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作品内容
■シリーズ概要
花街で花魁として生きる女たち。苦界に喘ぎ、本当の愛を捨て仮初の恋に乱れ、華やかに廓に咲き誇る。
そこへ女を愛する男が現れる……
遊郭街『艶原(よしわら)』にあるきらびやかな遊里の中で楼閣は舛花屋(ますはなや)。艶原の中でも一流の花魁たちが並ぶ御店。しかし、華やかな舛花屋に代々語り継がれる悲恋物語があった。
今作はシリーズ全3作予定の3作目となります
全編ダミーヘッドマイクで収録。甘い囁きを愉しむのはヘッドホン推奨です。静かな場所でお一人で聴いてください。
彼の吐息が貴女の耳をくすぐります。
淫らな言葉も、甘い囁きも、快楽の声もひとりじめ。
大人な貴女に贈る秘密のドラマCD。
■ストーリー
時は文政――。
数年前客の放火で全焼した舛花屋は再建し、再び賑わいを取り戻していた。
困窮した公家の家に生まれた女は、その舛花屋の再建後に売られてきた。
今はそこそこの売れっ妓になっている女は、生き別れになった愛する兄を探し求めていた。
兄の名は葛野小路或承(かどのこうじありこと)。
その兄が『蝋梅の承(ろうばいのショウ)』という通名で、江戸の街の『闇の仕置人』稼業をしていることなど、女は知る由もなく。
ある日、張り見世で客待ちをしていた女は、その兄が目の前を通りがかったことに気付き、吸い差しの煙草を思わず投げてしまう。
「――気に入った。今から上がってやるよ」
「……おまえが俺を忘れるはずないもんな?」
「おまえは俺と畜生道に堕ちたがってた……」
「……馴染みの子なんかいない。いつも張り見世で適当に選んで遊ぶだけだよ……。それがいいんだ……。そういうのが楽なんだ……」
「そんなに舐めたきゃ、口ん中入れてやろう……」
「欲しけりゃやろうか、もう……」
「……四つん這いになりな。裾、まくり上げて……ちゃんと俺を誘うんだ……。いいね?」
「ああ……やっと……お前さんの中を味わえた……」
「おまえの中を突きまくって……気が違ってしまうまで掻き回して……。そう出来たら……もうそれで……」
「……ああ、たまんないねぇ……おまえの……中……坩堝みたいにどんどん熱くなって……」
「……妹を弄んだ外道には……勿体無い果報だなぁ……」
兄を客とし、結ばれた日からひと月経ったある日に女に文が届く。
きつい咎が待っていると判っていても、たまらずに女は廓を抜け出し、文に書かれていた寺の境内に夜の闇にまぎれてやって来た。
仕置人である承は、罠に嵌められお尋ね者となってしまった。逃げきれないとわかり、最後に愛した女の顔が見たくて、文を出してしまったという。最後の接吻を交わし、承は死出の旅を決意するのだが…。
■キャラクター
【承(しょう)】
仕置人家業をしている男。通称は「蝋梅の承」で、普段は承三(しょうざ)と名乗っている。
本名は葛野小路或承(かどのこうじありこと)といい、実は公家に生まれた。少し年の離れた妹がいる。妹は密かに或承に恋慕の情を抱いていた。
多くの公家同様、経済的に困窮していた葛野小路家は、武家に香道を教える等してなんとか糊口をしのいでいた。
困窮した公家の生き残る術は、娘を金満家に嫁がせ、援助を受けることしかなかった。
妹と油問屋との縁談が持ち上がったが、妹を特定の誰かのものにはしたくないという独占欲から、或承は妹を女衒に売り飛ばし、自分も出奔した。
京を出奔した或承も自然と裏社会に関わるようになる。盗賊一味に参加したり、その美貌で奥女中や大店の奥方や娘をたぶらかして金を引っ張るなどしていたが、そんな暮らしにも嫌気が差していた頃、仕置人の女元締めに誘われ、仕置人家業に身を投じる。
京にいた頃武芸に勤しんでいた時期があり、天性の身体能力と相まって数々の悪党を仕留めてきた。
武器は「その場にあるもの」。そのため、足が付きにくい。
決して口には出さなかったが、承は妹のことだけを深く愛していた。しかし、絶対に結ばれることができない存在だとよく判っていたため、自分も、自分以外の誰も近づくことができないよう全て壊してしまえという破滅的な考えを持っているところがある。
●雪の下
花言葉:はかない恋・罪
キャスト
佐和真中
シナリオ
堀川ごぼこ
キャラクターデザイン
江河サツキ
ディレクター
やの
≪Track List≫
壱.外道の情人
弐.罪科の紅
参.禽獣の媾合
四.咎人の告白
伍.墜ちる比翼の鳥
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