ヤマトトトヒモモソヒコ的赏析一览

冒頭、主張先でちょっとしたトラブルに遭い、妻の帰宅が遅れます。帰宅して旦那と生ハムとワインで乾杯。この二品には意味があるんです。妻は旦那に学生時代、男たちと飲み比べをして負けたことがないと誇りますが、旦那は知っています。開発197日目に、元カノに酔い潰されて、アナル責めで完全屈服されていたことを。家出中に旦那はそのときの音声ファイルを渡され、既に聴いています。第9巻で、元カノは妻を「生ハムちゃん」と呼んでいます。卒業後、再会するまでの空白の五年間は生ハムの熟成期間のようなものだというのです。そして、妻を熟成させてくれた旦那に感謝しています。こういう遊び心、好きですね。
食後、旦那は「今夜、仲よししたい」と誘います。少なくとも2週間はご無沙汰だったのですから。まずは言葉責めをしながらの手コキ。相変わらずというか、旦那に対してはドSです。音声で聴いた元カノが妻とプレイしているときの攻め口が、今、妻が自分を責めているときのものとほとんど同じなのに、旦那は気づきます。ただ、アナルを穿るのと、ペニスを扱くという違いがあるだけで。カウントダウンで焦らされながらフィニッシュ。
その後、挿入されると、妻のS性は影を潜めます。夫に甘える妻に変身してしまいます。騎乗位なんかではなく、たぶん正常位です前日譚を除いて、本編では第14巻まで、夫婦が直接絡みあうのはこの第5巻だけですね。。妻は軽く喘ぎ、気持ちいいと何回も言いながらいっしょにフィニッシュします。しかし、旦那は今抱いている生身の妻ではなく、脳裏に浮かぶ、元カノに徹底的に蹂躙されて身悶え、絶叫しながら連続絶頂し、活け締めにされる(失神させられる)妻の痴態に興奮させられているのです。
妻の手コキの言葉責めの背後に、元カノに責められて呻き、喘ぎ、絶叫する妻の嬌声が重ね合わせられた特典ファイルが同梱されています。

Mっぽい夫(アナタ=旦那=聞き手)が自分にはドSっぽく接してくる妻が、じつは大学時代に年下の元カノにドMのレズペットに調教されていて、偶然の再会後、元カノにレズペットとして寝取られていくというシリーズ物の第10巻です。元カノのドSな責めや責められる妻の狂乱ぶりは単品でも楽しめますが、このシリーズの真骨頂は全編通して聞かないと理解できないでしょう。
第9巻まで、元カノは妻を手に入れるために旦那に接触していました。第10巻もきっかけは同じです。でも、妻との関係がギクシャクしているのでどうしたらいいかと、旦那に泣きつかれて会うことになったのです。妻とセックスしても、元カノに責められている妻の嬌声を思いだし、その姿を思い浮かべなければ役に立たないと……。
そこで、元カノは旦那に自分と浮気の「練習」をしようと提案します。浮気をしてみないと、浮気する人間の心はわからないと……。言い訳はあるにしろ、再会後、元カノに抱かれて狂乱したのは事実ですから、妻は浮気していたことになります。旦那は元カノから妻宛の手紙を渡されます。激怒しますが、その内容が「旦那様の言葉を聞いてください」であったので動揺し、再会後、二度、元カノに抱かれて狂態を曝した自分の音声を聞かされて、妻は三日間寝込みます。そして、自分が元カノに抱かれることを望み、浮気していたことを認め、旦那が元カノと浮気の「練習」をすることを認めます。
これまで元カノにとって旦那は妻を寝取るための手段として利用してきましたが、ここから旦那と元カノの関係が変わります。

本作は全15巻のNTRシリーズ物の4巻目に当たります。
高柳楓の夫で、夫婦生活では表面上ドSの妻にM扱いされているアナタ(旦那)。文武両道に秀でていて自他共にドSだと認識されていた妻は、大学2年の時に1学年下の女性(元カノ)にアナルを開発され、ドMに逆調教されてしまう。しかし、堕落していく自分が怖くなって、卒業就職を機に元カノと別れ、数年後に旦那と結婚し、平穏な生活を送っていたが、卒業5年後に偶然再会し、アナタ・妻・元カノの三人の糸が絡まっていくという物語です。
本巻では旦那から突然、別居を切り出されて困惑する妻に理由を問われ、旦那は元カノから送られてきて、じつは妻が大学時代、妻が元カノにドMに調教されていたことを知ってしまいます。それを聞いた妻は最初はAVかなにかだと思っていたが、やがて元カノ調教されていた自分の嬌声だと気づきます。部屋にひとりで籠もって気持ちを整理して戻ってきた妻は旦那の下に戻り、Sだと思っていた自分が年下の元カノにドMに調教された過程を詳細に告白しました。キスだけで腰砕けにされたこと。羞恥責めで淫らな服を着せられて登校させられたこと。アナルを開発されて、レズペットに調教されたこと……。
本編は妻のひとり語りですが、エロいです。蜜瀬ゆいさんの語り口もうまいし、シナリオが秀逸でそそられます。本編は2時間23分の1本ものですが、そのうち1時間くらいがただ時計の音がカチカチいうだけです。妻が部屋に籠もっているときの旦那の焦燥感を表現したいのでしょうが、他の巻同様、ファイルを分割していただけるとありがたいです。ぜひ、バージョンアップしてください。

