感があって、対面座位で声が近い距離感も感じられますし、やっぱりその場の空気に流される押しに弱いところも加速します。
絶頂時にあげる嬌声、声の震わせ方がホント素晴らしくて必聴です。

カーセックス以外でも、社内で隠れてセックスするシチュエーションにおいて見つかりそうになった時、密着して距離がグッと近くなるタイミングはやっぱりドキッとしますね。

全体的な感想として、演技が最も聴きどころじゃないかなと思う一作でした。

ダウナー系の妹から溺愛される作品で、まったりと聴ける内容が多くて良かったです。
単語をひとつずつ繋げるように話す喋り方も多く、そんなところから一生懸命さや健気さが伝わってきます。

1トラックあたりのボリュームも多いので、「01:いっしょにおやすみ (とんとんASMR) 」や「03:いっしょにおやすみ (寝息ASMR) 」は入眠用に最適。こういうトラックが入っているのは嬉しいので、寝ながら繰り返し聴いてしまいます。
こちらのトラックに限らず、作品全体として右耳のウェイトが多めな印象でした。

主にえっちなシチュエーションは中盤～終盤にかけてのトラック。
どの内容にも耳舐めやキス、フェラチオといった何かしらの舐め音がたっぷり入っているので、舐め音好きにはたまらない内容。シナリオ上の射精タイミングがトラックに記述されているのはわかりやすく、気持ち良く抜くのに便利です。
個人的には「06:おくちでちゅぽちゅぽ」で、親フラにも関わらずフェラチオを止めず、おちんちんを舐めながらドア越しの母親と喋るシーンが好き。ヒロインだけでなく母親も天知さんが演じていらっしゃるので、声質の違いに驚きつつ、妹にフェラチオされていることがバレそうなドキドキ感が最高でした。

特典トラックも豊富です。大半は両耳同時の耳ふーや耳舐めで、1トラックきっかり30分。内容によっては結構激しめのものもありますが、「両耳舐め+フェラチオ」などはごちゃごちゃしている感じもなくスッキリと左右の耳舐めとフェラチオの舐め音が楽しめます。

かなり充実した内容だったので、ありがたい一作でした。

2人のメイドからえっちなお仕置きを受ける作品。
メイド達の下着を盗んでいる疑いをかけられた結果、えっちなお仕置きを受けることになりますので、本来なら「えっちなお仕置き?やったー!!」となるところ、そうはこのメイド達が許しません。かなりM度高めの内容です。
特に射精に対する寸止めや焦らしなどが多めなので、そういうプレイが好きな方であれば刺さるシチュエーションだと思います。

今作は前述の通り2人のメイドとのシチュエーションがメイン。
メイド長らしい正統派なタイプと少々不真面目で生意気なタイプの2人なので、ストレートな雰囲気のお仕置き感もあれば、おちょくられているような雰囲気のお仕置き感もあり、その取り合わせが良い感じです。

作品全体としては2時間弱ありますが、やっとの射精は終盤に控えているぐらい。それまではとにかく寸止め、そしてルーインドオーガズムです。
30分弱ほどの長めのトラックも多くメイド2人は多様な言葉責めを駆使して、耳舐めや乳首責めをしながらおちんちんをとにかく焦らし続けてくるうえ、中盤を過ぎてもイかせてはくれないので、作品通りのタイミングで抜くのであれば相当な射精感を味わえるかもしれません……
だからこそその後に用意されている亀頭責めがえげつなく感じてしまいます。

おまけトラック(フリートーク)はやはり最後に聴くものですが、今回は特に先に聴いてしまうと面白さがなくなってしまいますね。
このトラックは作品のエピローグと絶妙に繋がっているような作りになっていて、その為か中の人もテンション高くとても楽しそうでございました。

全体的にシチュエーションが明確でわかりやすく、濃密で量感もあり楽しめます。
何をするにもどこかとどこかが触れ合うことを「握手」と呼んでいることがクセになりそうです。

歌いながらの振り付け練習はボイスドラマのようで、動きがわかるようなSEも丁寧に入っているので臨場感もあります。一応効果音なしトラックも用意されていますが、作品として楽しむのであれば個人的には断然SE有りが良いなと思いました。

中盤以降のえっちパートはざっくり3P→それぞれのヒロインと2P→3Pとメリハリのある流れ。序盤の3Pはどちらかというとヒロイン同士のレズセックスがメインで、主人公とはヒロインそれぞれとのセックスに移る前の前戯パートというイメージ。
このパートのみならず作品全体としてヒロイン同士の会話・掛け合いのテンポも良いので、レズセックスも濃厚な仕上がりで興奮しますし、そこから擬似射精に繋がる前戯パートを通ればヒロインとのセックスの準備は万端になるので、より終盤付近から楽しめるような印象がありました。そういった意味では作品全体に一体感がありますね。

ヒロインであるアイドルは中音域より高め/低めと特徴的で、性格にも個性のある2人。
天知遥さん演じる恋とは、ベロキス・耳舐めによるイチャラブな雰囲気が味わえるのが良く、太もも素股による握手で密着感が楽しめました。
MOMOKA。さん演じる愛は少しクール感のある様子でありながら、恋とのセックスでその愛液と精液でまみれたおちんちんを、少々下品めな音を立てながら吸い込むようなフェラで握手されるのが個人的に予想外で、好きなシーンです。

