Dolce -ドルチェ- 短編集 vol.1 美しい敬語男子たちの溺愛&執着えっち

◆登場人物

オルファス・スワロー(28)
「本当に、可愛いお嬢様……、だ」「仰せのままに」
　フットマン(下僕)のときから、ミスティローザ邸に仕える新米執事。ヒロインの初恋を奪い、身体の関係を持っている。黙っていると彫刻のように美しいが、ぶっきらぼうで誤解されやすく、実際にお屋敷では黒い噂が流れている。ヘビースモーカー。少しSっ気がある。クールに見えてシャイな一面も……?
　身長は187センチ。ブラックの髪と、おそろいの色の瞳。夜は敬語をはずして欲しい、というヒロインとの約束を守っている。

ルベル・シュタイン(25)
「こうして、硬く猛った剛直で激しく突かれるのは、存外に良いものでしょう?」
　大国アミンタの王子ではあるが、表舞台には顔を出さないことで有名。市井の人々は『美しいか、醜いかのどちらかだ』と噂している。一見、人当たりがよさそうだが、己の敵には容赦しない。頭の回転が早く、多少の演技はお手のもの。独占欲と嫉妬心が強く、ヒロインに婚約者がいると知っていながら、自分のものにしようと近づく。
　身長は178センチ。シルバーグレーの髪に、ブラックの瞳。

ウィリアム・K・バートン(36)
「私は、貴女に喜んでもらいたい。いつだって、貴女が喜んでくれることだけをしていたいのですよ」
　ヒロインの義父(養父)。侯爵でありながら、大学で考古学の教授として勤めている。本来は、礼儀正しく真面目、穏やかで優しい性格だが、ある理由からヒロインを突き放すような態度や、彼らしからぬ行動を取るときも。
　身長は185センチ。髪色はブラウン、グリーンの瞳。メガネをかけており、いつも十五分前行動を心がけている。

　※各ヒロインには、それぞれ名前がございます(容姿の描写少なめ)。