熱中症とサキュバスにご注意を

※この物語の主人公は口が悪いです。先代の教えの影響か・・・、魔族だけでなく、女性を下に見ているクズ男です。

この世界を支配した魔族は英雄・カイによって館へ封印された。
世界は平和になり、魔族は討伐され、現代の若者は魔族を見たことがないと言うほど館の外にいる魔族の数は減った。

そんなある日、暑い暑い8月の真っ只中。
熱くて死にそうな「勇者の末裔・あきひさ」は熱中症と悪夢にうなされていた。
世界は異常気象のため温暖が進み、日中は50度が続いたからだ。
ふと夜目覚めると、そこには封印したはずのサキュバスの生き残りがいた。
サキュバスは「治療行為」と評して勇者を癒しに来る。
彼女の体はヒンヤリして冷たく、勇者はサキュバスからはなれられなくなってしまう。
愛撫により体が楽になった勇者は豊満な体を押し付け誘う大嫌いなサキュバスに発情してしまう?!
しかし、精液は彼女に力を与えてしまう!?さあ勇者よどうするか。


ユリアンナ
勇者の末裔が熱中症になったと聞きつけ、治療行為を行いに来た優しい看護婦。
「医療行為」として深夜、体を冷ましにきてくれる優しき女性。
その正体はナースサキュバス。生態は謎。

ビビアン
双子サキュバスの姉
白い肌を持ち、勝ち気で気性が荒い。胸が小さいことを気にする。

ビネアダ
褐色の肌を持ち、優しい性格。胸が大きいことを気にする。

あきひさ
英雄・カイのひ孫にあたる。異常気象のため体調を崩し
部屋にこもっていた。
短気ですぐイライラする性格。
勇者の末裔という肩書でモテているために女性を見下す最低男。
複数の女性からお見舞いをされる幸せ者。


本編:31p(文字有りなし差分あり)

背景:玉英(ザラスドットコム)様
シナリオ:バイオ西人、まりおねっと近藤
着彩:土呂圖
原画:貸江田昴