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家族思いで闊達、いつも元気はつらつな母親。そんな母親の些細な変化に気づいた兄妹。きわどい服装に、毎晩のお出かけ。果ては知らない人間からの電話とメールのやりとり。母親は一度の過ちにより、悪ガキと体を重ねていたことをしる息子。悪ガキを生意気だと思いながらも、間違ったことをしていると罪の意識を感じているにも関わらず、息子と同じ歳の少年にイカされる母親。
最後のページに、母親がこれからもう戻れないところへ向かおうとしていることを予感させる描写があり、とても興奮しました。
ただ、個人的には母親の変化が丁寧に書かれているモノの、ちょっと前置きが長いかなっと感じました。