-
{{ product.dl_count_total|number_format }}
{{ item.dl_count|number_format }} - {{ product.dl_count|number_format }}
-
{{ product.rate_average_2dp }}
- (16.59MB)
作品内容
【あらすじ】
妙な声に導かれて見知らぬ世界に着てしまった主人公は、闇に覆われた景色の中、明かりの灯る小さな宿を見つける。
そこで、主人公は物腰柔らかな女主人・エウシュクル=サーラツィキエラに出迎えられる。
彼女から説明を受け、主人公は異世界に召喚されてしまったことを知る。
しかし、主人公は元の世界に戻る方法が分からない。
そんな主人公の話から、主人公が誰かに術を掛けられ異世界に着てしまったと女主人は考える。
その相手に女主人は心当たりがあった。
実はこの女主人、昔、異世界を渡り歩いていた冒険者だったのだ。
その道中で出会った呪術師に、別世界から異形のモノを呼び出し使役する術を使う者がいた。
おそらく、主人公も呪術師に呼び出されてしまったのだろう、と。
改めて主人公の体を調べる女主人は、主人公が酷く曖昧な存在だということに気付く。
肉体はあるが、限りなく精神的な状態に近い。
主人公は今この世界に着ているが、肉体のほとんどが元の世界に残っている、という。
おそらく、主人公は呪術師に呼び出されたのではなく、呼び出された異形のモノと一緒に間違って来てしまったのだろう、と。
不安がる主人公に、女主人はこの状態なら帰ることが出来ると説明する。
肉体が持つ力は強く、精神的に落ち着くことで元の世界に帰れる、と。
だが、見知らぬ世界で落ち着くことが出来ない主人公の為に、女主人は主人公にかつての冒険譚を話すのだった。
【登場人物】
女主人
名前 エウシュクル=サーラツィキエラ(サツキ)
性格
天然が入った明るい性格。
元々はかなり元気で無鉄砲な性格だったが、年を重ねて丸くなった。
今はだいぶ落ち着いたが、それでも好奇心旺盛な性格で、知識欲と探究心が旺盛。
【作品内容】
導入部
異世界に来てしまった主人公に対して、女主人が異世界のこと、主人公の現状のことを説明します。
深呼吸と脱力、自律訓練法を用いた睡眠導入と癒しを行うパートです。
小話 呪術師と碧蔓塔の巨大迷路
異世界に行くことが出来る薬があるという噂を聞いたサツキは、その薬を手に入れる為に呪術師の下に訪れる。
薬を作る為に必要な材料を持ってくることを条件にされ、サツキは碧蔓塔を訪れる。
それは遥か彼方、天空にまで登る高い塔であり、サツキは迷路のような塔を登っていくが――。
小話 時計の街
サツキは時の番人ウサギから、"近々世界時計が狂い始めるから、直すのを手伝って欲しいという"、という依頼を受ける。
街中が時計の音と時間に支配されている街で、狂うはずのない世界時計を誰に見知られることなく正常に時を戻す。
それは時計の街に相応しく、時間との戦いだった。
小話 気まぐれ猫と雨の街
いつまでも雨の降り続く街には、雨を弾く特別な毛並みを持ったアルムという猫のような動物が暮らしている。
そんな街に怪我の治療の為に訪れたサツキは、なぜか一匹の年老いたアルムに気に入られてしまう。
旅たちの朝、サツキが宿を出ると、アルムはまるで待ち構えていたかのようにサーラを見つめていた。
誘われるように細い路地を抜けた先で、サツキは見知らぬ空間に迷い込んでしまい――。
エピローグ
異世界のことを知り、安心を得た主人公は、サツキの優しい言葉に誘われながら眠りに落ちていく。
本編合計
異世界の宿‐雨と時計と迷宮の塔‐ 1:11:42
異世界の宿‐雨と時計と迷宮の塔‐(BGM無) 1:11:33
【クレジットタイトル】
声優 : おおきなこびと 様
イラスト・台本・編集 : 野村渚