Elenco recensioni di がこんがこん

荘ノヴァさん仕様の時間経過切り抜きシチュ系作品です。

森の中でひっそり営む時計屋さんの人見知り店主。
なんやかんやあって遅くなって一晩泊めてもらう間に7発ほどします。
キーとなるのは、ヒロインのユノの時計オタク具合と、はじめてのお兄さん具合。

これらシチュが、基本的にユノ役のみもりあいのさんの囁きで展開されます。
みもりさんお得意の自信なさげなお芝居が、スッと耳に入ってきて聴き心地が良いです。

読後感のあっさりした、スッと聞いてみたい時におすすめです。

常在戦場、そんな張り詰めた人生を送る日々。
それでも眠りたい時、こちらの音声をどうぞ。

越冬中の小屋、詳しくは書きませんがシビアな状況。
吹き荒ぶ風の音を聞きながら、安眠できるでしょうか?

できるんです。
チームランドセル・マジックです。

サァヤを演じる縁側こよりさんの囁き声。
この、儚くも意志を感じるお芝居が風の音と絶妙にマッチします。
ともすれば風音にかき消されるかという、ギリギリのバランス。
ここで繰り広げられる囁きと耳舐め音が、ゆるやかに眠気を誘います。

縁側こよりさんの囁き声についてもう一点。
移動中、イヤホンで風切り音が鳴る中でも、不思議と聞き取れるんです。
こんなに風音と親和性があるお芝居ができる方、そうそういないと思われます。

これから寒くなる季節となってきました。
荒れる日、風切り音に悩まされることもあるでしょう。
そんな時は、ぜひこちらを聞きながら安らかな眠りを。

愛らしいイラストを見て、何らかのストーリー性や、素敵なシチュエーション設定を想像した方もいるかもしれません。

そんなものは一切ありません。
あるのはただ、磨き上げられた珠玉の安眠ボイス、7トラックのみです。

バイノーラル4トラック、モノラル3トラック。
音響に合わせて作られたそれぞれの安眠ボイス。
コンセプトも音作りも異なるそれらを1つ選び、あとは横になるだけ。
とてもわかりやすく、質実剛健。
まさに「作品」です。

ほとんどのトラックは20分程度。
13分未満のボイストラックすらあります。
それぞれ、確実に1トラック分で寝かしつける覚悟を感じます。
実際、私は就寝時視聴でトラックを跨いだ記憶が一度もありません。

スクリプト担当は暗中模索先生です。
みもりあいのさんの音作りとの相性は言うまでもありません。
言霊を重ねて、重ねて、確実に安眠へと誘ってくれます。

あとは何もありません。
実はこの作品、README以外は音声トラックだけです。
よくあるおまけの高解像度ジャケットイラストすらありません。
安眠に挑む人に配慮された、不要な情報のない単純明快さ。
そこにも、みもりあいのというクリエイターの心意気を感じます。

もし1トラック聞いて眠れなかったら…
みもりあいのASMRチャンネルのリスナーのように、こう言いましょう。

「みもりさんに勝った…」

そんな機会、そうそう訪れないと思いますけどね。

序盤から、CVのみもりあいのさん本気です。
かなりピュア清楚なお芝居からスタートするので、ガチでピュアなのかと錯覚しそうになります。

そこからポロポロと剥がれていくピュアさ。
その段階的な落差を楽しめるのが本作の良いところ。
煽りが比較的ナチュラルなのでストレス無く聞けるのも好感。

一応、トラック4に首絞めがあるので気になる人は試聴をオススメします。
そんなにハードなものではないですが。

花咲方茶先生の原作未読でも十分楽しめる一作になってます。

週末興行収入1位を記録しそうな名作です。

実妹みねちゃん、義妹むにちゃん。
ひょんなことからおまんこペット…「ひょんなこと」って何だよ!!
あらすじを読んで、そう思うかもしれません。

その「ひょん」は、16分のプロローグを聞けばわかります。
ああ、運命のすれ違い……すれ違い?必然?
まさにディア○ガとパル○アのじゃれあいに巻き込まれるダー○ライです。

個人的に大好きなのは、みねちゃんの全然素直になれないツンデレっぷり。
ディレクションの妙なのか、声優さんお二人の匙加減なのか。
むに役の浅木式さんが清廉ド天然をきっちり前面に出してるため、みね役の涼花みなせさんが表現する一見感情の読みづらいツンデレの機微がより良く堪能できます。
これはナイス采配。

