作品内容
■ストーリー■
地下資源や二大陸を挟む内海を巡る全面戦争に突入したノーデンフェルト国は、
女性すら貴重な戦力として、窮屈で過酷な潜水艦乗りに割り充てる作戦を実行に移した。
大幅な改装を経た新鋭艦ウルディアーナは、すべて女性である華やかさもあり、国内外の注目を浴びることになる。
しかし、実際のところ損耗率の高い潜水艦隊に貴重な兵士を割り当てることを望まず、
凄惨な陸上戦で捕虜となり乱暴されることによる士気の低下もない配慮を元に集められていた。
その艦に新米艦長のアアルが任務に就くことになってしまう。
軍司令部から一人の監視役の親衛隊が乗り込んでいると噂されつつ、
アアルは可憐な兵士達を率い、長い航海での通商破壊戦へ赴くこととなった。
第二次世界大戦風の架空舞台で繰り広げる女性兵のみのUボート戦を描いた、美少女ゲームではおそらく初であろう本作。
プレイヤーは艦長としてコマンド選択式による『指揮』を行い、船員達の信頼を勝ち取りながら、
水中投下された爆雷を掻い潜り生還を目指します。
ADV画面ではカットインや3Dムービー演出が使われており、まるで潜水艦映画のような緊張感を感じさて進行します。
メインのヒロイン6名。素でクールな士官からツンデレツインテール系の水雷員などの
定番な個性に『軍モノ』『軍服』のシチュエーションをコラボしたキャラクターメイキングとなっています。
加えて、女性兵の汗によって独特の匂いがたちこめる狭い船内でのイベントシーンなど、
汗や密着感などをコンセプトとしたイベントシーンを収録しました。
■■キャラクター紹介■■
▼アアル・ヴァンリート
階級:ノーデンフェルト海軍大尉/艦長
「はあ……なんとも性格のキツい女ばかりじゃないか」
潜水艦ウルディアーナの艦長にして主人公で、自分以外女しか船員がいない艦に、色々と戸惑っている。
自分の信じる道には一生懸命で、それに対しては頑固でもあり、律儀でもある。
▼スティア・ノール
階級:ノーデンフェルト海軍中尉/先任将校
「私は艦長には艦長にしか為されない大切な任務があると信じています」
副艦長を意味する先任将校であるが、艦内では「先任」と呼ばれる事が多い。
若いながら艦長の次に指揮権を持っており、特殊な環境に就いた主人公にとって忠実で頼りになる存在。
少し感情の変化に乏しく、どこか人形のようなイメージを持っている。
また、マイペースなのか無知なのか、それとも疎いだけなのか普段ブラをしていないせいで、
汗のにじんだ服越しの豊胸(艦内随一)を見られても気にならない、鈍感な天然系でもある。
▼リノ・バーデ
階級:ノーデンフェルト海軍航海兵曹長
「艦長、積み込みの邪魔になりますから、おしゃべりはその辺で終わりにしてください」
艦内では5番目、士官の下にある先任下士官では上である。
星が好きで天文学を覚え航海術を学び、その卓越した知識で航海長までになった。
規律に厳しく、また任務中は一切無駄口をきかないエリート思考の性格。
非番の時ですら一人本を片手に過ごし、仲間とのプライベートな付き合いはあまりしない。
気にかかることがあると無意識に指先で眼鏡を持ち上げる癖がある。
▼サフィーヌ・クリッツェン
階級:ノーデンフェルト海軍上等掌帆兵曹
「うふ……ん、もちろん、お慰め差し上げてますのよ……」
掌帆兵曹は軍医や軍紀、艦内の衛生管理を担う役職。
艦内規律を掌握するだけでなく、医官として乗組員の健康管理もしているが、自由に伸ばした髪形や
艦長への悪戯(誘惑)をする屈託のない態度から、もしかしたら艦内の風紀から一番遠いのかもしれない。
切り替えの上手さから、一般兵と下士官の軍紀を正す役割を十分担っている。
国内マフィアとして恐れられているクリッツェン一族と繋がりがあるのかないのか、鬼掌帆長として兵の信頼(?)はとても厚い。
▼メリーカ・ボルフェート
階級:ノーデンフェルト海軍二等水雷兵曹
「お上品な艦長さんに切って差し上げましょうか?」
潜水艦の主要武器である魚雷や艦砲を扱う水雷員のリーダー。
二つに束ねた美しい金髪姿と相反し、誇り高い山岳過激部族の出身のため短気で気が強い。
潜水艦隊は絶対的な上下関係があるにも関わらず、戦闘の内容によっては艦長にも激しくたてついていく。
戦いにおいて敵わない相手には、意外にしおらしい一面も見せることも……。
▼ウルリケ・グレーシェル
階級:ノーデンフェルト海軍三等電信兵曹
「ラーニには私がついて居ないと、何もできませんの」
富豪のお嬢様が何故か訳あって女性だけの潜水艦乗りを希望し、電信員、無線・聴音の責任者として任に就いている。
