弦と弓さんのレビュー一覧

登場人物がユーザーを含めてー4人で、複雑な進行となっていますが、基本形態は退魔忍の辻堂明日奈が触手によって快楽堕ちするというストーリーです。というか、触手の王様の性別が女性だったことに少し驚きました。声優さんふたりですが、ひとりは犯される側、もうひとりはサポート役で、主軸は男の子を喜ばせる感じのプレイです。
個人的にはトラック06がよかったです。
最初いい感じだった彼氏との仲が壊されていくところが楽しめます。

蘊蓄が多くて、実用エロは少ないです。長編連作なので、ストーリーの進行パートが必要になるのは仕方ないのですが、14はそういう感じなのかもしれません。
女の子とあまり話したことのないがいないボッチなひとが、女友達の雑談につきあわされる体験をしてみたいという利用目的にはよいかもしれません。
妻さんは、自らの意思で行動しているようで実は、元カノさんと旦那さんとの共謀によるいちばんの被害者なのかもしれません。

タイトルみたいな言葉をかけられたら、気持ちが動いてしまう、そんな感じで心を動かされて購入しました。どんなふうにイかせてくれるんだろう、何されるんだろう、みたいな期待いっぱいで読み始めました。
テクなの?、焦らしなの?、羞恥なの?、それもありますが、セックスで心が繋がるみたいな感じで、よかったです。自分から望むのは、自分の性癖とかカラダのこととかを相手に知られてしまって、たいへん恥ずかしいけれど、素直に気持ちよさを求めてもいいんだと思いました。

ナイフ編と槍編のふたつの動画からなっています。
ナイフ編。ナイフを突き立てられる前の、まるで焦らされるような動きに、自分のアソコを意識せずにはいられませんでした。ナイフを入れられた時も、まるで自分に入れられたような錯覚を覚えて、たぶんアングルとか音声とかの効果もあったと思います。
ヤリ編。女の子のクリまで再現されていて、リアルでした。
女の子の表情もうまく作られていて、よかったです。ただ、泣き叫んでいるときの口の開き方とかが、物足りない気がしました。

偶発的に理性崩壊で本能爆発してるから、もちろん避妊なんてしてくれません。当然ナマだから早く気持ちよくなっちゃう。そして男の子のほうは道程だから、女の子は焦らされたような気持になって、堕ちちゃう。わかりやすいお話でした。目線だけで興奮しているうちは、ほろ苦い青春のいちページすぎないのに、お互いに美味しいものを手に入れたのだと思います。

膣から同族のオチ●ポじゃない異物が入ってくるのって、下腹部がキュンとなって興奮します。この卵を産み付けられる話と輪姦されるお話が、個人的に好きです。全裸で街を徘徊するなんて、レイプ願望のビッチだと思われても仕方ないですよね。おまけに本作のヒロインはメチャ可愛いくてカラダもエロいから、捕まってしまったらいっぱいしてもらえそうです。むしろ奴隷商につかまっていたほうがお金持ちに買ってもらってまだマシだったかもです。
性的経験の数値化は、エロ絵でもエロ文章でもないのに妄想をかきたてられました、ごちそうさまでした。

触手を使ったバーチャルえっちのような展開かなと思いました。特殊な触手にエロ調教されます。調教対象は主に上のお口と下のお口です。着衣のままなのは、きっとサークルさんのコダワリなのでしょう。19頁の心の叫びは、「私の中がオチ●ポじゃないものの形を覚えちゃう」みたいな意味だと思います。ご褒美がとても甘美な気がしました。女の子の部分を示し単語は出てこないのに、そこを十分に意識させられました。

ちょっと童顔な部長さんです。
意識が朦朧としてトロンとなっちゃうおクスリを盛られて、抵抗できないヒロインっていいですよね、羨ましいです。憧れの上司だけれどストーキングされていたなんて、すごく複雑な気分です。それに気持ちよくされたら、気持ちよくなっているところを見られたら、もっと混乱して、脳の処理が間に合わないです。ラストにもそんな気持ちが現れているようでした。

遠隔ローター。彼と離れていても自分のカラダは管理されているのだと思うとゾクゾクしました。
「私」の表情や仕草を見逃さず、攻めるタイミングを逃さない彼が神すぎます。
本当に好きだから「怖い」のもわかります。
けれどこれらの要素は序章に過ぎません。本作のメインは後半です。終わりの見えない快楽地獄がずっと続いて、84頁とか88頁の本気の絵などは凄まじいです。たとえ「私」がイキ死んだとしても犯し続けてくれそうな彼が素敵に思えました。

食欲よりも上位に位置する性欲(と個人的に勝手に思い込んでいる)は、美味しいご飯を求めるようにひたすら快楽を求めてしまうので、手放そうとしても手放せません。おもちゃで気持ちよくなることを考えれば、触手のほうがずっと効率的です。そんな感じでヒロインは快楽におぼれていきます。
オチ●ポを挿入しての本番えっちもちょこっとだけありますが、ほぼ触手に弄られます。