花散る夜の～元カレとカレ友と私の場合～

あなたと蓮と優臣の三人は、高校時代の同級生。
些細なことがきっかけで高校時代からの彼氏・蓮と別れてから半年後、サークル仲間に強引に誘われた合コンの場で、元同級生の優臣と偶然再会したあなた。
お酒も進みすっかり酔ってしまったあなたは、優臣に介抱されて蓮のマンションを訪れる。
そこでようやく、優臣はあなたと蓮が別れていたことを知る。
そのまま二人を帰すわけにもいかず、戸惑いながらも部屋に二人を招き入れた蓮だったが、優臣は「もう別れてるなら、俺と彼女がこういう関係になってもいいってことだよね?」と言って、未練たらたらの元カレに見せつけるようにあなたにキスをしてきて……?

【半年前に別れた彼氏】 樋口 蓮(ひぐち れん)21歳
私立大学理系学部3年生。
ちょっとお金持ちの家のお坊ちゃんで、繁華街のマンションに独り暮らししている。
友人は少ないが、一度気を許した仲間には甘えてしまいがちで、少しワガママなところがある。
あなたとは高校時代からずっと付き合っていたが、そんな性格もあって半年前に破局している。
まだあなたに未練があり、ヨリを戻したいと考えているが、プライドが邪魔をしてなかなか自分から連絡することができない。

【元同級生で元カレの友達】 堤 優臣(つつみ まさおみ)21歳
私立大学文系学部3年生。
蓮とは高校時代の部活仲間(バスケ)で、親友と呼べる関係。
あなたとはもともと同じクラスで、同じ委員会に所属していたこともある。
優臣にとってあなたは初恋だったが、蓮を紹介したことで蓮とあなたが付き合いだしてしまった。
行き場のない気持ちを押し殺しながら他の女子と付き合ったりもしたが、まだあなたに未練がある。

【あなた】
優臣と同じ私立大学に通う3年生(優臣とは違う学部)。
付き合っていた蓮の束縛とワガママに疲れ一度別れたものの、まだ少し未練がある。
今晩はそんなあなたを見かねたサークル仲間に誘われて合コンに参加した。
高校時代から優臣の気持ちには全く気づいておらず、自分にも優臣にも相手がいたため、異性として特別に意識したことはない。

※この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
※本作は卑語、淫語、直接的な表現などが含まれます。
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