demidemiさんのレビュー一覧

シチュ的には結婚式後に新婚旅行の計画を立てながらのんびりするお話と新婚旅行の海辺、ホテルでゆったりするお話。
敬語とタメ語が混じったり先輩と呼んじゃってあなたと呼び直してみたりと、まだ慣れてなくて落ち着かない、ふわふわした新婚さん感が非常に愛らしい。
これからの生活や新婚旅行に思いを馳せたり、1作目の時の思い出話やその時の心情を話してみたりと幸せな一時でした。

ASMR的には耳かきもささやきも更に耳ふーまであり、過去作から更に洗練された印象で非常に心地良いの一言。

個人的に最も破壊力が高かったのが最終日のホテルで明日はお土産買う為に今日はちょっと早めに寝ないとね、という話の流れ。
ちょっと照れて誤魔化す感じの演技も、あまり引きずらない脚本の流れも巧みの技といった具合で、かすかな残り香に妄想が膨らむばかりで非常に楽しかった。

ルミティアは甘々癒やし全開といった雰囲気だったがこちらはヴェル様が多種多様なかわいいイタズラを健気に実行してくれる姿が愛らしい。

岡咲美保さんはASMR自体がほぼ初との事だったが距離感の使い分けの上手さが素晴らしかった。
ルミティア同様、ちゃんと無声音のささやきが効果的に使われていて制作陣の情熱とこだわりを感じる出来。
無声音ささやきによる王道のざぁこよわよわ煽りたまらん

うちの子がこんな風に動いたらいいな、こんな子がうちにもいたらな～～と
ヴェル様はお迎えできたものの積んだままなのでこの夏はこれを聞きながら完成させたいところ!

両作とも素晴らしいクオリティだったのでこれからのシリーズ化にも期待したい!

ASMR化したらいいなあとぼんやり期待して情報を追っていたプラモデルシリーズ、アルカナディアがほんとにASMR化。

手のひらサイズの女の子が献身的にてちてちと周りを動き回る様がSEでも表現されていて新鮮
一方アルカナディア内では包容感のある音響で表現されていて、小さい体ではなくちゃんと同じスケール感なのだとわかる事、ちまちま動く時とのギャップでドキドキ。

前半は日常ドラマといった具合で有声音が中心だが、後半のマッサージ、耳かきといった王道癒やしパートでは無声音のささやきも多くあり、的確に使われている。
アニメ、ゲームなどで活躍している声優さんが出演する作品において無声音ささやきが欲しい!ってシチュでも有声音な事が多かったりする印象だが、本作は耳元ではちゃんと無声音でこしょこしょとささやいてくれるのが本当に最高。
プラモ製作ASMRというニッチなパワーシチュに隠れがちだが、無声音ささやきのクオリティにはコトブキヤらしい細部の作り込みが垣間見えた。

イベントストーリーなどではとにかく「愛」の一言で何でも押し通しちゃうぶっ飛んだイメージのあるヴィーナさんですが、2人きりの時はこんなに包容力のあるお姉様なんだ!と新たな気付きが。
物理的に近いのはもちろん、穏やかな空気感でヴィーナさんの愛に触れることで、普段は浮世離れをした雰囲気のヴィーナさんを心理的にも身近に感じられました。
とは言いつつも夢の中にまで現れて夢の力をしっかり使いこなして癒やしてくれる辺りはさすがのヴィーナさんといったところ……。

息遣いや耳かきの音も心地よく、波の音の環境音もしっかり雰囲気は作りながらも邪魔をしない絶妙な調整で、ASMRとしても高クオリティなのが嬉しかったです!
期待以上の出来で大満足だったのでこれだけで終わらせずにシリーズ化希望です!他のキャラのリリース待ってます!

安心安定の茅野愛衣さんの母性溢れるママボイスを存分に堪能できる作品!
耳かき、綿棒、梵天の3つの道具をベースにオノマトペや仕上げの耳ふーも完備と王道的な耳かきASMRになっています。

友人の母親と添い寝と一見ヤバめなシチュでドキリとしますが、怪しい雰囲気は一切ないのでご安心を。
主人公が子供の時の思い出話をしたり、息子の近況や旦那との惚気話を聞けるくらいには和やかな雰囲気です。
泊まりにきていた子供時代と同じように扱われ、子守唄を歌ったりよしよしされたり、
包容力たっぷりのママぢからに癒やされる至福の一時を過ごせます!

メイドさんが魅力的でヒロインとして好きになれるのは勿論ですが、ご主人様とメイドさんの関係性も可愛らしくて、カップルとしても推せるのが良かったです。
基本的にはメイドさんのスキンシップにご主人が戸惑ってメイドさんご満悦といった構図ですが、
普通の恋人のように手を繋ぎたいが為にそれらしい口実を作ってルンルンで手を繋いでみたり、
ご主人が男前な一面を見せるとメイドさんもキュンとなってる様子が伝わってきて、こっちまでキュンとさせられます。
エピローグは朝の場面。昨晩の事を振り返りつつ、いってらっしゃいと見送られる、晴れやかで元気を貰えるような良いシナリオで、爽やかな余韻に浸れるのが良かった!