劇中で練習していた楽曲の完成版も可愛いメロディと歌で仕上がっていて、特典というには勿体無いクオリティ。その他、作品の解像度が上がるような台本などの特典も充実です。

作品タイトルの通り、男性に人権がなくなりペット・家畜として飼われるという舞台設定なゆえ、聴く前は結構酷い目に遭わされる感があるのでは……という先入観がありました。
しかし、いざこの世界に入り込んでみると……2人のヒロインがお世話係として大切に飼われるペットでした。主に世話をされるのは下の方で、よしよし撫でられるのはもちろんおちんちん。

さて2人のヒロインですが、タイプがギャル系の花蓮、そして清楚系の遥とまったく違うのがすごくイイです。もちろん性格も違うし、主人公に対する接し方も違う……個人的にはペットに対する「躾」と「甘やかし」をそれぞれ担当している印象を受けました。
極端にM向けに傾倒しているわけでもなく、かといって甘やかしに傾倒していることもない絶妙なバランスが好きで、これは接し方は違えど「ペットとして可愛がってくれている」ということが2人の中で共通しているところじゃないかなと思います。

中盤以降は3P(と言っていいのか微妙ですが)のシチュエーションへ。
純真無垢な遥が花蓮に色々と教えられて実践するやりとりが良く、特にトラック5～6は個人的に好きなプレイ満載でしたし、嘘喘ぎと本喘ぎの対比も楽しめました。とにかく聴いていて気分盛り上がります。

ペットに成り切りたい人は是非。オススメです。

おおよそ10分弱の1トラックで、クセのないシチュエーションでサクッと抜ける、そんなショート作品でした。

温泉旅行の宿先で彼女とえっちというシンプルな設定。
彼女役である伊ヶ崎さんの演技も、ストレートに正統派な彼女という感じでこちらもクセがなく良い感じです。

おおまかなプレイとしてはローションでの乳首弄りによる勃起誘発→セックス→中出し。乳首責め主体の1トラック作品だとしたらシチュエーションとしては20分弱ほどほしいところしたが、ショート作品ゆえにそこはメインではなく、あくまでプレイの一環といった印象だったので、その点バランス良かったと思います。

実際にこんなことをされてしまったら、落ち着く暇がなくなってしまいそう……というのが全体的な感想です。

家庭教師の先生演じる伊ヶ崎さんのお姉さんボイスとねっとりした耳舐めやフェラチオなど組み合わせは変わらずのエロさ・艶かしさがあり、外堀から埋めていくようなえっちなシチュエーションが展開されていくのですが、最も重要なのはその場所でした。

いつも使っている自分の部屋で、先生から耳舐めやパイズリをされたり。
いつも勉強している自分の机の下で、先生からフェラチオされたり。
いつも寝ている自分のベッドで、先生とセックスをしたり。

そんな日常の場所で、非日常でえっちな行為を行えば……いつも自分の部屋に帰ってくる度「あの時ここで先生と……」と思い出してしまうこと間違いなしなシチュエーションなのです。なんというか場所と記憶にマーキングされていくような。
先生とセックスしたベッドで寝ると考えたらそれはもう思い出してしまうでしょうし、1日過ぎた程度であれば先生の残り香だってあるかもしれませんから、そうなると悶々として寝られなくなりそうです。

本編後のことを想像してしまう、そんなシナリオがこの醍醐味なんだと思いますし、主人公目線に立ってそんなことを考えながら聴くととても楽しめる作品でした。

また、サキュバスものの作品は数多くあれどラストで正体ネタバラシは珍しいですね。
もう逃げられない感はもちろんのこと、主人公目線からすると最初に言われるよりも驚きがあり、それまでの先生との行為がより記憶に残るようなインパクトもあると思うので、一番最後に持ってきたのは大いにアリだと思います。

自分のオナニーを見せつける、配信シチュエーション作品。
好きなジャンルのひとつですが、もうひとつの好きなジャンル飲酒・酔っ払いの要素もあり、それが複合しているという個人的に美味しいとこ獲りな内容でもありました。

導入部は配信時に送られてくる視聴者のコメントやその反応を酒の肴にしているような雰囲気。
そんなコミュニケーションもそこそこにいざオナニーを始めるOLさんは絶倫の特性もあるようで、とことんド変態でした(もちろん褒め言葉です)。

配信に対するコメントへのリアクションを中心とするセリフ周り、大袈裟すぎないオホ声、そしてローターやディルドの駆動音や体の動きに合わせて椅子や床などが軋む音……それらが混ざり合って配信者であるOLさんの部屋などの空間をはじめ、妙にリアルで生っぽい演出がされていて、とてもドキドキしながら聞き入りました。
特に「イグイグイグぅ!!」と、濁点混じりのイキ声がお気に入りで、聞く度にストレートに反応してしまいました。

おまけトラックの耳舐めは耳が溶けそうなほどのトロトロ具合が気持ちが良く、ささやき淫語もたっぷりなので、そういう好きな方にもオススメな内容です。