あくちゃんさんのレビュー一覧
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2022年06月11日
個人的には緒嵜さんの作品は非常に信頼感が高いのですが、かわいい絵柄に反して強制洗脳だったりNTRだったりの比較的過激な嗜好も強く、この作品については正直そっち(NTR)側だったなあ……という感じです。
はっきり合う合わないが出る作品だと思いますし、アランくんに関しても感想が割れそうです。
しかし、たしか初同人だったと思うので緒嵜さんの性h……センスが爆発している作品とも言えるかもしれません。
繰り返しになりますが、個人的には合わなかったので申し訳ないですが星4とさせていただきますが、緒嵜さんの作品は発想やシチュエーションの独自性に長けていて絵柄の可愛さもあり非常に素晴らしいです。もしこの作品が合わなくても、ぜひ他の作品もご覧になっていただきたいです。
魔転狼蒼月の雪月狼さんといえば、悪堕ち好きならお世話になった方も多いのではないでしょうか。なったことがないなら今すぐお世話になりましょう。
この方の作品はとにかくクオリティが高いのですが、ほとんどの作品で一貫しているのは女性の自尊心を高めて非常にプライドの高い妖艶な悪女にするという作風です。
この女性の肯定感の高さ、個人的には大好きです。現在の流行でありがちな尊厳破壊の真逆をひた走る姿勢には感銘を受けます。
説明にもある通り、TSがありますがそれに抵抗がなければ魔転狼らしい異様な雰囲気の中で堕ちていく2人をじっくりと満喫することができます。
こういった作風から、以前から自己暗示のような催眠的な要素が含まれていましたが今回はさらにパワーアップしているように感じ、"異様な雰囲気"にも磨きがかかっています。
淫乱化・TSに抵抗がなければとにかくおすすめです。TSの方の娘も非常に美しい仕上がりです。
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2022年06月11日
元がアメコミ系の作品を力を入れて書いている方の作品ということで、しっかりとヒロピン作品として素晴らしく、悪堕ち要素こそ少ないもののきちんと存在している悪堕ち差分(悪堕ちを標榜していてもコスがただのカラバリだったりそもそも差分がなくてただの快楽堕ちなんてことはよくある)、そしてシチュエーションを想像させる文章はきちんとしていて個人的には非常に良かったです。
悪堕ち界隈では不快感が強くなりがちな怪人のデザインも不快感に寄っておらず、そのへんもアメコミや特撮の類がお好きな方の造形だなあと思います。
2022年05月08日
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2022年05月08日
ラバーがらみの怪人・変態化系に定評があるM×2さんの最新作(2022/5現在)。
やはりいつものようにメイク等ハードな感じもありますが、M×2さんにしては全編マイルドな方だと思いますし、M×2さんとしては珍しい○リ要素は個人的には怪人姿も結構可愛げもあり万人受けする仕上がり?といった感じで怪人化系の中では入門向けかと思います。
怪人化系の同人のサンプルの味の濃さに不安な方はまずは(あえてホラーテイストが若干含まれる前作をスルーして)今作を買ってみることをオススメ致します。
率直に言えば、小綺麗な絵柄ではない(どころか全体的にはラフのような仕上がりだ)し、装飾やその他の凝りようは現在売れ線の同人誌のようなものではない。
個人的に星5は内容や絵の美麗さのみならずそういった装丁の部分も含まれると思うが故、その基準で言ってしまえば本来は星5に値する作品ではないのかもしれない。
しかし、この作品からは熱を感じる。
136ページという大ボリュームは、差分によるものではない。
そもそも、悪堕ちというものは本来進むべき道でなかったものが現前する「邪道」である。
近年、悪堕ちジャンルは、一時のプチブームを経て、悪堕ちにさまざまな要素を見出すようになった。
ある者は快楽を、ある者は異常性を、ある者は異形を、ある者は拘束を、ある者は尊厳の破壊を、ある者は価値観の破壊を。
これらの風潮は悪堕ちというジャンルにおいて必要な多様性を得るための過程であったと思う一方、元始我々が影響された特撮やゲームに必ずや存在した"正道"は最小限に留められるようになりつつあると感じる。
これは仕方がないことではある。悪堕ちという嗜好を楽しむ上で過度なtrue endの提示は異物感や罪悪感に繋がる。
あるいは単純にそれに対して割く労力が需要や堕ちの演出効果に見合っていない。
そういったものはお約束として最初の1ページに設定として示されていれば想像で補うに充分なものでもある。
しかし、この作品は堅固なまでの"それ"がある。
このご時世にあえて"正道"を意識させることが、蛇足にも見えるパートが、この作品を燦然と輝かせている。
粗いながらも、その文量が物語を支えている。必ずしも量はパワーではない、にも関わらずこの作品に至っては勇者の振るう大剣のような重さを持って我々の悪堕ちの原点、そのコアを貫かんとする。
必ず、最後まで読んでほしい。この作品には、主人公の物語と、ほんのすこしのニチアサの青臭さと、悪の残酷さが横たわっている。
2022年03月26日
PLUTOさんのシ○フォギア3部作。
調律・響歌・終音とあるが、特に調律・響歌はNTRやケバ好きな方におすすめできる作品となっている。
この調律では、おとなしいヒロインが変貌していく姿をじっくりと描写しており、特にラストのヒロインの表情はこれだけで買う価値があると思わされた。
おとなしい子が堕ちるのって、いいよね。
ヒロインのケバ差分があれば最高だったが、ないのが逆にいいというところもこの作品に関してはあるかもしれない。