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作品內容
午前10時。
普通の女と普通にセックス。
男に金を払ってセックスするということ以外には本当に普通な女だ。
顔も体も性格も性欲も普通。
ここまで普通だとかえって不気味だ。
今まで付き合った男性にもすぐに飽きられてばかりで、肉体関係を金で買うようになったらしい。その関係ですらあまり長く続いている気がしないが。
俺だって飽き飽きだが、普通の金額をいつでも普通に受け取れるので利用し続けている。
午後12時。
高級レストランで女と食事。
この女の目的は安っぽい服を着て高級料理をガツガツと食べる俺を眺めて馬鹿にすることだ。
この女の顔は今でこそそれなりの見た目をしているが、顔をいじる前は相当なブサイクだったのだろう。
俺は顔には自信があるのだが、そんな俺の惨めな姿を見るのがたまらなく好きなのだろう。
この女は底意地の悪い笑みを浮かべてめいいっぱい俺を馬鹿にしているつもりなのだろう。
実際にはそのズタズタになった表情筋では笑うことなど出来なくなっているのだが。
文字数:1145文字