最近のゆかなさんには珍しい(?)キュート系のお声もとてつもなく可愛くてとろけます。
ゆかなさん独特のトーンや台本にはない笑い声や息遣いも心地よくて最高の一時を過ごせました!

ゆかなさんの囁きを吐息が当たる超至近距離で堪能できる日が来ようとは!
色気溢れるお声と蠱惑的な演技、これでもかと詰め込まれた意味深な台詞の相乗効果でとんでもない作品が生まれてしまった。

色気たっぷりのからかいで生じた興奮をも、ゆったりじっくりと揉みほぐして、柔らかく包み込まれ、沈むように支配される感覚、没入感が凄まじい。
沐浴、マッサージなどでじっくり囁かれ焦らされてからのカウントダウンはその最たるもので、催眠のように暗示をかけられ深く沈んでいく感覚は是非とも耳で、脳で味わってほしい。

最後の添い寝パートはそれまでの淫靡な雰囲気とは打って変わって清々しい朗らかな雰囲気。
気持ちよく爽快に明日を過ごせるようにと、まさしく祝福のような活力を授けられる言葉の数々は耳心地が良く、幸福な余韻に浸れる。

ギリギリを攻めた制作陣の方々、引き受けて全力で演じられたゆかなさん、
素晴らしい作品を生み出して下さり本当にありがとうございました…!

だいぶクセ強めの方言がとにかくかわいい!「ちゃね」という語尾が特にキュート。
北陸の方言に明るくないので有名なフレーズもわからずイントネーションも正しいかはわからないけど、存分に癒やされました!
逆に知らなくて先入観ないが故に楽しめたのかも?

決めのセリフやトラックの終わり際など要所で囁いてくれるのが緩急あって嬉しい。
間の使い方もうまく、常に話してくれるけどうるさくない、心地いい間で話しかけてくれるのが嬉しい!

トラック4は耳元での囁きがメイン!お布団での体を密着させながらの囁きは距離感も近いし内容も甘々でドキドキで破壊力抜群。
幼馴染だから大丈夫だろうと安心して送り出したであろうお父さんの心境や如何に……と妄想が膨らむドキドキな一時でした。

仕事から帰ってきてにぎやかなギャル彼女にお出迎えされ、一緒に過ごして一緒に眠りにつく、癒やしの1日。
そんなおうちで普段通りに過ごすなんてことない日常の中の1日をそのまま切り取ったような多幸感溢れる作品です!

ぎゅーっと胸に顔埋めさせながらハグしてくれたりと甘々なスキンシップをしながらえっち、すけべとからかってくる様子が可愛くてドキドキ。
虹歌ちゃんのノリの良さ、仲の良さと付き合いの長さを感じられてとても微笑ましいです。

お風呂パートは水着の彼女が「背中洗ったげる～♪」とお風呂場に堂々と押しかけてくる夢のドキドキシチュ。
もうこれだけでたまらんのですがその中でも個人的なイチオシは、シャワー流しっぱなしでぼーっとしてたら水道代もったいないじゃん!って怒ってくれるシーン。
その後のゲームの電気代の方が～という反論にタジタジになりながら誤魔化して取り繕うとこまでセットで可愛い。
すぐに流して元のテンションに戻る、ちょっとしたやり合いが日常なんだなあと幸福感を浴びれてとても微笑ましく癒やされました。

マッサージや耳かき中もギャルらしくにぎやかに喋りかけてくれるのが嬉しいポイント。
他愛無い日常会話から癒やされる甘い言葉、ドキドキするようなからかいに、楽しげなオノマトペなどなどバリエーション豊か。
ボリュームたっぷりな添い寝パートにおいても寝息に混じって可愛らしい寝言や愛を感じる寝言が結構な頻度で聞こえてきて、「寝言まで賑やかじゃん!夢の中でも楽しそうだな～」と最後の最後まで癒やされます。

山下七海さんの甘い声と演技もキャラクターにバッチリハマっていて、にぎやかなんだけどうるさくなくリラックスできる絶妙なバランスで聴き応えも癒やしもたっぷりな作品でした!

妹ちゃんちょっと愛重すぎじゃない?とか、兄妹でそんなにくっついてそんな破壊力高めな事言っていいの!?!?という恋愛のドキドキとはまた違うドキドキ、ヒヤヒヤ感を味わえて楽しいです。
兄さんも兄さんでそれに引かず素直に受け止め抱きしめる度量があるので、聞き手の求める癒やしから大きく逸れないシナリオなのがありがたいところ。
他の上田麗奈さん出演のASMR作品は恋愛要素のある作品も健全で爽やかな関係性のものが多い印象ですが、本作は兄妹にしてはだいぶ踏み込んだ距離感で新鮮でした。