●蛍塚 アリカ (CV:あじ秋刀魚)
過去の農村の調査のため、妹と共に未来からやってきた少女。
厳しい競争社会である未来において図抜けた成績と抜群の評価を誇り、皆に推されて生徒会長も務めていたほどの、誰しもが認めるエリート中のエリート。
由嗣は彼女と同じクラスだったが、近寄ることすら出来ない高嶺の花と認識していた。
が、テンポの違う晶生にやってきてからは、今までのやり方が通用せず戸惑うことばかり。
そんな中で、いち早く現地に適応した由嗣を見直し、やがて彼を見習うようになっていく。
根は清廉潔白で、何事に対してもまっすぐに向かい合う誠実な性格。
弱点は(未来人の一般的傾向である)性知識の乏しさ。
「この時代の人たちって、みんなこうなの……?」
作品内容
■ストーリー
今からほんのちょっと前の時代。
都市部では、のちの情報化社会へ向けた発展が着々と進んでいた半面、
山間部では未だ開発の波が届かず、昔ながらの雰囲気を保ったままの場所も多く存在した。
そんな山村集落の一つ『晶生(あきお)村』に、
どういうわけだか未来からやって来てしまった主人公・千種由嗣(ちぐさよしつぐ)。
シビアな競争社会である未来において、彼はいわゆる落ちこぼれのレッテルを貼られていた。
優秀な人間にしか許されない過去渡航など、本来できる身分ではない。
なのに、どうして過去へ来てしまったのか。
混乱して夜の山中を彷徨ううち、
まるで蛍に導かれるようにして出会った少女・初姫(はつひめ)いろはに保護された由嗣は、
特別に滞在が許され、しばらく晶生村での生活を送ることとなる。
そこで彼を待っていたのは、自分の暮らしていた時代とは違う、のんびりとした時間の流れ方。
いろはを始め、彼とは違って正規にこの時代へ訪れた未来人姉妹・蛍塚(ほたるづか)アリカとユノ、
そして村長の娘・久万里寿(くまりことぶき)といった少女たちとの交流を重ねるうち、
由嗣はやがて今までにない癒やしと予感を覚えはじめる。
この時代に来てしまったのは幸運だったんじゃないだろうか。
ここでなら、自分もなにかできるんじゃないだろうか。
例えば、女の子と恋をすることも――
ここからはじまる夏の恋物語。
なにもかもが未経験だからこそ、知ってしまえばどこまでも。
登場キャラクター
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●蛍塚 ユノ (CV:くすはらゆい)
未来人。一学年下。
アリカにとっては異母妹に当たる(ただし彼女たちの時代において一般的な関係である)。
姉と同じく優等生の誉れ高いが、性格は優等生からほど遠く、とかく自由気ままでマイペース。
つかみどころのない言動で周囲の人間をしばしば翻弄する。
未来のエリートは実利的な知識ばかりを求めるものだが、彼女は珍しく古典好きであり、そのためか性への興味も旺盛。
色々な意味で優等生らしくなく、由嗣ともすぐに意気投合する。
が、(性的な意味で)しばしばからかって来るところが困りもの。
「わたしは特別。 規格外」 -
●初姫 いろは (CV:桃井いちご)
晶生村に暮らす少女。
由嗣は星ヶ淵で彼女と出会い、滞在が許されて以降は彼女の家に居候することとなる。
代々星ヶ淵を守り、夏祭りの舞い手を務める初姫家の一人娘であり、村中の人々から愛されている女の子。
現在は先々代である祖母と二人暮らし。
ほがらかで人懐っこく、純真な性格で、由嗣のこともすぐに家族として迎え入れた。
身体はそれなりに発育してきているが、女性としての意識はまだまだこれからというところ。
「おにーぃさんっ、入ってもいーい?」 -
●久万里 寿 (CV:遥そら)
晶生村の村長の娘。
歳が近いこともあり、父から未来人たちの面倒を見るように言いつかっている。
物静かで落ち着いた物腰の、まさに大和撫子といった印象の和風少女。
が、言葉遣いこそ丁寧なものの、無愛想で冷めた物言いも多く、いつも一歩引いているようなところがある潔癖な性格。
しかし根は親切であるらしく、結局人の頼みを断れないタイプ。
いろはとは昔からの付き合いで、大の親友。
彼女に対してだけは素で話せる。
背丈のわりに胸がとても大きい。 彼女自身はそれを好んでいない模様。
「ふぅ…… 放っておくのは落ち着かないだけです」
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 総計 4.04GB
- CPU
- 1GHz以上
- メモリ
- 1GB以上 / 2GB以上
- VIDEO
- VRAM 128MB以上 / 256MB以上
- 必要解像度
- 1280*720 フルカラー
- DirectX
- DirectX 9.0c以上
- ソフ倫受理番号
- このタイトルはソフ倫審査済みです (受理番号1500154D)