HDMIさんのレビュー一覧

少し前に流行った某ローグライトゲームをベースとした作品。サバイバー的なローグライクにタワーディフェンス的な要素が加わっており、シンプルながらも面白くなっていた。1回あたりのプレイ時間もやや短めになっており、回数をこなしやすくなっている。若干エロ部分のボリュームが少ないが、ドットの品質は非常に高くなっているため不足感は感じにくかった。

大センカにキャラクター、アイテム、謎の視点を追加する作品。本体の作品がないと意味がないとはいえ、このDLCで増加するコンテンツ量を考えれば破格と言える。追加されるキャラクターは本編キャラに劣らない個性があり、プレイ感、ドット絵両方が新鮮であった。追加されるアイテムによって若干ゲームバランスが変化しているため、クリア済みのキャラクターでも十分楽しめるだろう。

この作品の特徴として、全体として後味がよくないことがあげられる。全体としてどこかが歪んていて、だけども壊れきっているわけではないトランプタワーのような不安定さを持つ作品が多い。この不安定な余韻が各作に深みを生み出しており、単なる純愛、無理矢理ではない独特な雰囲気を生み出している。リアルとデフォルメのいいとこ取りのような画風もこう言った作風にかなり合っていた。

魔物を発情させる呪いを受けた女の子のアクションゲーム。ゲーム性は割とシンプルだが、豊富な武器種、ちょうど良いゲームバランス、軽快な操作感によってストレスに感じる要素は少ない。cgはアニメーションでありながらかなりのバリエーションがある。シンプルなゲームでありながら量と質の両方が高水準となっており、安定した面白さのある作品であった。

正統派お姉ちゃんタイプ、生意気ツンデレタイプ、初心者おっとりタイプの王道三人衆に全身を幸せにしてもらえる作品。音声作品の方は全トラック通して全員が登場し、逆に動画は3ヒロインで分かれている。ヒロインが3人いるため、ヒロイン同士の掛け合いも多く、キャラクター性に厚みが生まれている。いわゆるハーレム感の高めな作品であるため、キャラ個人というよりはシチュエーションが好みな人には特におすすめできる。

妹を愛し妹に愛されるゲームのDLC。
追加要素は主にストーリーや既存のシーンへのCGの追加など、幅広いものとなっている。特に後者に関しては、違和感なく馴染みすぎて、新規要素なのか追加要素なのかわからないほどであった。
追加ストーリーでは妹以外の本編同様サブヒロイン達がメインとなっていて、深いキャラクターに掘り下げやHシーンの追加などが行われている。戦闘難易度も本編よりやや高めであるので、人によっては多少のステータス上げが必要になるかもしれない。
地味に嬉しい要素として、イベントを見返す機能が追加された。一度限りのイベントを何度でも見れるようになったことに加えて、枠の空きからどのキャラクターのイベントを見られていないのかがわかるようになった。

シリーズどころかwhispさんの全作品の中でもトップクラスに人気な染井吉野ちゃんと2人っきりで温泉に行っていろんなことをする作品。前作までの客と店員というよりは2人の人間同士といった関係性になっており、距離感はかなり近くなった印象を受けた。耳かきパートはストーリーとは切り離されてしまったものの、その分睡眠に使いやすくなって一長一短である。

タイトルを見ればわかる通り、とにかく属性とシチュエーションを詰め合わされた作品。全ての属性が刺さっている奇跡の人間か、全てを受け入れる悟りを開いた人間くらいしかおすすめはしにくいが、この作品を機に新しい性癖に目覚めるのもいいかもしれない。とはいえ、全体としてのクオリティは高く、価格に対してボリュームも大きめなので、そう言った点においてはおすすめできる。

和風の多様な少女たちが、耳かきをしてくれる春乃撫子シリーズの8作品が入ったパック。タイトルにコンプリートとあるが、実際にはこのパック以後にも新作が出ているため、カバーできていない作品があるので注意。とはいえ、パックとしてのボリュームは十分で、耳かき好きとしてはたまらないものとなっている。いつものwhispさんの作品と比較してエロは控えめだが、耳かきを中心としたシリーズとしては本題から逸れすぎない、ちょうど良いエッセンスとなっていた。

いろんな小さい子たち癒され、甘やかされる神待ちシリーズのコンプリートパック。耳から股間までの全身を自分よりもかなり小さな子たちにお手入れしてもらうのは、冷静になればものすごい背徳感を感じるような事案ではあるが、それぞれのヒロインの圧倒的な母性によってその背徳感は覆い隠されている。難しいことをすっ飛ばして、とにかく癒しを求めている人におすすめ。