(1) 唐突に遠視ができなくなった。もしかして相殺されたのだろうか。となると非常にまずい気がする。今すぐここから逃げた方がいいかもしれない。命は大事だからな。死んでは元も子もない。
「どうした、そんなに慌てて」
あ、起きた。いやなんかこの集落の近くの遺跡の地下に大量の魔物とよくわからないやつが五体いて、観察してたらいきなり遠視が切れたんだよ。これってやばくないか。
「それはまずいかもしれんのう」
なんでそんなに悠長なの。
「まぁこの集落には精霊が二人もおるのじゃ。そう簡単に手は出せんと思うぞ」
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Circolo nome | AgeRatum |
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Data di rilascio | 29/05/2017 |
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Serie | Dimension |
Età | |
Formato dell'opera. | |
Formato del file. | |
Lingue supportate | |
Genere | |
Dimensione del file |
3,76MB
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Riepilogo dell'opera
収録内容
(1)GIFアニメ基本5点(+差分2点)
サイズ:500x600ピクセル
(2)約2.2万文字のお話:ファンタジー
GIFアニメの縮小サンプルをpixivにおいています。
http://www.pixiv.net/member.php?id=4155256
前作までのあらすじ
とある集落で護衛をしていた主人公。そこへ突如、超大型の魔物が現れ村人が全員連れ去られてしまう。
村人を助けるべく、魔物の跡を追いかけ戦いを挑むものの、かなわず敗走する。
そんな時、精霊と出会い何とか窮地を逃れることに成功する。それから強くなるため、
精霊と共に様々な場所を巡る旅に出る。その途中で大量の魔物と戦う場面に遭遇したのだった。
シナリオサンプル
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(2) あの数を見てもそんなこと言えるのか。
「わしの力も強まったことじゃしの」
そうなのか。
「ああ、ここの精霊と共鳴したことでかなり強化されたと思うぞ」
そんなに凄いのか。
「一つ教えてやるとするかの。わしはこの状態でもお主の力が使えるようになった。しかもかなり強化された状態でな」
えっ。
「今試しにその遺跡の地下の魔物とやらで遊んでみておる」
急いで遠視をしてみる。魔物がすごい勢いでスライスされたり、圧縮されたりしていた。これは一体。 -
(3)「お主、今までこんな便利な力を使っておったのか。実に楽しいの」
そんなに使ったら俺の体力がすぐになくなる。
「その心配はせんでいい。この世界に存在するものから少しづつ力を分けてもらっておるからの」
えっ。そんなこともできるのか。
「そうじゃ、凄いじゃろう」
凄いというかそれもう使い放題なんじゃ。
「そうでもない、力を使えば使うほど大変なことになる、お主が」
はっ、どういうことだよ。
「それはここの魔物を倒してからゆっくり話すかの。といいたいところじゃが、ここまでのようじゃの」 -
(4) …。あーなんだこれ…目が開けて…られ…
「それも一つじゃな。もう聞こえてないかの」
「主よ…そろそろ起きてもいいんじゃないかの」
んん。ここはどこだ。
「集落じゃ。男衆が遺跡へ向かったぞい」
それはやばいんじゃ。
「わしが散々遊んでやったおかげで、中の魔物はかなり興奮状態じゃな。あんなところへ行ったりしたら」
したら。
「それは言わんでもわかるじゃろう」