Nanakaさんのレビュー一覧
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いちおし作品
2022年10月24日
おねだりを無視してご奉仕させまくって、彼女の理性をゴシャゴシャにしよう!!
ということで、前半はひたすらご奉仕の命令。キス、乳首いじり、手コキ、フェラ。大好きな彼氏に色々させられてうずうずしてきた桜ちゃんは恥ずかしいおねだりもしますが心を鬼にスルーして、都合よくご奉仕させ続けると「もー、仕方ないなぁ」と付き合ってくれていた桜ちゃんもとうとう我慢の限界!! いつも真面目な女の子が気持ちよくなることしか考えてない姿をさらけ出してしまいます。
ご奉仕しつつも「いつもならリードして触ってくれるのに」と何度もおねだりする桜ちゃんから、「先輩が悪いんですからね!」と襲いかかってくる理性ゴシャゴシャ桜ちゃんへ。しばらく会えてなくて最初からそこそこムラムラしていたのでしょうか、普段の真面目な顔では言わなさそうな少し下品な言葉遣いに変わるのも注目です。
とはいえ「大人しい子が本能えっち」とかいうとギャップエロでめちゃくちゃ激しいセックスに下品で大きな喘ぎ声みたいなのを期待する人もいるでしょうが、そういうタイプではないです。桜ちゃんはじっくりねっとりが好きらしく、大人しいモードでのご奉仕の落ち着いた空気からドカンと雰囲気が変わるわけではありません。ただ彼氏への態度や言葉遣いはバッチリ強気でスケベになります。
聞き手はどんな女性とも即ホテル即中出しのマジカルチンポ持ちモテ男であり、昔犯して虜にしてポイしたヒロインと再会してまた関係を持つというシナリオ。最初から最後までひたすら「あなたはどんなメスでも服従するしかない最高のオスである」ということが語られ、優越感たっぷりなのが特徴です。
ヒロインのJKちゃんはタイトル通りまじでちょろいです。というか昔にもう完落ち済みだから「ちょろい」どころじゃありません。そしてタイトルのように強がれてる(?)のはトラック1だけで、それ以降はもう完全に都合のいいメスですね。
とはいえイラストのようなオナホ扱いの激しいセックスはトラック1だけで、トラック2以降はイチャラブ重視でヒロインに誘導されるセックスになっています。ひたすら優越感を煽ることを囁かれ、種付けを懇願され、ぴったり密着キスハメする。クール?知らない子ですね・・・。
特にトラック5はキス中心のゆっくりセックスでとても甘く、イチャラブとしては素晴らしいのですが、買う前にイラストを見てイメージするのは激しいセックスでオホ声をあげるトラック1の方だと思うので注意が必要ですね。女の子を都合よく使うというより、都合のいい女の子に愛を囁かれまくる作品だと思うといいかもしれません。
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人見知りでいつも自分の後ろに隠れている妹系ロリ幼馴染と、恋人になってたくさんイチャイチャして一生懸命背伸びご奉仕してもらう。そんなシンプルイズベストとでも言うべきオタクみんな好きなストーリーを、商業ゲームの参加経験も多い小波すずさんにアニメやゲームのようなわかりやすくかわいいキャラクター声で演じてもらう。もうめちゃくちゃ直球勝負で萌えさせてくる作品ですね。この令和の時代にキュンキュンのキャラソンを浴びせられるとは思いませんでしたが、制作陣のキャラクター愛を感じられて良かったです。
ヒロインのスピカちゃんは「守られるばかりじゃなく対等な関係になりたい!!」と、勇気を出してわがままを言ったり気持ちよくさせたいとご奉仕してくれたり、がんばる妹系幼馴染のかわいさをぎゅーっと詰め込んだような女の子。
そして震え声で告白、ファーストキスから初めてえっち、一緒に腕を組んで帰宅、朝からベッドに潜り込んできてえっちと、スピカちゃんとえっちでもえっち以外でもいっぱいいっぱいイチャイチャできる構成です。トラック3なんて前半分ずーっとキスしてますからね。
ファーストキスで幸せいっぱいになるスピカちゃん、お願いしようとしていや恋人だからと強気に言い直すスピカちゃん、オナニーの邪魔をされて恥ずかしがりつつも気持ちいいを優先しようとするスピカちゃん、とにかくかわいいの描写がめちゃくちゃ丁寧です。
ご奉仕してもらうのが作品テーマらしくプレイはほとんどスピカちゃん主導です。精一杯ご奉仕するスピカちゃんを受け止めてあげると言えばより正確でしょうか。控えめだったスピカちゃんがお兄ちゃんのためにといっぱい舐めて、いっぱいおねだりして、いっぱい動いて、いっぱい気持ちよくしてくれる。対等な恋人としてちょっと強気になったり、えっちにはまって頭のなかピンク色だったり、最初から最後までニヤニヤさせられるシーンでいっぱいです。
