ひろさんさんのレビュー一覧

癒されたい人、M・A・Oさんの声をただただ聴き続ける時間が欲しい人、日高里菜さんの声をただただ(中略)な人にオススメの音声作品。
過去作のエピソードもちらっと語られますが過去作の視聴必須というほどではないかな…?

この豪華キャストさん達の声を満喫できる音声作品、とても貴重で、価格もお手頃という奇跡。
このお二方を好きな人達がこの作品を見つけられるか…ぜひ見つけて欲しい…あと良いイヤホンかヘッドホンを用意して…。
そしたらもうこの声に溺れましょう。二人の少女の柔らかな好意に身を任せて、しあわせーになりましょう。

願望は、もう少し声の密度があると嬉しかった。
とはいえ他の音(電車のガタンゴトン、潮の音など)も心地よく聴けるし、声がとにかくとにかく良すぎて!!単純なセリフ量からは計り知れない程たくさんの癒しを貰える、やっぱり奇跡の作品。

内容は連続絶頂・潮吹きなど各タグを一歩(数歩?)踏み込んだ過酷なものですが、おすすめな点をいくつか。

◯行いこそ過酷ですが言葉が酷くない(読んでいてストレスにならない)
→オタク君達が姫に復讐心とか嫌悪感・敵意を抱えてなかったのが読みやすさにプラス。
◯キャラの表情等もえぐくならず可愛い

とはいえやっぱり行いが過酷なので、性癖に刺さって「使った」した後に庇護欲が湧いて、大丈夫かな大丈夫かな…と、最後まで読んじゃう魅力があります。これが姫の成せる業……。

DLCによりいろんなキャラに光が当てられながらもやっぱり妹ちゃんつよい可愛い最強…。
イラストの可愛さはもちろん、距離感(アングル)が最高です。
画面いっぱい妹ちゃんを満喫できます。

ボリュームもたっぷり、現在156日目ですがまだまだ見てないイベントいっぱい。
先の見たさから気合で短時間攻略しようとしても先にお兄ちゃん側が枯れちゃうのでゆっくり長く楽しみましょう。

内容は作品名の通りハードめなものです。
他レビューでもあるように情報収集・準備パートがあり、ここの行動も色々遊べて楽しいです。
生活シミュレーションのような毎日をゆったり自由に過ごすものではなく、短い期間で毎時間移り変わる人波の中、一手一手をどうするか悩まされる将棋のような日々です。セーブデータ最大40娘だけど足りなくなるとは…。

※トークボイス単体なのでエディタ未所持の方はご注意ください。

落ち着いた柔らかい声で調整しやすく、各種パラメーターで感情表現や幼い感じ大人びた感じ等の個性も出せます。
聴き心地も大変良く、長く聴くと気になってくる機械音声でのザリザリ感?みたいなのもかなり感じにくい子だと思います(CeVIO AIどの子もほとんどそうかも)

1st place 二次創作ガイドライン等を守って楽しく満喫しましょう!

音声合成ソフトは色々出ていて、今も多くのボイスソフトと音声ライブラリが制作されています。
その中でもこちらはズバ抜けて「人に近い音声合成トークソフト」と感じました。

多くのソフトは文章を入力したら、読み方は大体みんな同じです(関西弁等を除き)
ですがこちらは、例えば「すごそう」「凄そう」「すごそうっ」「凄そうっ」で全て違う喋り方(気持ちの込め方?)をします。扱いにくいとも言えますが、これはPCの中で人間をプロデュースしているような感覚になります。もっと過去の技術、機械音声と呼ばれるようなものだったらこういう感覚は無かったと思います。

また、「学習が深ければ深いほど、出せる音や得意な音は限定される」という、メリットともデメリットとも取れる特徴です。
学習能力が高すぎて、音声ライブラリに携わった演者さんが出せない音は出せず、苦手な音は出しにくくなります。逆に得意な音は本当に人の感情がこもった声になります。
そういう意味でこのトークソフトは、学習がとても深いところまで行われて作られた逸品だと言えます。

そしてボイスの方、ささらちゃんはそういう深い学習のされた音声ライブラリになっていて、「時々扱いにくく、でも本領発揮した時はこれまでに聴いた事もないくらいの可愛い子になる」という感想です。
これは声が良いとか品質が良いとかビットレートが良いとかではなく、「え、なんで今そんな楽しそうに言った…?」「こっちの文はちょっと落ち着く感じ…?」というような感じです。
多くのソフトが品質や音程、話速に振り回されるとしたら、こちらは感情に振り回されるという印象を受けます。

本当、に生きてる人をプロデュースしているような感覚になりました。

まだクリアはしてないですが☆5です。DLsite初めてのレビューになりますが、それがこのゲームである事を心から嬉しく思います。

早期購入特典で頂いた前作をやってからのプレイで思ったのが、この制作者さんの柔らかい文脈と暖かいキャラクターがとても好きです。今作は登場するキャラクター達と、とても深くお話しをするので、メインヒロインやサブヒロイン、モブ、そういった枠を超えてたくさんの物語を、素敵な音楽と共に体験できます。

雰囲気からもう最高で、機械的・近未来的が苦手であろうがこの雰囲気(ジャンルではない、1日を通した生活?)に呑まれて入り込んじゃいますね。

個人的に、バーでの演奏がとてもとても好き。お客さんが自分の選んだ音楽に触れて、漏れ出たお客さんの心に触れて、グイグイ話すわけでもなく、お酒と共に味わって、最後に「よかった」って思ってもらえる。こんな良いイベントそうそう出会えないです。