SNSなどでこの漫画のコマの画像をやたら見かけ、しかもそのコマだけでも名作ギャグマンガくらいの面白さがあったので、つい気になってとりあえず読んでみたらこれがギャグがメインじゃないし、ストーリー展開がとんでもなく面白い。
正直、シリアスなギャグをメインにして終わる一発ネタタイプのギャグ漫画かな?と思ってさっと読み終わる予定でしたが、
想像以上にハラハラする展開、そして濃厚なバトル、魅力が天元突破したキャラクターばかりで、結局、最新刊まで読みました。
ざっくりとしたあらすじですが、
そもそも極道、忍者は宿敵、お互いを殺しあうほどの存在である。
ひょんなことから忍者のシノハ、極道のキワミの二人が、本当は敵同士であるということを知らずに、私生活で心から仲良くなります。
しかし裏では、忍者と極道の抗争にケリをつけるため、どんどんと抗争を激化させていくキワミ……、忍者ゆえに戦地に飛び込み戦うシノハ……、それぞれがお互いの大切な人を殺しあいながら前に進み続ける。
お互いのことをいつ知ってしまうのか、いつだれが殺されてしまうか、この二大勢力の結末は……、といった気になるところが多すぎるよくできたストーリーです。
そんな感じでもやはりきちんとギャグシーンはあり、某北斗のモヒカンたちのようで、モヒカンたちより残忍な極道がめちゃくちゃ被害者ぶるシーンでは倫理観の欠如の著しさがやばすぎて笑いました。
しかしそのあとの展開などできちんと硬派な漫画に戻るので、メリハリがあるからこそのギャグって感じでよくわからないですがかっけぇ……と思いました。
思ったより硬派な漫画でありながら、期待通りのギャグも満載、久しぶりに思いっきり好きな漫画ができました。
本当有難っした。