-
{{ product.dl_count_total|number_format }}
{{ item.dl_count|number_format }} - {{ product.dl_count|number_format }}
-
{{ product.rate_average_2dp }}
作品内容
私の目の前には美しくて巨大なウツボカズラが鎮座していた。
私は植物好きが高じて、鬱蒼と生い茂るジャングルへ旅行してきたのだった。
ジャングルはまさに私にとって夢のような場所だった。
まさに、植物達の楽園。
しかし、私はこのときまだ知らなかった。
植物達にとって楽園が、必ずしも動物達にとっての楽園ではないことを……。
「あら♪なんだかいい香り♪」
私はウツボカズラの臭いに誘われて、ウツボカズラの袋の中へと入っていった。
袋の中は白くてネバネバした液体で満たされていた。
私は白いネバネバにどっぷりとつかりながら恍惚とした快感に溺れ、やがて意識を失った。
文字数:1071文字