March Hare的赏析一览

とうとう、「-Side Pisces-」から続いた当シリーズも、今回で完結を迎えます。
高校卒業間近の三人は、これからの進路に考えつつ、これまで以上に濃厚な絡みを見せます。いつもの様なほほえましい掛け合いを交えながら主人公と愛し合う二人ですが、その中で本音を吐露する彼女達が印象的でした。
そして、何度も三人で愛し合った後は、やはり主人公(聞き手)は最終的に幼馴染みの少女「真魚」と「羊」の二人からどちらを結ばれるかの選択を迫られます(track06a&track06b)が、どちらを選んでも三人の絆が続く希望ある結末でした。主人公という異性を求めながらも、同性同士でもずっと指を絡め合っていた二人に合った結末だったと思います。
しかし、最も印象的だったのは、第三の選択肢のハーレムエンド(trackEX)です。10年後、大人になった三人の後日談ですが、彼女達二人の貸し切った高級ホテルのナイトプールで、二人のどちらも余さずに乱れる程に濃厚に愛し合うのが、より当シリーズの締めくくりに相応しいと思えました。

前作の姫に仕える、異世界からやって来た騎士団長のダークエルフの、態度の変化が見所です。
主人公と出会った当初は、前作の姫の件で態度にトゲがあった彼女が、話が進むにつれその態度が嘘の様に軟化していくの感じて、思わず物語に引き込まれてしまいした。
続きもありそうな雰囲気でしたので、次の展開も気になって来ました。

陽向葵ゅかさんの、珍しい生意気な少女の演技を聴ける素晴らしい作品で、生意気さの中に可愛らしさがあるのは流石だと思いました。
最初は、憎まれ口を叩いていた彼女でしたが、トラックを重ねていくにつれ、可愛らしさが出てきました。
そして、実際に中に入れられて感じている際、最高に可愛らしくなっているのを実感できました。

主人公は、サキュバス症候群によって幼なじみの「サツキ」の性格が別人の様になるのを目の当たりにし、彼女に何度も性的な意味で襲われますが、その時の言動に、普段の彼女が主人公に対して秘めていた想いが伝わってきました。
そして、サキュバス症候群から正気に戻った彼女が、自分の本心を自覚して打ち明け、主人公と本当の意味で抱き合って結ばれるのが感動的でした。

主人公は、ソープ嬢のミナさんと出会い、様々なプレイを体験する事になります。
実は、「ソープ」なるものは名前は聞いていましたが体験するのは初めてでした。それが、実際のローションやマット等の実物を使って収録している事で、あたかも自分がこの場でプレイに参加している気分になっていきます。そして、様々なプレイの後、主人公はミナさんとその先へと(彼女曰く、「ソープは自由恋愛」だそうで)…。
購入して大満足でした。

おま○こ当番シリーズは初めて聴きますが、それにもかかわらず、話が進む度に、徐々に純真ちゃんの包容力に虜になっていきました。
彼女が献身的に「ペケ君」こと主人公に様々な場所で交わる度に、こちらも彼女への想いが強まって行きました。

また、今回のおまけの2つずつある他二人の分の話しですが、純情ちゃんのクールさと純愛ちゃんと小悪魔ぶりが伝わり、本編にも負けず劣らずの強い印象を残しました。

以前のシリーズも、是非聴いて彼女達がどういう娘達なのか聴いてみたくなります。

主人公(リスナー)は、選ばれた者だけが来るという「エルフパラダイス」なる異世界で2人のエルフの女性と出会い、様々な“ご奉仕”を受け、癒しを提供されるという内容です。
2人のエルフはどちらも整った顔立ち豊満な肢体を持つ甲乙つけがたい美女ですが、エイレネは主人公の恋人役を自称するだけあって明るく気さくなお姉さん、セフレ役のアストラスターはシスターを名乗るだけあって母性に溢れた敬虔な聖母様、といった様な感じにそれぞれ違った性格的な魅力を持っており、本作を聴いた方は彼女達の虜になるでしょう。
彼女達の6日間の“ご奉仕”はどういったものか、そしてその後に主人公に待つ展開は何か、気になった方は是非購入して確認いただきたいです。

