作品内容
■□■ストーリー■□■
な、何故だ……何故あんな凡夫が……くそっ!
俺が腹を立てている理由……
それは、俺が所属している科学部が参加した、
全国発明甲子園・個人部門での屈辱的な結果にあった。
『小さなロボットとそれを巨大化させるライト』という大発明をした俺が失格で、
『走る時に受ける風を利用して発電する、半永久的に走り続けられるラジコンカー』
なんてくだらない発明品が優勝するとは、納得いかん!!
昔からそうだ……どんなに素晴らしい発明品を作ったとしても、
世間に受け入れられず、屈辱に耐えていたあの日々……
それがまた繰り返されるなんて!
この天才を馬鹿にした世間へ報復しつつ、
最終的には俺の足元にひざまずかせる、そんな良い方法はないものか……
むっ、そうか!! ふふ、ふふふふ、ふははははは!!
俺は発明家だ……無ければ作ってしまえば良いだけの事!
凡人が幅をきかせ天才が虐げられるような部活に用はない!
天才である俺が作った発明品を使って学園を裏から支配する秘密組織……
その名も『第二科学部』を作ってやる!
この学園を恐怖に陥れ、いずれは俺の足元に平伏させてやるぞ!
そうなれば、男の夢!! 学園ハーレム化だって夢じゃない!
よし、こうしてはいられない、今すぐ準備に取り掛かるぞ!!
■□■登場キャラクター■□■
【ちっちゃくてお馬鹿な戦闘員1号】
●笹ノ瀬 風璃 (CV:朝倉奏美)
峡哉のクラスメイトでケンカ仲間。
良くも悪くも、素直で裏表の無い性格。
特撮やアニメが大好きで、ヒーローの様に困っている人を助ける事に憧れを抱いている。
小学校の頃から、胸以外がほとんど成長せず、今でもその頃のスカートや上着が着られるという合法○リ。
頭の方もほとんど成長していないようで、峡哉と2人でブービーを争っている。
その上、性知識も全く無く、一番エッチな行為はキスだと思っている。
単純で騙されやすい所を峡哉に目を付けられ、『第二科学部』に入部する事となる。
「こ、こら〜!誰がちびっ子よ!」
【正義の魔女っ娘】
●高良 月乃 (CV:榊木春乃)
峡哉の家の近所に住んでいる、幼馴染のお姉さん。
生徒会会長を勤めており、成績優秀、スポーツ万能、明るく社交的で人望も厚いパーフェクトな人物。
しかし、幼馴染である峡哉と二人っきりになると、急に態度が変わって本来の性格を現し、
峡哉を様々な方法でからかったり苛めたりして楽しんでいる、超ドS。
子供の頃から、峡哉に数々のトラウマを植え付け続ける、峡哉に取ってはラスボス的な存在。
陰では正義の魔女っ子、プレシャスムーンとして、町や学園の平和を守っている。
「あら?まさか私に逆らうつもりかしら?」
【風璃の幼馴染】
●水原 さらら (CV:春河あかり)
風璃の1つ年下の幼馴染。
毎日、風璃の分までお弁当を作って来るような、家庭的で優しい性格。
風璃の親友かつ、妹的存在かつ、保護者的な存在。
ピュアで乙女で夢見がちなメルヘン少女。
子供の頃に近所の悪ガキに虐められた所を風璃に助けられ、
それ以来ずっと、風璃の事をお姉ちゃんと呼び、慕っている。
水泳部に所属しているが、母親譲りのカナヅチで水に浮かぶすら出来ない。
異常なまでの面倒見の良さには、何か理由がある様子。
「本当に嬉しいんですよ、誰かに頼られるのって」
【存在感の薄いクラスメイト】
●佐原 空希 (CV:飯野汐里)
大人しく、自己主張のできない峡哉と風璃のクラスメイト。
存在感が薄く、その薄さは、すぐ隣にいても存在を気付かれないほど。
そのためか、未だにクラスメイトの誰にも名前を覚えて貰っていない。
峡哉達からは名前を「くうき」と読み間違えられるが、
その間違いを正す事も出来ず、「くうき」と呼ばれ続ける事となる。
なぜ存在感が無いのか分からないほど大きな胸には、ある悩みがあるらしい。
とある事がきっかけで、峡哉に無理矢理『第二科学部』に入部させられてしまう。
「うぅ……『くうき』じゃなくて『あき』なのに……」
【生徒思いの新米教師】
●中平 唄葉 (CV:ヒマリ)
峡哉達のクラス担任。
生徒思いの、優しくて明るい先生。
担当教科は国語。
新米教師ながらもクラス担任を任されており、生徒からは『唄ちゃん』と呼ばれて慕われている。
順風満帆な教師生活をすごしているように見えるが、
峡哉や風璃などクセの強い生徒に振り回され、気苦労が耐えずにいる。
「はーい、みんな〜。授業始めるわよ。席に着いて〜」
【騒がしいさららの友達】
●長谷川 陽波 (CV:のらのねこ)
さららのクラスメイトの友達。
人見知りをせず、テンションが高く明るい性格。
ノリがよく、風璃の狂言にも冗談としてノっかってくる。
ノせ方とかも上手いので風璃とはわりと気が合う様子。
面白い事を探して、放課後の学園を探索するのが日課。
面白いものを探して常にキョロキョロとしているせいか、
誰よりも早く、空希の存在に気が付く事が出来る、稀な存在でもある。
「ビッグニュースを仕入れたっすよ!」
【月乃を信奉する生徒会副会長】
●不知火 輝穂 (CV:大葉じゅん)
峡哉と同じ学年で、会長である月乃を慕う生徒会副会長。
月乃には敵わないまでも、スポーツ万能、容姿端麗。
普段は規律に厳しく、学園の秩序を乱す者には鉄拳制裁も辞さない為、
素行の悪い峡哉と風璃は、頻繁に殴られ、目の敵にされている。
月乃との関係を羨むのも含めて、学園の秩序を乱しがちな峡哉を特別に敵視している。
「騒ぐなと言ってるだろうが!痴れ者どもッ!」
【花畑学園長】
●大宮司 峡介
峡哉の父親で現花畑学園の学園長。
突き抜けた言動が目立つが、生徒思いで器が大きく、そのカリスマ性は絶大。
毎回の学園朝礼の時に、前学園長である妻、つまり峡哉の母親の惚気話をするのが、
生徒間での御馴染みとして評判であるが、峡哉に取っては○問の様な時間である。
峡介と比べられて育ってきた峡哉に取っては、父親として尊敬はしているが、
コンプレックスを感じる大きな壁でもある。
「それでこそ、我が学園の生徒だ!」
【体力馬鹿の天才発明家】
●大宮司 峡哉
主人公。
学園長である大宮司峡介の息子。
ガサツながら根はいい奴なのだが、バカで変人な所が玉にキズ。
元体育教師の父親を持つだけあり、運動神経だけはよいが、体育以外の成績は最悪。
俗に言う『体力馬鹿』というやつであるが、本人はその汚名を受け入れず、
自分の事を『体力天才』だと言い張っている。
何故なら峡哉は、紛れも無い発明の天才だったからである。
「ようし、それじゃあ今日も、第二科学部の活動を開始する!」
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 総計 3.9GB
- CPU
- Pentium4 1.2GHz以上 / Pentium4 2.0GHz以上
- メモリ
- 256MB以上 / 512MB以上 (Vista/7は512MB以上 / 1.0GB以上)
- VIDEO
- VRAM 32MB以上
- 必要解像度
- 800*600 ハイカラー
- DirectX
- DirectX 8.0a以上