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引きこもりの妹を心配するからかい好きお姉さんと、立派な姉さんを尊敬するツンデレ妹ちゃんに挟まれて、半ば強引に左右から甘えられるというシナリオ。取り合いされているようにも譲り合いされているようにも思える難しい立場に置かれつつ、お姉さんにからかわれたり妹ちゃんとささやき声でお話ししながらゆったりまどろみます。
お姉さんは同級生である聞き手くんを「少年」呼びする大人びた人物であり、胸を押し当ててきたり耳元に熱い吐息をかけてきたり、色っぽいいたずらをたくさんしてきます。一方の妹ちゃんは距離ガバで、めちゃくちゃ近くにくっついてささやき声でしかお話ししません。そしてすぐに耳を舐める。声優が耳恋なかさんということで吃音ちゃんを思い出す方も多いでしょうが、あの子がさらにツンケンしながらくっついてくる感じをイメージするとぴったりです。
お姉さんによる温かい耳ふー・耳舐めと妹ちゃんによるゴリゴリ耳舐めを中心に作られている本作ですが、それ以上に二人との会話に魅力を感じました。妹と聞き手くんを半ば強引に仲良くさせようとしつつ、その姿を見て両方に嫉妬するお姉さん。聞き手くんのことが気に入りつつも、大好きな姉さんを取られたようで素直になれない妹ちゃん。ときどきぽそぽそと話してくれるだけなのに、作品を聞き終えるまでもなく姉妹それぞれの、そして二人の関係の魅力がいっぱい伝わってきます。そしていつもの通り間が絶妙なので、耳を傾けているうちに途中ですっと寝ちゃってなかなか最後まで聞けないという。
最後に欠点を挙げておくと、その位置にいてその姿勢は難しくないかというのがときどきありますから、そこが気になる人は集中できないでしょう。二人に挟まれるシチュの難しいところですね。
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庭先のテントで鈴のような虫の声を聞きながら、ボクっ娘の妹とだらーっと、ぼーっと、まったりとした時間を過ごすだけの30分です。ストーリーより癒し重視で、ほんとに30分間ずっとほのぼの過ごすことができます。
ちょっと内気な義妹にいつもは少し遠慮しちゃうけど、二人だけのゆったりした今はなんだか自然に話せている気がする。そんな何気ない会話を挟みつつ妹に耳かきをしてもらいます。
三連ループ型の耳かきを使用しているらしく、バネがしなるような独特な金属音が聞こえて新鮮でした。また引っ込みがちな妹ちゃんのキャラクターに沿った、かなり丁寧な感じのある耳かきなのも良かったです。
引きこもりがち控えめがちな妹ちゃんだけど、家の中ではもぞもぞ動いていてなんだかんだ色々しているようで、近くにいる兄としてはときどき今なにしてるのかと声をかけたくなる、そんな感じがとてもかわいいです。
本編30分に加えて声優であり制作者でもある音枝優日さんによる、どういうことを考えながら作っていたか話をしながら耳かきする音声が20分近くあります。こちらは通常の綿棒による耳かきで、癒しの時間という意味では本編その2みたいなものです。私は音枝優日さんのサラサラした声がとても好きなので、音枝優日さんの耳かき音声2パターンという感じでお得感がありました。
聞き手(にぃに)のことが大好きなるるちゃんが、お風呂に食事にえっちまでなんでもお世話をしてくれる作品です。サンプルでは聞き手が求めてしている印象も受けますが、実際のところすべてのお世話はるるちゃんが自発的かつ過剰気味に、そして決して無知ではなくそれがえっちなことだとわかっていながら「大好きなにぃにを気持ちよくしてあげたいから」としてくれます。「そこまでされたら男として最後までするしかないわ」って誘導される感じの凶悪な誘い受けロリです。
ママと言っても赤ちゃん言葉だったりはしないし、えっちな女の子ですが喘ぎ声は控えめで、ずっと丁寧な囁きと耳舐めの印象が強いです。淫語はトラック6を除けば少なく「おまたの穴」のような子供っぽい表現を使いますが、逆に擬音をいっぱい使って射精を促してくるのが特徴的です。みもりあいのさんのロリボで囁かれる「びゅーっびゅーっ」「どぷっどぷっ」の破壊力は凄まじく、また擬音にはすべすべぷにぷにの体を精液まみれにするイメージを頭に浮かべやすくする効果もあり、聞き手くんの体力が心配になるペースで"お世話"熱心なるるちゃんに搾り取られてしまいます。
個人的なオススメはトラック4のお風呂シーンで、あわあわの全身をこすりつける定番の洗体プレイだけでなく、お腹にこすりつけておへそに射精するのが少しマニアックですが小さくておなかぷにすべのロリっ子にぴったりのシチュで良かったです。
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お腹ぽよぽよの聞き手が一念発起してトレーニング!! しかし情けなくてインストラクターさんに優しくえっちな補助をされちゃうという本作。
