作品内容
■□■ストーリー■□■
首都アンゼルムから離れた小さな村――サンディッヒ
主人公のクレア・アイシア(名前変更可)は両親と慎ましくも幸せに暮らしていた。
長きに渡り絶対王政で国を繁栄させたアンゼリア。
しかし、国王が突然病に倒れ、国内は混乱。アンゼリアは次第に乱れていった。
そして、盗賊団が横行し、村を次々と襲撃するという事件が勃発する。
今は穏やかなサンディッヒも例外ではなく、村の住民は怯えながら毎日を過ごしていた。
そして、恐れていた悲劇が起こる……。
ある日、盗賊団がサンディッヒを襲撃。
クレアの自宅に侵入してきた盗賊は両親を殺害。
クレアは盗賊に連れ去られようとしていた。
命を失うことを覚悟したクレアだったが、1人の騎士がクレアを救った。
その名はアデル・リード――
リード家は国内でも有名な貴族であり、また代々騎士団を運営する家柄であった。
若くして騎士団の団長を務めるアデルは、
身寄りがないクレアを自分の屋敷のメイドとして迎え入れた。
クレアは個性豊かなリード家の4兄弟に囲まれ、
兄弟の専属のメイドとして生活することになった。
果たしてクレアを待ちうける運命とは……!?
■□■登場キャラクター■□■
●アデル・リード (CV:土門熱)
リード家の次男。
兄弟の中で、1番剣術に長け、幼い頃より騎士として活躍を期待されて育った。
剣術の腕前もさることながら、なにより優しい性格と観察眼に優れ、状況判断も的確。
また、周囲からとても慕われている。
幼い頃からリード家に仕えているフィルとは年も近く、アデルによっては親友のような存在で、
時々、フィルに対し横柄な態度をとったりもするが、これはアデルなりの愛情表現である。
周囲に反対されても団長、家督の座を自分に譲る決断をした兄ルイスを尊敬し、
兄のためにも立派に務めを果たすべく努力している。
容姿、家柄もよく、社交界に出ると女性から言い寄られることもしばしば。
そのため華やかな社交界は苦手。
一応、紳士のたしなみとして女性経験はあるが、一人の女性と真剣にお付き合いしたことがなく、
また恋もしたことがない。
趣味はアンゼルム探索。
ヒマさえあれば街に行ってしまうため、フィルはよくアデルを探し回るはめになっている。
「もしよかったら、俺を選んでくれないかな?」
●ルイス・リード (CV:須賀紀哉)
リード家の長男。
昔から頭の回転が早く、剣術もそれなりに長けていたが、厳しい言動が多く、人の上に立つのは苦手。
また、兄弟ともコミュニケーションをとるのは苦手。
次期当主、騎士団長として幼い頃より英才教育を受けるも、弟アデルに全てを譲ると宣言し騎士団を退団。
その後、家からの援助を一切受けず、貿易事業を立ち上げる。
そして、設立してわずか2年で成功を収め、現在も経営は好調を維持している。
会社を立ち上げるために、情報収集やパトロネス探しもかねて、
苦手な社交界に参加していたため、女性経験はある。
趣味は音楽や舞台鑑賞、東洋文化の研究や調度品収集。
オペラやクラシック鑑賞が好きで、仕事の合間を縫って足を運んでいる。
しかし、自分の趣味を人に知られたくないため必死に隠してはいるが、
その手の話しになると饒舌になってしまう。
また、東洋の国に興味があり、本を読んだり、家具や調度品の収集をしている。
「私に専属など必要ありません。むしろ、仕事の邪魔です。」
●ザック・リード (CV:寺竹順)
リード家の三男。
明るく、活発で、いたずら好き。
喜怒哀楽をはっきり表に出す性格でスキンシップも多めのワンコ系。
幼い頃からアデルとフィルに剣術を習い、すぐに頭角を現すという才能の持ち主。
剣術の楽しさを教えてくれたアデルとフィルをとても慕っており、
念願叶ってヴァルト騎士団に入団するも、戦術試験の成績が芳しくなく、
現在はフィルの班に配属され戦術を学んでいる。
将来はアデルみたいな騎士になりたいと思っている。
恋愛経験は全くなく、ヴァルト騎士団に入ることしか考えていなかった。
容姿、家柄が良いため、モテてはいたのだが、女性からのアピールすらも気づかない鈍感。
趣味は食べること、剣術の稽古、寝ること。
