レビューを報告する(情報入力)

  • 1. 情報入力
  • 2. 報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください

「八月の幼精【フルカラー】」 へのレビュー

    • フルカラーではありますが、塗りや絵柄のクラシックさは否めません。

      しかし描写のエロさは本物です。
      ちいさな身体。身をよじらせるひねり。突き立てられるペニスのグロテスクさ。膣内に放たれる大量の精液。
      妖精のような「ロリ」と悪魔みたいなペニスの対比構造が光っています。

      作品内に漂う雰囲気もいい。
      青年と少女。兄と妹。ふたりきりだけの「閉塞的な息苦しさ」のなかに描かれる交感の息遣い。

      それはまるで、ロリに欲情してしまう紳士の背負う十字架と、そうした性癖が許されない現実世界で提供される「作品という形での許し」のよう。

      まるで暗闇のなかでひとつだけ儚い明かりが灯っているような「救済の光」が感じられる作品でした。
  • 理由必須
    0 / 1500