最年少の1人でもあるが、その生い立ちから振る舞いには品がありプライドが高い。
見かけによらず、物事の受け流し方などは嫌味のない大人な対応を見せるが、
艦内に入ってきた艦長には少なからず拒否反応を見せているようだ。
常にラーニと共に行動をし、世話を焼いている。
▼名前:ラーニ・カペル
階級:ノーデンフェルト海軍四等電信兵曹
「何で、死ぬために戦うの…?」
電信員、聴音。絶対的な聴力は視力を失った片目を補うために身に付いたのか
様々な音響帯を拾い、的確に判別する優れた能力を持っている。
表情の変化が乏しくいつも無表情でいるのと、気まぐれな行動で
周囲を困惑させているらしく、一緒にいるウルリケを困らせる事もある。
空や鳥が好きで、鳥から教わった天候の変化を伝えてくれることも。
▼ヴィルフィエーデ・ゲルネ
階級:ノーデンフェルト海軍少尉/機関長
「あたしらの腕に掛かりゃあ、1時間もいりませんでしたよ」
通称「ヴィル」。機関部全体を管理する機関長。操舵を担当する兵の一人でもある。
姉御肌で面倒見が良く公私共に人望があり、艦内で賭トランプをしたり、バイクが好きで休暇時にはよく乗り回している。
機械いじり以外の面倒な話はあまり好きではなく、基本的にがさつであるためか、
意外に操船や運転という部分での評判は良くないらしい。
▼パウラ・グラーツ
階級:ノーデンフェルト海軍少佐/潜水艦ファ・イスト艦長
「ほほう、すっかり青臭さが抜けたな。立派な艦長ぶりじゃないか」
潜水艦隊初の女性艦長で、主人公の元上官。
女だてらに鬼のように厳しく容赦ない鍛え方をするものの、部下思いで堂々とした
理想的な艦長の風格で、主人公アアルも敬意と憧れを抱いていた。
本来は女性のみで構成した潜水艦の艦長として就任する予定だったらしい。
本来はウルディアーナとは別の潜水艦隊に所属しているのだが……。
▼リリ・クルプケ
階級:ノーデンフェルト海軍一等電気機関兵曹
「よかったね、一緒に行けるよ、エンブラ!」
電動機・バッテリーの責任者。
小柄でいつも自信が無さそうな頼りがいのない感じだが、新技術の集められた電気機関を扱える程、確かな腕を持つ。
彼女に足りないのは自信だけだと機関長であるヴィルからも一目置かれている。
エンブラという小鳥を艦内で飼っている。エンブラの事に気を留めてくれると嬉しいらしい。
▼ルアッカ・シュテルエーダ
階級:ノーデンフェルト海軍少尉/次席将校
「我々は艦長に全てを委ねるだけです」
甲板砲や対空兵装の責任、無線設備の監督をしている。
電信員のウルリケで解けない暗号化された士官通信はルアッカが暗号を解く。
かつては北方基地に所属していたせいか、作戦海域の環境などには若干不慣れな面も。
クールで真面目だが、女としての隙が多い。
▼ヴァーニャ・ヤーデン
階級:ノーデンフェルト海軍一等水兵
「艦長〜、先任〜、お昼ごはんのお時間ですぅ〜」
乗組員の食事を作っている調理長。
ほんわかまったりとした雰囲気と口調のせいか愛嬌がある。ただ、どんな状況でも
雰囲気が変わらず、任務や義務に少し無頓着なところがある。
調理は皆に美味しいと評判であり、長い哨戒任務における数少ない娯楽として喜ばれている。
▼ドミニク・リードレ
階級:ノーデンフェルト海軍上等水雷水兵長
「兵を使い捨てだと思ってる奴に命預けられるかっての」
水雷員、砲兵装の船員。
メリーカと同じ部署を担当しており、メリーカよりも一つ下の階級。
そのため、一緒に仕事をしている事が多いが、メリーカのことを尊敬し慕っているためか、
普段の生活においてもメリーカの後をついて回っているようだ。
艦長よりもメリーカの言う事をよくきく。
▼モイア・フラーゼ
階級:ノーデンフェルト海軍四等操舵兵曹
「操舵、潜航開始」
操舵を担当する兵の一人。
外見上の特徴などから、どうやら純粋なノーデンフェルト人ではないようだが、人事調書には
三世代前までしか記載されていないため詳細は不明。
異国の血が入っているにも関わらず、最も緊張の続く重要な操舵を担当するほど優秀な腕を持つ。
寡黙で落ち着いた雰囲気で、無駄口をたたくことはほぼ皆無。
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 1.56GB
- CPU
- PentiumIII 1GHz / Pentium4 1.7GHz
- メモリ
- 256MB / 512MB
- HDD
- 1.8GB以上
- 必要解像度
- 800*600 フルカラー
- DirectX
- 9.0c以上
- ソフ倫受理番号
- このタイトルはソフ倫審査済みです (受理番号0003160D)