アデルと一緒に街の散策に出て、美味しい食べ物を見つけるのが楽しみ。
どこでもすぐに寝れる。(趣味というよりは特技)
「オレを……オレを選んでくれたんだ!クレア!やった!」
●ノア・リード (CV:あさぎ夕)
リード家の四男。
騎士学園に通っている。
リード家一族は学園に通っている間は常に主席を取り続けてきたが、ノアが初めて主席の座を落としてしまう。
体裁を重んじる父はこの出来事を機にノアを見放してしまい、
ノアは学園に通う以外は自室に閉じこもるようになってしまった。
リード家の中では浮いた存在になり、兄弟たちはノアとどう接したら良いのか困っている。
基本的に無表情で感情をあまり表に出さない。
学園での生活が厳しく、今まで女性と付き合ったことはない。
社交界も行ったことがないし、ノア自身、社交界も女性にも興味がない。
趣味は読書。
ジャンル問わず、気になったものは何でも読み、すぐに覚えてしまうため、実は博学。
学園にいる以外は、リード家にある書庫、または自室で本を読んでいる。
「専属……?僕はご遠慮願いたいです。」
●フィル・カーター (CV:佐和真中)
カーター家長男。
飄々としてつかみどころがないようにも見えるが、実は面倒見のいい優しい性格。
カーター家は昔からリード家に使えている家柄で、歳の近いアデルとは親友のような存在。
アデルを支えるべく勉学に励み、ヴァルト騎士団に入団。
現在は副団長を務めている。
剣術の腕前もなかなかのものだが、戦術に関してはフィルの右に出るものはいない。
社交界にはアデルの代理で度々出席しており、数々の女性を虜にしてきた。
一夜限り……というのも多々あるが、なぜか社交界内でもフィルの悪い噂は流れていない。
趣味は料理。
かなりの腕前で食べものには煩いザックもフィルの料理には一切文句を言わない。
「あなたまで僕の仕事を増やさないようにしてくださいね」
●カイン・コーエン (CV:雨冠類)
コーエン家の次男。クレアの幼馴染。
クレアとは同い年で村にいた頃は一緒に教会に行ったり、森に遊びに行ったりしていた。
明るく、活発でクレアに無茶を言っては困らせたりと
好きな子ほどいじめてしまう、素直じゃないところがある。
盗賊団が村を襲った日、コーエン家は本宅をアンゼルムに移している最中だったため
家族全員難を逃れたが、それ以来クレアとは離れ離れになってしまった。
その後、カインはアンゼルムで生活をはじめ家業の貿易業を手伝う。
兄も一緒に働いていたが、現在はコーエン家の当主となり
現役を退いたためカインが中心となって経営を行っている。
昔からクレアに想いを寄せていたため、女性経験はなし。
社交界に出席しても女性からのお誘いは全て断っている。
趣味は自然散策、星座鑑賞。
村で生活していた名残があり、空・森などの自然が好き。
「久しぶり……お、俺のこと覚えてるよな?」
●クレア・アイシア(名前変更可)
首都アンゼルムから離れた小さな村サンディッヒ出身。
貧しい家庭だったが、両親と慎ましくも幸せな生活を送っていた。
サンディッヒに住んでいた頃は、家計を助けるため朝は牛乳配達の手伝いをし、
昼間は村にある教会で読み書きや算術を学んだり、教会に集まる子どもたちの遊び相手をしていた。
また、仕事が忙しい母の代わりに掃除や洗濯、料理なども手伝っていたため家事全般は得意。
明るく、何事にも一生懸命で前向きな性格だが、両親に迷惑をかけてはいけないという思いが強く、
人に甘えるのが少し苦手。
何でも一人で解決しようとする少々頑固なところもある。
笑顔がかわいく、働き者で村中から慕われているが、現在までに恋人はいたことがない。
幼馴染みのカインが気になった時期もあったが、
身分の違いや自身の家庭環境もあり幼馴染みという関係を選んだ。
「私のような者がここで働くなど……」
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 総計 2.84GB
- CPU
- Pentium4 1GHz以上 / Pentium4 1.5GHz以上
- メモリ
- 1GB以上
- ソフ倫受理番号
- このタイトルはソフ倫審査済みです (受理番号0032196D)