「-Side Pisces-」、「-Side Aries-」と続いた本シリーズも、とうとう第3弾を迎え、三人の三角関係を示すかの様に「-Summer Triangle-」と銘打たれました。
前々作と前作でそれぞれ「真魚」と「羊」の二人の幼なじみと男女の関係となった事でやはり三角関係となり、複雑な感情で聞きましたが、その作中の台風の中から晴れた夜空の様な希望を見出だす様な展開が待っていました。

全編通して、主人公と二人は、学校の踊り場・放課後の教室・一時的に止まったエレベーター・そして主人公自身のアパートの部屋と様々な場所で想いと性欲をぶつけ合いますが、全編通して、二人は主人公を求める事こそあれど、交代する際等に互いに仲睦まじい掛け合いがあり、女性同士でも大切に想い合っている様子が伺えました。

特に印象的だったのは、本編最後となる、アパートでの場面でした。
その中で主人公と彼女達が騎乗位で交わる(一方が挿入され、残るもう一方が顔に息を塞がない様に跨がって指等で性器を刺激する)シーンがあるのですが、その際に、先に挿入された羊に真魚が思わず興奮し、キスや胸揉み等の女性同士の絡みも始まった事です。異性との交わりに“百合”要素が加わる事で、更なる色気を醸し出すと同時に異性(=主人公)と同じ位に同性同士も想い合っている様子も伝わりました。主人公も思わず興奮したのか大きく反応しており、それに味を占めたのか挿入する側が真魚に交代した後も羊に乳首を刺激されたり、再び女性同士でキスしたりと三人の濃厚な絡みが続きました。
そして、最後の主人公が二人に交互に挿入するシーンは、彼自身も片方のみを選んで関係を壊したくない様に見え、聴いているこちらとも気持ちが重なってしまいました。

その後、「高校卒業後は三人一緒に暮らす」というこれからの願いが三人の中から出ましたが、是非ともそれが叶って欲しいと思えます。

Side Piscesからの続きで、やはり前回では脇に回っていた「羊」が主役を務める事となりましたが、作品は前回に勝るとも劣らない傑作でした。

彼女は前回とはうって変わって、何故か主人公に迫り始め、強く関わりを持ちたがるのですが、その理由が、こちらも複雑な家庭環境に加え、幼少期に心の支えだった主人公が一度いなくなった喪失感からで、しっかり者のお姉さんの様な彼女も、一人のか弱い少女だった事を印象付けられました。
また、公園での性行為のシーンでも、幼馴染み同士ゆえか、或いは遊具を使っているのもあってか、童心に戻っての子供同士のじゃれ合いの様で、艶っぽさのみならず無邪気さも感じました。また聴き返したくなります。

次回は、幼馴染みだった三人が、以前より大人びた関係になった事で三角関係となってしまう様で、どういう展開となるのか気になります。

「青夏おま◯こフレンズ-Side Pisces-」と銘打たれた新シリーズの第1弾である本作は、主人公の男子(利き手)がかつての幼馴染みである2人の少女(「真魚」そして「羊」)と再会し、同じ団地で暮らす事になる所から始まります。
その中で、真魚ちゃんが自分のダンスの動画の撮影を主人公に頼んだ際の反応から性への興味を持ち、そこから羊ちゃんに内緒で性的な絡みをしていく内に徐々に男女の仲になって行き、2人は体を激しく求め合う様になって行きます。

本作のヒロインの真魚ちゃんは一見、勝ち気で小悪魔的な少女ですが、家庭の複雑な事情で“弱さ”を抱える少女であり、同様に羊ちゃんにもそういった陰のある事が匂わされていたりと、ただ明るい話に留まらず、世知辛さも感じる内容となっていました。

次回のヒロインになるであろう羊ちゃんの主人公との絡みは勿論、彼女自身の家庭の事もも気になります。