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作品内容
自らの歴史を塗り替えるために訪れたビルの屋上。
そこで出会った二人の少女は、自分と同じ学校へ通う生徒だった。
“いつだって世界は私の周りで、私とは無関係に騒いでいるだけ。この二人はその象徴的存在だ”
重苦しい空からはやがて雨が降り出し、屋上はプールと化すのか?
I そんな幾何学模様を形成しつつある壁を目で追っていた
II それはきっとこの扉の向こう側が綿菓子の世界だからだ
III 水の中からあの空を見上げると
IV 少女はペロペロとソフトクリームを舐めながら
V それは胎児が初めてこの世界を体感した時の悲運の声に似ていた
VI 夏の日に嗅いだ校庭の匂いを思い出しながら
オマケ(NG集)
朗読 桐生莉子