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Círculo pessoa(s) | Healing Hut Mochi Cat |
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Lançamento | 22/06/2021 |
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Série | もち猫ワンコイン企画 |
Cenário | クアトロ |
Ator de voz | 江井みゆき |
Idade |
Todas as idades
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Formato do produto | |
Formato do arquivo |
WAV
/ MP3同梱/PDF
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Línguas disponíveis | |
Gênero | |
Tamanho do arquivo |
567,12MB
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Esta é uma obra "Tradutores Unidos" autorizada para tradução. [ Sobre o Tradutores Unidos ]
- (50.38MB)
Conteúdo do produto
作品紹介
◆はじめに◆
本作の音声パートは全編バイノーラル音声です。
イヤホンかヘッドホンを装着してお楽しみ下さい。
また、本作はテキストパートと音声パートが交互に交わり読み聴きを進めていく作品です。
テキストはPDF、音声はwav or mp3が閲覧/再生可能な環境で視聴下さい。
◆ワンコインなのにココがスゴイ!◆
・第2章のテキストパートは約3800文字
・第2章の音声パートは約45分
・第1章~第3章まで3週連続でリリース!
・総計テキストは約3万文字/音声は約2時間半収録!(第1章~第3章を含めた総計です)
◆作品内容詳細◆
<第1章>
・0-1:序幕1/テキスト
・0-2:序幕2/テキスト
・1:噂の転校生/音声
・2:転校生は人気者/音声
・3:転校生は耳が弱い/音声
・4:転校生は世話焼き/音声
<第2章>
・4-2:耳かきの末に/テキスト
・4-3:夢/テキスト
・4-4:転校日の翌日/テキスト
・5:翌朝/音声
・6:転校生からの呼び出し/音声
・7:転校生の部屋、再び/音声
・8:二回目の耳かき/音声
<第3章>
Coming soon...
★本作第2章は、先週発売された第1章の続編です。こちらも110円なので是非前作をご視聴の上、お楽しみ下さい。
第1章リンク→ https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ329710.html
★また本作は3部作3週連続で発売予定です。最後の第3章も合わせてチェック!
第3章リンク→ https://www.dlsite.com/home/announce/=/product_id/RJ329835.html
トラックリスト
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第2章-4-2_耳かきの末に(テキストパート)
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第2章-4-3_夢(テキストパート)
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第2章-4-4_転校日の翌日(テキストパート)
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第2章-5_翌朝(音声パート/会話)02分42秒
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第2章-6_転校生からの呼び出し(音声パート/会話)03分24秒
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第2章-7_転校生の部屋で(音声パート/筆記音)13分14秒
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第2章-8_2回目の耳かき(音声パート/耳かき音(新効果音))14分01秒
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第2章-9_玉ねぎ抜きのオムライス(音声パート/会話)10分24秒
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総再生時間約44分
転校生はギャルJKなダークエルフ!? 2章幕間
癒し庵もち猫 クアトロ
4-2:耳かきの末に
気持ちいい...。
他人にしてもらう耳かきが、こんなにも気持ちいいとは。
いやこの場合、人ではないが。
もうそんな事はどうでもいい。
日常的な夜更かしと、余りの心地良さに意識が薄れていく。
それにナナリーから放たれる甘い香り。
普通ならこういう場合、興奮する...というのが正しい男子の反応だろう。
しかも女の子の部屋だ。
悠長に眠っている場合ではない。
だが分かっていても抗えない眠気に、僕は勝てなかった。
ナナリーが何か言っている。
ナナリー「文字を書くの教えてくれるっつったじゃん。」
そうだ。
文字の書き方を教える。
そう約束したんだった。
起きなければ。
頭では分かっていても、身体が言う事を聞かない。
とうとう僕はまどろみの末、眠ってしまった。
4-3:夢
夢を見た。
うっそうと生い茂る森...。
薄暗く、ジットリとしていて空気が重い。
木々の枝葉が擦れ合い、不気味な音を立てている。
だが不思議と「怖い」というよりは「懐かしい」、そう感じた。
何故だかは分からない。
頭上の木の葉から一滴の雫が落ち、僕の首筋に着弾した。
一瞬ビクッとなり、頭上を見上げる。
木々の隙間から見えている空は、どんよりとした雲に覆われており、そして納得する。
そうか、雨上がりなのだ。
冷静に状況を把握する。
しかしここは何処だ?
それだけが分からない。
その時だった。
“それ”は起こった。
正面から突風が襲いかかり、思わず両手で顔を塞いだ。
何だこれは。
考える間もなく、続いて周囲に轟音が鳴り響いた。
何が起こっている?
耐え切れず、直ぐ近くの木陰へ避難する。
身を屈め、“それ”が収まるのを待った。
数十秒後、“それ”は止んだ。
安堵の息が自然と漏れ出る。
が、安心はしていられなかった。
直ぐ近く、おおよそ10mくらいだろうか。
足音が聞こえる。
誰だ?
人か?
しかし僕は直感的に危険を察知した。
マズい!
顔を出してはいけない。
身体が、五感がそう叫んでいる。
このままやり過ごそう。
そう判断し、物音を立てない様、息を潜める。
その努力も虚しく、足音は真っ直ぐこちらに向かって来ていた。
5m...、2m...、1m...。
どうして?
僕がここに居ると、既に気付かれている?
直ぐ横で小枝を踏む音がした。
意を決して顔を上げる。
真っ先に長く鋭い爪が目に入った。
手?
だが人間の手でない事は、一目瞭然だった。
木の向こうから、ヌッと顔が現れる。
逆光で顔が見えない。
だが特徴的なそれは見逃さなかった。
長く尖った耳...。
これは...!
そこで目が覚めた。
クレジット
声の出演:江井みゆき様
Twitter: https://twitter.com/eieio0514
声の収録:ねこの手スタジオ様
http://neko-st.com/
制作・その他:癒し庵もち猫
https://twitter.com/motineko_qatr
https://ci-en.net/creator/4425
★本作を無断でアップロードする事を禁止します