にゃんことわんこをいっぺんにペットにしようではないか諸君。

ウリが常時密着のこの作品。
常時密着だけでなく、ほとんどの時間は双子のどちらかに耳を舐められてます。

プレイ内容はトラックリストにある通り結構豊富です。
ただ、それを忘れるくらい、とにかく耳舐め音が飽和してます。
涼花みなせさんの濃厚な耳舐め音が聞きたい、それだけで買っても損はないかと。

耳舐めに慣れてきたら各トラックをゆっくり堪能。
そんな楽しみ方で問題ないんじゃないでしょうか。

生きるのに疲れたことはありますか?
そんな時、この作品を聴きながら深海を想ってみてください。

チームランドセルさんは我の強い作品作りをされます。
商業的メソッドが行き交う今の音声作品業界で、今でも同人らしさを色濃く残したサークルです。
なので、このイカとイチャコラする作品も合わない人には全く合わないでしょう。

ただひとつ。
大抵の視聴者は、この作品を冒頭から聞くと即座に眠りの淵に立てます。
そういう音作りがされているようです。

ヒロインの海の少女テンは好奇心を持って色々まさぐってきます。
この好奇心が、理解、共依存に至っていく過程。その結果の音。
これが、とにかく環境音や効果音、BGMとマッチしてよく眠れます。

CVの涼花みなせさんは宮村さん以来ですが、耳舐め音はさすがの一言。
宮村さん以上に感情の読めないテンを愛らしく見事に演じ切っています。

水泡の環境音。ぶくぶくぶくと言うオノマトペ。触手が締め上げる音。
そしてホリス時多さんのBGM。
これらが、みなせさんの耳舐め音とよく合うんです。
さすがのカマキリ先生、見事なバランス感覚です。

自分を許せない夜、消してしまいたい夜。
そんな時、この作品を聴いてみてください。
チームランドセルの奏でる深海のメメント・モリを耳から取り込んで、せめて良い夢を。

控えめな幼馴染ヒロインが、主人公のために生オナホに。
音声作品の王道とも言える作品ですが、基本がしっかりしてるので聞き疲れしないのは良いですね。

サンプルを聞いて頂ければ分かる通り、行き過ぎない陰キャなのでダウナーよりは愛らしさが欲しい人にはうってつけです。
段々エスカレートする生オナホ関係も、行き過ぎないのですんなりと耳に入ってきます。

王道寄りの本作。
変化球作品に疲れた人は、買って損はないですよ。

みもりあいのさんと杏子御津さんの共演!
これだけでもロ○ロ○してきます。
しかもこの価格でのプレリュード版。
しまった! このコスパは罠だ! 本編で刈り取られるぞ!
ここは俺に任せて逃げるんだﾊｧﾊｧロ○ロ○(21)………

さて、初共演というのに声の親和性が半端ないみもりあいのさんと杏子御津さんですが、キャリアの違いからか、音作りが全く違って興味深いです。
ぷれりゅ～どの段階でコンビネーションの妙を感じられる作品になっています。

ﾊｧﾊｧかわいいﾊｧﾊｧ……

耳舐め音は声優さんごとの音作りが顕著に出る部分です。
そして、サークルさんごとの色付けも顕著に出ます。
どれも非常に良いもので、序列も正解もない音作りの領域です。

ただ、私個人の趣味でいえば、ぐっぽり系の音だとどの声優さんの耳舐め音を聴きたいかと問われたら、迷わず「涼花みなせさん」と答えます。

その涼花みなせさんの耳舐めを、滝のように浴びる事が出来るのが本作です。

とにかく耳舐めの物量がすごいです。
解説、誘導、焦らしなど台詞もしっかり構成されてるはずなのに、それを遥かに超える耳舐め音。
耳舐めを売りにしてる他作品より多く感じるのは、時間配分の妙なのでしょうか。
トラック3以降は、常に耳舐めされているような錯覚すら覚えます。

その音作りの妙は、付属する道亭影馬先生のセリフ初稿台本からも読み取れます。
どんな台本構成になってるかは購入してのお楽しみ。

他作品の耳舐めオンリートラックも非常に良いものですが、作品としてぐっぽり聞ける本作、お勧めです。