午後s recensionslista

ラブラブカップルが彼氏の意向で寝取らせに手を出して彼氏に事後報告をするものの,次第に彼女が快楽に堕ちて彼女の意向の寝取られに変遷するという寝取らせ報告の王道のような内容です。

特筆する部分は
・彼女が俺っ娘であるところ
・いい意味で俺っ娘らしくない彼氏への彼女の愛情の深さ
です。

俺っ娘なのに彼氏への愛情が深いので,通常のカップルに比べると寝取られ感がより一層深みを増します。

また,音声作品なので堕ちるまでのステップは決して多いとは言えませんが,彼女の深い愛情とその変遷がうまく表現されているので,作品内で直接は言及されていない間男と彼女の情事に対する想像と焦燥感を掻き立てられます。

舞台設定と主要人物の描写が秀逸で、「間男に嫌々ながら身体を許さなければならない高貴な女主人公」が見事に演出されている作品です。

女主人公を操作するNTRや快楽堕ち系のゲームは、ともすればプレイヤーの手で主人公をどんどんビッチにしていかなければならない作品が多いですが、本作は女主人公を快楽や堕落に徹底的に抵抗するように操作することができますし、それでもなお実用性の高いHシーンが用意されています。唯一残念な点は処女喪失シーンが不可避で処女プレイができないことです。しかしながら、本作の女主人公は処女を失ったぐらいで心が折れるような軟弱な人物ではないので、それでも充分に楽しめました。

女主人公が簡単に快楽堕ちするシナリオに辟易されている方には是非手に取って頂きたい作品です。

いわゆる「使える」シーンまで読むのはかなり時間がかかるので、平日の夜に「今晩抜きたい」とプレイを開始するのはおススメしません。しかし、時間がたっぷりある日なら最高の快感を提供してくれるでしょう。

長尺のストーリーが、主人公とヒロインの誠実さと、主人公とヒロインの幸せを願うサブキャラ達の心理を、丁寧に描写しています。

だからこそ、身体を許すことになってしまうヒロインの葛藤に共感することができますし、寝取られる主人公の悲哀と、寝取る人物の達成感が、より色濃く仕上がっています。

寝取りものとはバレつつも、誰が誰を寝取るのかが分かりにくくしてある点も良かったです。

正義の味方をより効果的に辱めるガジェットリョナがある点は素晴らしい。
ジャンルはNTRというより脅迫からの凌辱。

後半はアヘ顔系の描写が頻出し、ストーリーも長くはなく、あっという間に堕ちるので、そこらへんに違和感がない人向け。

陵辱に屈しない高潔なヒロイン達が悪と戦う真剣さと、ローグライクの緊張感が高いレベルで融合した作品です。

これぞ真の敗北陵辱ゲーといった感じ。ヒロインが容易に快楽堕ちする陵辱ゲーに飽きた人には是非手にとって欲しい。

ヒロインが兎に角かわいく、そのヒロインに尽くす主人公とのラブコメは感情移入しやすく微笑ましい。舞台設定も簡潔ながら破綻なく練られていて感情移入しやすい。
中盤からは往年のメーカー、ソ○アを彷彿とさせるアニメーションが堪能できる。

処女のままクリアしましたが、破瓜を伴わないエロイベントが豊富で貞操を保ったままでも実用性が高いです。
また、各種のセックスイベントは処女/非処女によってセリフがちゃんと変化することもポイントが高いです。