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戦隊ピンクは性処理係

  • 戦隊ピンクは性処理係 [SUPER-PIPELINE(四次元少女ネオス)]
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戦隊ピンクは性処理係 [SUPER-PIPELINE(四次元少女ネオス)]
販売日 2024年08月27日 0時
年齢指定
R18
作品形式
ファイル形式
PDF
その他
AI一部利用
ページ数 56
ジャンル
ファイル容量
2.86MB

作品内容

戦隊組織の裏事情を描いたノベル!快楽堕ち戦隊ヒロイン

ページ数:56頁(表紙等含む)
表紙のみAIを一部利用しております。

本編、冒頭

今、この地球は――。宇宙からやってきたヨドミガルドと名乗る地球外生命体の侵略を受けていた。そこに勧善と立ちはだかるのは、我らが輝石戦隊キボンヌジャーだった!

 輝石戦隊キボンヌジャーは、ヨドミガルドがやってくる以前、突如飛来した隕石から採取された超スーパーパワーにより、変身戦闘スーツを開発した組織で、世界各地にいくつもの支部があった。

 今回の物語は、その中の――。日本支部H市基地に所属する戦隊メンバーの話である。

 このH市基地所属する戦隊メンバーのピンク枠が欠員した事を受け、新しく入隊した〝広井桃華〟は、この日――。彼女が加わった戦隊メンバー五人は、ヨドミガルドの拠点アジトの一つを攻略するべく、そこを牛耳っているボス怪人及び数百人もの戦闘員と、今まさに戦っていた。

「やぁ!」

 キボンヌピンクこと、広井桃華は戦いのさなか、興奮していた。

 今までの訓練とは違い、生死を分けた戦いに――。敵の攻撃を交わし、敵を倒す!頭で考えずとも身体が勝手に動き、その高揚感に、初陣の桃華は興奮を隠しきれなかった。

「さぁ!どこからでも掛かってきなさい!このキボンヌピンクが相手になってあげるわ!」

 それは、桃華の一瞬の油断だった。

 桃華が気づいた時――。戦闘員が振り上げていた剣が、キボンヌピンクのマスクを真っ二つに割ろうとしていた。

「きゃ!」

バシュウウウウ!

 事もあろうか、桃華は敵の攻撃を目の前に、死を覚悟して、マスクの中で目を閉じてしまった。

 だが、桃華のキボンヌピンクのマスクは、真っ二つにされる事はなく――。桃華は、マスクの中で瞳を開いた。

「大丈夫か!キボンヌピンク!」

 キボンヌピンクに襲い掛かってきた戦闘員を一撃で倒し――。目の前にいたのは、戦隊メンバーの内の一人、リーダーのキボンヌレッドだった。

「あ、ありがとうございます!キボンヌレッド!」

「礼なんていいぜ!仲間だろ!」

「はい…!」

「そうだぜ!ピンク!」

「俺たちは、いつでも五人一緒だぜ!」

「お前がピンチの時は、誰かが必ず守る!」

 その他の戦隊メンバー、ブルー、イエロー、グリーンが桃華を守るような陣形で集まった。

「自分たちは一人一人出来る事をやって、出来ない事は誰かが、それを補う…それが戦隊チームってものさ!」

「みんなぁ…!」

 桃華は、戦隊のチームワークの素晴らしさに、改めて感動した。

「それじゃあ、一気に行くぞ!!」

「おぉー!」

 そして、キボンヌジャーの必殺技キボンヌボンバーで、ボス怪人もろとも、ヨドミガルドの拠点一つを壊滅させた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 その日、勝利の祝賀会が行われた。
 戦隊メンバー内では、通例となっており――。初陣だった桃華にとっては、初めての祝賀会だった。
 戦隊秘密基地の一角にあるラウンジで、それは行われ――。テーブルには、高級ホテルでパーティーが行われてる際に出てきそうな料理が並んでいる。そして、ビールやワインなどのお酒類も当然の如く用意されていた。

「それじゃあ、改めまして……!」
「桃華……! 輝石戦隊キボンヌジャー入隊おめでとう!……そして、初陣勝利を祝して…」

「カンパーイ!!」

「それじゃあ、桃華!一言、どうぞ!」

「はい!夢だった輝石戦隊キボンヌジャーに入隊して、皆さんに助けられてばかりですけど、これから私が出来る事を精一杯がんばりますので、宜しくお願いします!」

「おう!任せな!」

 それから、祝賀会は桃華を中心に盛り上がり――。酒の飲み方において、自分の限界を知らないでいた桃華は、皆がお姫様のごとく扱われる自分に酔いしれながら、戦隊メンバーにお酒を注がれるままに飲酒を繰り返していた。

 そして、宴もたけなわ――。

「あー… 私…ちょっと、酔っ払っちゃったかも……私…そろそろ…部屋に帰って、寝ますぅ……」

 桃華が、そういって席を立つと――。

「大丈夫?桃華?」

 そう言って、キボンヌレッドこと赤井が桃華の肩を抱き寄せて来た。

「ちょっとぉ~赤井さん、セクハラですよぉ~」

「いや、桃華…自分では気がついてないようだけど、フラついてたからさぁ…だいぶ酒飲んでたみたいだし……」

「えぇ?私、フラついてましたぁ?」

 事実、桃華はフラついていなかった。
 なぜ赤井がそんな事を言ったのか――。彼には、桃華がフラついたように見えた。だから、思わず手を差し伸べた…否、それは、そういう事ではなかった。
 桃華以外の戦隊メンバー四人で、桃華が席を立ち、部屋へ帰ろうとしたら――。
 誰が最初にその行動をするか、それをジャンケンで決めていた事だった。


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