トラック2,3はえっちな補助付きだけど真面目なトレーニングで、普段筋トレをしない人にはりりむさんの半笑い煽りボイスがよく効きます。逆にトラック4はご褒美の腰振りトレーニングということで完全にセックスですね。キス多めでしっかり喘いでくれるので攻めてる感が強いです。
基本的になんだかんだ優しくて甘い要素が濃く、ドS要素は大体トレーニングパートで「まあ筋トレ中ならこんなもんかも」と思っちゃいました。そのため甘々だけどしっかりトレーニングはしてくるインストラクターさんという印象でS感があまり強くないのですが、がっつりトレーニングさせられてしんど・・・って思いながらえっちなことされるというシチュのM感はやはり強く、総合すればいじめられ入門編としてなかなかの作品になっていると思います。
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いちのやの方で見た上品なあの子にそっくりの女の子が、今度は幼馴染とは違う男性(聞き手)と恋に落ちて、ラブラブになって毎日セックス三昧の日々を過ごす夏のお話です。タイトルから受けるイメージとは少し違い、とっくに仕込まれ済みでセックス大好きになっている女の子とひたすらイチャイチャする愛情たっぷりの本作。ただちょっとあの子を思い出しちゃうだけ、ちょっと幼馴染くんに優越感を感じられるだけで、NTRではなく恋人同士が互いに求め合う純愛ものですよ。
仕込まれ済みで恋人関係と言った通り、トラック1の頭からずっとイチャラブ。彼女の家でいつものセックスが楽しめるトラック1,2と、花火の穴場で野外セックスが楽しめるトラック3,4、どちらもひたすらエロくてかわいい彼女に好きをたくさん浴びせかけてもらえます。出会って口説かれたときのこと、初めてでリードしてもらったこと、無知だったのにすっかり彼好みに染められてしまったこと、そういう話をしながら昨日もしたように今日もセックスの日々。蝉の声、風の音、セックス。日本の夏を感じますね。
不思議な駄菓子屋で店主の女の子と一緒に駄菓子を食べて、怪しいくじを引いて当たった内容のえっちなサービスを受けるという流れを3日分、3トラック。えっちなだけでなく懐かしい気持ちになって駄菓子が食べたくなって、そしてしみじみと元気が湧いてくる作品です。
駄菓子は一緒に食べるだけでなくえっち中にも登場します。ゼリーをローションにしたり、おちんちんにチョコを塗って舐めたり。そして使った駄菓子も体から出た液体も全部女の子が大事に大切に食べて飲んでくれるところに非常に性癖を感じます。特にトラック1なんて射精後に5分くらい時間が残ってて何するのかと思ったら、女の子が自分の指についたゼリーと精液をぺろぺろ入念に舐めとり始めるんですよ。もうこの部分が本体でしょこれ。
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本作は共通ルート30分、背徳の通常ルート90分、愛情のハッピールート120分から構成され、音声作品としてはかなりの大ボリュームです。そしてそれに見合うだけのテーマとシナリオが詰まっていますが、相当に重いお話のため人によってはしんどい気持ちになるでしょう。特にお話で体調を崩せてしまう人は、ちゃんと心身と相談の上で聞きましょう。
共通ルートは添い寝と清拭、穏やかで安眠にも使える非常に幸せなパートです。しかし聞き手くんは清拭でムラっときてしまい、幼馴染の気持ちを無視するか尊重するかのルート分岐が発生します。
通常ルートでは幼馴染の心を傷つけ背徳エッチに及びます。大切な幼馴染にひどいことをする後ろ暗さは、その分だけ快感をもたらすことでしょう。しかし長年一緒に過ごしてきた幼馴染を傷つけて、誰より信じていた幼馴染に裏切られて、それが「気持ち良かったね」で終わるはずもなく・・・。
幼馴染の信頼を裏切って、欲望だけで犯して傷つけて、そのくせ罪悪感が拭えなくて、変わってしまった、自分が変えてしまった幼馴染が、怖くて、悲しくて、どうしようもなく後悔する、そんな惨めなルートです。
ハッピールートでは信頼関係を壊さない場所で踏みとどまって、これまでより一歩進んだ結ばれへの道を歩み始めます。「今」しかなく世界が家の中で閉じられていた通常ルートとは違い、少しだけ未来の広い世界での二人の様子も語られます。
ただ、なんと無力なことでしょう。幼馴染の心を傷つけるのか寄り添うのか、私たちが選べたのはたったそれだけで、それ以外のことはどうすることもできないのです。
背徳を選んだって愛情を選んだってそれだけでお話は終わらない、終わってくれないというのが如何に残酷なことなのか。しっかり味わってしっかり寝込んでください。