妻が大学時代の元カノ(女性)に寝取られてしまう物語の第6巻です。
大学生時代に時代に年下の元カノにM調教されていたことが旦那に発覚して締まったことを告げられ、頭を冷やすために家を出ていた妻。1週間の予定が、2週間になっても戻ってきません。それを心配した振りをして旦那に接触する元カノ。旦那と妻の仲裁を申し出て妻に会いに行く元カノ。
妻は今の生活を守るために元カノに実力行使するが、言葉巧みにラブホテルに連れ込まれ、再調教されてしまいます。夫の元には返るが、再調教されたことは言えず、体調不良に陥る妻といった内容です。そして、後日、再調教の内容が元カノから旦那に告げられます。これがエグい。心は旦那のために貞節を維持したいが、肉体が元カノを求めてしまった過程が元カノの口で旦那に語られます。元カノが語る再調教の有様がエロいです。
全15巻の長編で、物語の構成がしっかりしていて、起承転結があります。第1巻から第4巻が、大学時代の元カノとの関係を解消して、ふつうの男性と結婚して平穏な生活をしていたのが、元カノの出現によって、脅かされるようになった「起」かな。第5巻から第11巻が元カノの出現によって生活が変わっていく過程を描いた「承」に当たります。たぶん第12巻から第14巻が妻が元カノのレズペットという立場を受け入れる「転」になると思うのですが、旦那に対する信頼は維持されています。「結」に当たるはずの公刊が待ち遠しいですね。先週、後日譚の公刊が予告されました。それによれば、大逆転がありそうです。ますます楽しみになってきましたね。後日譚も含めて、購入は決定です。

9_1では、元妻は朝8時くらいから10時くらいまで調教され(実況は9_2)、それから爆睡し(9_3)、ギリギリの11時くらいにチェックアウトしたように読めます(聞こえます)。8_8と矛盾しますね。
さて、作者がこの矛盾に気づかないでアップロードしたのか、気づいていてあえてアップロードしたのか、たいへんにそそられます。
12で妻は完堕ちしたように見えますが、13と14でちょっと気になる動向が見られます。15の完結編が楽しみですね。
ちなみに寝取られたはずの旦那と妻の互いに対する信頼関係というのが、なぜか微笑ましく感じられます。

NTRの作品ですが、妻が大学生時代に年下の同性に寝取られるという設定だったのに興味をもちました。シリーズものですが、2には1も同梱されています。結婚後卒業を機に縁を切っていた元カノと偶然出会って声を掛けられます。無視しますが、旦那はこっそり渡された名刺を手がかりに元カノに接触してしまいます。そして、妻の秘密を元カノから教えられます。
シリーズを通じてエッチシーンの実況は多くはありませんが、元カノのエッチの内容報告や妻の独白はけっこうそそります。
1&2は周囲からはSだと思われていた優等生の妻(この時は大学2年でしたが)を年下の元カノがMに堕と過程を旦那に報告します。

今回の人間関係の設定は面白いです。ほんとうは妻は大学時代年下の元カノにネコとしてアナルを開発され、卒業後元カノと縁を切って、Mの旦那と結婚してSとふるまっている。しかし、元カノと再会して、紆余曲折を経て、妻は元カノにMとして調教される境遇を受け入れ、旦那も婚姻関係は維持しつつも、妻の元カノからアナルを調教されると言うのが前作までの設定です。
今回、元カノは大学院生であるにもかかわらず、大学のSNS上のトラブルを処理する責任者となります。妻はその処理をスポンサードする会社の責任者として元カノを完璧にサポートします。
トラブルを処理した後、元カノに呼び出される旦那。元カノの友人として妻に紹介される旦那と、初対面として名刺を差しだしてくる妻。
そして、旦那は妻とその元彼のと別れた後、妻が元カノにお持ち帰りし、凌辱してやった報告を翌日元カノから受ける旦那……。
13の調教29日目と15予告の「そして二人は元カノの手で『セッション』させられる」が気になります。

本作を訊いて、このシリーズ、物語としてうまく構成されているなと感心させられました。10月初旬と予告されている15が待ち遠しいです。
妻による調教29回目・元カノによる調教30回目というファイルが終わりの方にありますが、調教の内容の具体的な描写がまったくありません。その前の26回目は実況USBは10分ほどですが、妻と元カノの報告はそれぞれ1分ほどしかありません。調教20回目まではふつうの調教報告だったのですが……。
調教29回目というのは、妻が20回目でハプニングバーで旦那以外の男性に初めて膣挿入を許したこと、元カノがその男性にセックステクニックと知識に興味をもって、自分を蔑ろにしたことに妻がちょっと不信感を抱いたことが語られます。自分は元カノにとって都合のいい女ではないかと……。
でも、調教30回目では、29回目で旦那がサプライズとして用意していた結婚記念日のレストラン予約を妻はその日は元カノと調教30回目を先に予約していたから、元カノを優先すると言われ、元カノと夕食を楽しんだ後、30回目の調教を受けるんですけれどね。
調教30回目は、元カノの報告なのですが、ここでも調教の内容はまったく語られていません。元カノの人生観が語られています。
13の調教29日目との整合性が気になります。

妻は元カノとの再開後、元カノに肉体を2回徹底蹂躙されています。1回目は不意討ちで、2回目は旦那から元カノに抱かれてきてくれと懇願され……。つまり自分の意思で抱かれたのではないという言い訳ができます。
今回は違います。自分の意思で元カノに会いに行きます。しかし葛藤はあるようで、体調不良……。気づかってホテルにフライング気味にチェックインし、妻が落ち着いたら、怒濤の調教がはじまります。
清楚で有能なビジネスウーマン27歳の美人妻はタトゥープリント貼りつけられた金髪の「ギャルちゃん」に変身させられ、最後は元カノにペニバンで犯されまくります。妻も元カノもペニバンは初めて使ったみたい。翌日、ご満悦で旦那のもとに帰る妻。