茄子尽くしさんのレビュー一覧

シシィの助力で、ついに自らの呪いについて知るきっかけを得た主人公

しかし、その書物をもってしても、わかったのは「呪いを受けて生まれるのは、高貴な身分のみ」という事実のみ…

どうやら、忌み人と言われる呪われた子供は、王家が隠してしまうゆえに、その研究が進まないのだろうと、この書物の筆者は考えたようです

たしかに、やんごとなき身分のみが発症するなら、王家が隠すのも容易でしょうね

そういえば、盗賊のロックピック的な道具って、ウィザードリィではあんまり記憶にないかも…?
もしかしたら、そういう道具が登場するシリーズもあるんだろうか?

それにしても、あのイアルマスがこんなにララジャに過保護になるとは…

まるで父親のような見守りっぷりですが、そうするとアイニッキがお母さん?(笑)

そういえば、ウィザードリィ世界では、NPCの血縁関係とか、あんまり考えたことなかったな

それにしても、ララジャはどんどん成長していきますね
一応の主人公はイアルマスなんでしょうが、なんというか、ララジャが影の主人公って感じがしますね
独白パートも多いですし

盗賊ジョブでこれだけ戦えているということは、すでに、冒険者の中ではかなり上澄みの方にいる気がしますね

しかし、善か悪の冒険者しか入れないダンジョンの問題で、中立がOKなのは、ウィザードリィ算が過ぎる(笑)

新キャラは可愛い女の子!!やった!!しかも巨女かッ!?

身体のあらゆる部分がデカいカノジョは、そのガタイでなんと魔法使いっぽい出で立ち
このギャップが堪らねぇぜ!

しかもボクっ娘だと…!?
ずいぶんと、今までの暗いイメージからかけ離れた新キャラが登場したものだ…(笑)

対するイアルマスたちのサイドでは、相変わらず熾烈な戦いを繰り広げていましたが、「防御力が高いことを防御が低いという」という、アーマークラスネタでフフッとなりました

父親の仇として、幼馴染の先生を追い詰めたヒロイン

しかし、幼馴染の先生がかばっていたのは、ヒロインの父親その人だったと言います

そんな話は信じられないといった様子のヒロインは、幼馴染の先生がひた隠しにしていた、動画を見てしまうのです…

そこに収められていたのは、ヒロインの父親の、部員への暴行の一部始終

たまらず飛び出したヒロインは、幼馴染の先生を突き飛ばしてしまい、彼は頭を打って…?

最後まで、なんとも救いのないお話でしたね

ゴーレムマスターの敵との交戦に入った主人公

ゴーレムは強力というか、その有用性は、かつてアイテム使いの人形戦で思い知ったところでしたね

しかしこのゴーレム、アイテム使いの人形たちと比べると、精密動作性に難があるようなので、おそらく数段劣る相手のようですね

となれば、クランマスターが出張ってくるのは必定なわけですが、ダンジョンに対する解像度の違いで、交渉が難しそうなのが困りますね

刻一刻と迫る、憧れの女性の死の時

主人公は連続殺人鬼に誘われますが、友人の龍也くんは、もう潮時だと諭します

ここまで付き合ってくれるだけでも十分いい友達だと思いますが、そんな彼を信用して、初めて助けを求める主人公の姿はなんともエモい…

「面白いことのためになら死んでも良い」
そんな龍也の答えは、きっとずっと前から決まっていたんでしょうね

殺人に忌避感のない殺戮マシーンに育てるために、革命軍にさらわれた孤児のロイド

今のロイドからは想像もできませんが、訓練生同士での殺し合いすらもあったという過酷な環境で生き残ってきたロイドの苦労は、察するにあまりありますね

ヒロインの境遇も地獄そのものでしたが、ロイドの境遇もまた、違う形の地獄だったということで、そんな2人が出会ったことに、運命的なものを感じますね

ヒロインの過去は初手から明かされていましたが、ロイド側の過去は初出ですね

ロイドにも暗い過去があったのはわかっていましたが、ヒロインにだけ話したいというセリフにはグッと来ましたね

どうやら彼は、物心付く前に、馬車の事故で両親を失っていたようですが、つまり彼には、両親に関する記憶がほぼないということ…

そして、引き取り手のなかった彼を拾ったのは、国家転覆を目論む、革命軍で…

主人公たちは奇策によって、女真族を退けてみせましたが、それが半端な希望となって、王の考えを鈍らせたようです

主人公たちの活躍を希望として奏上した臣下と、それを受けて講和に進むか決めるには早いと、問題を先送りにする愚王

そして、識者として招かれた主人公の"ちょっとした"嫌味にキレる、無能な役人

王こそが国とか言う妄言を本気で信じているアホは、滅びるのが必定でしょう