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色紙

20211029
23:59まで

小清水亜美さん 小清水亜美さんインタビュー 小清水亜美さんプロフィール

Q.バイノーラル収録を行ってみてどうでしたか?

実は初めてバイノーラル収録をしたのは10年ほど前でして、暗がりでヘッドフォンで聞くタイプのホラー作品のお化けの少女役でした。その作品は和物でしてハサミで「目ェえぐんぞ?」っていうホラーの話だったので、実際にハサミを持って耳もとで「チョキン!」とか、そんな音を出しつつしゃべるみたいな企画でした。他にも振袖を羽織ってその衣擦れの音だったり、下駄を履いてベニヤ板の上を歩くなど、声だけでなく動きの音も出して収録をしていました。舞台のお稽古に近い感じでしたかね。
でも、ここ最近のバイノーラルの収録は小物は使わずに、芝居をしながら動きを付ける形に変わってきたなと感じているので、声優がよりやりやすい環境になったんじゃないかなと思います。もともと私は劇団わかくさ出身なので、舞台とかも好きですし、バイノーラルの収録はとても楽しいです!

小清水亜美さん

Q.音を出す以外にもアニメやゲーム収録との違いなどはありましたか?

そうですね、アニメやゲームのアフレコはマイクに向かって直線上に固定してしゃべるのが基本的なのですが、バイノーラルだと首のフリすらも空間として撮れるので、自分をむいて話しているのかだったり、片耳だけから聞こえてくるのかなどが表現できますよね。どこでどう振り向こうかなという、こちらもアドリブというか遊びがあるので、面白いしやりがいはありますよね。

Q.工夫した点やこだわった点などありますか

バイノーラルはマイク周りを結構動くので衣擦れなどのノイズが乗らないように服装には気を付けています。例えば履いていくズボンをスキニーにするとか。上着もダボダボしないもの、靴も靴音が入りにくいものにしています。もちろん普段のアフレコの時も気を付けているのですが、バイノーラルはより鮮明な音で収録されているので、いつも以上に気を付けています。

Q.今回の作品では、一人二役がポイントになるのですが、演じてみていかがでしたか?

これまでゲームやアニメなどではありましたが、バイノーラルにおいての別役、かつそれぞれが掛け合うというのは初めてでした。普段のアフレコは自分と聞き手の2人の空間で撮ることが多くて、その人にしか話しかけないんですけど、今回バイノーラルで別役がいることで話す先がもう一人増えたのでそういう意味でも面白いと思います。どういう風に聞こえるのか楽しみだし、バイノーラルをよく聞かれている方にも新鮮な気持ちで聞いてもらえるのではと思います。

小清水亜美さん

Q.演じるのは難しかったですか?

実は今回初めて分かったのですが、すごく難しいことがあったんです。好奇心旺盛な子供の奈緒ちゃんという役で、子供役もたまにやらせていただくので演じることはできるのですが、今回は動きながらだったので、大人の私が実際に動いて子供の声を保って演じるというのがすごく難しかったです(笑)。普通の動きをしながら子供の声を出しているので、自分の中で「お前その動きしているけど、子供の声じゃないだろ本来」ってなって(笑)。普段は子供用の喉に固定して演じているのですが、動くとその固定がぶれやすくなってしまうみたいです。声優やらせていただいてそろそろ20年なんですが、今までなかったことです。今回そういった初めての自己データもとれました(笑)。10年前のそのホラー作品は、衣装も着たりしていたし、ある種舞台の方に近い感じでした。でも今回は台本持ちつつのアフレコ要素が強い中で、身体が動かしてっていうのが私自身刺激されるものがあったのかなって。でもそれも含めてやりがいはありましたね。
もう1キャラはおしとやかな大人のお化けの祐夏さんで、主人公の背後霊みたいな感じで後ろをうろうろするキャラクターです。肉体がないので、大きな声にしないとか芯がありすぎる声にしない、という感じで演じさせていただきました。前じゃなくて後ろについていて耳元でなにか言ったりはするのですが、年齢や性格の違いだけじゃなく、動きでも子供の奈緒ちゃんと差が出ていると思います。

Q.物語冒頭は怪談テイストですが、怖いお話とかの経験はありますか?

実はですね、最近あったんですよ…。その時、お出かけする前にお風呂に入っていたんですけど、私一人暮らしなのに後ろのすりガラスに人のようなものが横切ったんです。「こわー!おばけー!」と思って、急いで確認にお風呂から出たんですけど、誰もいなくて。で、玄関の鍵が空いていたっていう…。その後、特に変なことはないので大丈夫ですが、どちらかと言えばお化けであって欲しいというお話でした。やっぱり生身の人間の方が怖いですものね。祐夏さんみたいな幽霊だったらいいのにって(笑)。

Q.小清水さんの考えるバイノーラルの魅力って何だと思いますか?

空間を感じられることですね。音は平面で、普通のスピーカーだと片方から強く聞こえるとかないですし、でもバイノーラルだと目をつぶって聞いた時に、空間がわかりますよね。どの距離に人がいて、というその場にいる気配を感じられる。立体的に音を体感できるというのが魅力だと思っています。

小清水亜美さん

Q.最近、音声作品とかASMRが流行っていますが、聞いているとか、聞いてみたいジャンルとかはありますか?

ASMRのジャンルでは、乾燥したせっけんを彫刻刀で削っていく音と、良いとが出るガラスのコップに氷と水を入れてかき混ぜる音、メラミンスポンジにスライムを吸収させてるものを切っていく音がが好きです。あ、なんか恥ずかしいですね(笑)。リラックスや気分転換といったちょっとした脳のリセットのために聞いています。
バイノーラルでいうと、未来的にこうなったら面白いなという想像なんですけど、恋愛シミュレーションゲームがバイノーラルになったら面白くない?って思うんです。キャラのセリフをヘッドホンして聞くと、すぐ隣にいるとか遠くから話しかけられてるのがかわかる。その上で選択肢を選んで好感度上げていくといかだと面白いんじゃないかなと妄想してました。でも、撮るのは大変だと思うんですけど、需要あるんじゃないかなー(笑)。聞くだけではなくゲーム要素を入れたバイノーラル作品が出来たら面白いかなと!それで自分も演じられたら面白いなって(笑)。
もちろん、男性向けだけでなく、男性キャラを攻略していく女性向けもあったらいいですよね!

Q.聞いてくれる方たちにメッセージをお願いします。

バイノラールマイクで2役というのは初めてで、どういう風に聞こえるのかドキドキしているのですが、聞いてくれる人に楽しんでもらえれば嬉しいです。別々の個性の2キャラを頑張って演じましたので、是非、耳にして欲しいなと思います。よろしくお願いいたします。

小清水亜美さん
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