華深さんのレビュー一覧

同名エロゲのアニメ化作品。
催眠能力を手に入れた主人公が、その力である国の王妃や王女たちを手籠めにしていく物語。
とはいっても「なぜ、そんな力を手に入れたのか」「どうやって王族に催眠をかけたのか」などのストーリー部分はほぼ語られず、4人のヒロインをひたすらに犯しぬく、割り切ったストーリー展開。
限られた尺の中で長々と設定を語られるよりは、その方が正解といっていいだろう。

作画は大きく崩れることもなく、むちむちの肉体を誇るヒロインたちを徹底的に攻め立てる。
どのキャラも魅力的だが、やはりメインヒロインであるファラーシャとの行為がお気に入り。

昨年発売の某美少女プラモデルを原作とした一冊。
元となったキットのギミックをうまく物語に落とし込んでいるという点で、まず感心させられる。
プラモデルと比べると若干頭身が低く描かれているように思われるが、きりっとした表情のヒロインが触手鎧にまとわりつかれねちっこく責められて蕩けていく姿の美しさは、コミックならでは。
プラモを知らなくても楽しめるし、キットを知っていればさらに楽しめる、満足度の高い作品。

シチュエーション的に原作ゲームの第1作を元にした二次創作で、本編を補完するかのような内容。
まだ心までは堕ちていない時期を描いており、最初は悔しそうな表情をしつつも改造されきった身体は逆らえず、次々と屈強な男たちの相手をさせられ攻め立てられるうちに、語尾にハートマーク付けて否応なくだらしない顔を晒してしまうユキカゼの姿が大変魅力的でした。

サンプル画像で低難易度RPGと謳われている通り、勝ってグッドエンドに向けて突っ走るのも、負けてエロエロな展開に突っ走るのもスムーズなRPG。
快活な新米女騎士のラティが催眠にかけられエロいことをされるのだが、ラティに催眠を仕掛けてくる村人たちも妙にサッパリとしたキャラクターが多い。徐々に催眠が深くなり、気づかないうちにラティはもう引き返せないところまで催眠を掛けられてしまうものの、ゲーム全体の雰囲気は決して暗くはならない。
そして本編とは直接関係ないのだけれど、全クリア後に回想部屋で読める作者からのメッセージが面白かった。
本当に同人ゲーム製作者の方々には頭が上がりません……!

前作では敵として立ちはだかり「ぬきたし2」で攻略ヒロインに昇格したSSの面々や、「2」からの新キャラに関する設定がフォローされた、設定資料集第2弾。
「ぬきたし2」の1との大きな違いは魅力的なサブキャラが増えたことだと思っているので、サブキャラもばっちり紹介されているのが嬉しいところ。
美麗な一枚絵の中で見逃してしまいがちな何気ない部分にも様々な裏設定やエピソードが秘められていることが明かされ、製作陣のこだわりを感じられてまた本編をプレイしたくなる、良質な資料集です。

そのタイトルと設定に引き付けられること請け合いの名作エロゲ、「ぬきたし」のお疲れ様本。
ゲーム中のCG(一枚絵)などは収録されていないものの、劇中で語られなかった裏設定や没になったアイデアの数々が収録された、読みごたえのある設定資料集。キャラクターの初期デザイン案なども掲載されており、とくに美岬は開発初期の没になったバージョンと実際のゲーム中での違いにあぜんとなること間違いなし。
ファン必読の1冊といえます。

既にほかのレビューでも指摘されているが、やはり様々なモンスターに転生していくという育成要素、その発想が面白い。

個性豊かなビジュアルのヒロインたちのアニメーションが拝める戦闘が大きな見どころで、体力の減少に応じて衣装破壊されていくのが、地味ながら良かったポイント。
物語は悪の道に落ちていく前半と、ヒロインと仲を深めていく後半の2部構成で2度楽しめた。
シナリオ的にもエロ的にも若干ボリュームが物足りないか?と感じてしまったが、それはこのキャラクターたちの物語をもっと見たい、もっと色々なシチュエーションでエロいことしてみたい!と思わせる魅力的な題材だったがゆえのぜいたくな悩みであろう。
シナリオでけっこう良い役回りをもらっており、気の強そうな表情がぐっとくるハンターが一押し。

「淫烙の巫女」のスピンオフ作品である「淫烙の巫女NTR」を一本にまとめたタイトル。
元作品とはイラストレーターもキャラデザも変わっているが、「淫烙の巫女」のキリッとした巫女姿とは打って変わって、表情・髪型・衣装も柔和な雰囲気が増したデザインになったことで、遥というキャラクターの成長を感じさせる。
そんな遥が剛蔵の攻めに次第に屈し、徐々に蕩けさせられていく表情の変化が本作の随一の見どころ。
元作品を知らずとも、本作単体でNTRものとして楽しめる出来栄え。

のちにNTRもののスピンオフが出ることになる淫烙の巫女シリーズだが、初代である本作はNTR要素やや薄め、多彩なシチュエーションで巫女を落としていく。敵役である鬼は幼馴染に取り憑くので、異種ではなく人間相手のシーンが多い。
メインヒロインの遥は学園をはじめ様々なシチュエーションで犯されるため、衣装も多彩。個人的にはサイズ違いの水着を着せられてのシーンが滾った。
遥のシーンがHシーンの多くを占めるので、サンプルのビジュアルを見て遥にグッときたなら十二分に楽しめるだろう。

TinkerBellのその後の方向性を決定づけたと言っても過言ではない、触手エロゲシリーズ第1作。

ヒロインたちの可愛らしさと凛とした雰囲気を両立させた立ち絵で軽妙に進行する日常シーンから一転して、
妖魔の手に落ちた後のHシーンでは、ハードな攻めによって立ち絵からは考えられないほどの乱れようを晒してしまうギャップが印象的。
CGは体にまとわりつく「汁」と「汗」の描写が美しく、今なお色褪せない魅力を持つ作品。