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作品内容
自分は世間ではニートと呼ばれているが、自分は今の状態について何もおかしいところはないのである。
故に、自分はこれからずっと、寿命がきて自然に死ぬそのときまでずっと所謂世間で言うところのニートのままなのである。
そもそも、何故誰もが働くことが普通とされているのであろうか。
まずはこの比較的シンプルで素朴で純粋で最も現在の人類にとって重要な問題に対して、しっかりと述べていくのである。
働くということに疑問を持とうとしない人間があまりにも多すぎることを私は声高に嘆き悲しむ限りなのである。
働くということに疑問を持たずに日々漫然と労働に費やすことこそが真の怠惰であり、世間の言うところにならうのならば、真のニートということができるのである。
そもそも、働くこととは何故必要なのであろうか。
それは人類が生きていく為である。
しかし、文明が十分に発達した現代においては、全ての人類が働くという行為をしなくても十分に生きていくことができるのである。
むしろ、全ての人類が働かなくてはならないという世間では常識として君臨してしまっている固定観念こそが人類を絶滅へと追いやっているのである。
文字数:1041文字