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「僕にどスケベギャルお姉ちゃんができた日 ~あまあま精通筆おろし~」 へのレビュー

    • 2021年12月30日
      レビュアーオススメ!
      近年多くの作品に参加されておられる「秋野かえで」さんは、受け攻めどちらも高いレベルで演じる事の出来る方で、あまあまラブラブ一言で言ってしまえばそれだけの単語に、深みと広がりを加えキャラクターを、イキイキさせてくれる生命線ともいえる声優さんです。

      本作はいわゆる「おねショタ」であり、父の後妻の連れ子であり新しくできた姉(ギャル風味)との逢瀬が描かれる物ですが・・・

      おねショタの定義、そこに求められる意義とは何でしょう?

      年上の母性的な魅力に包まれ、時に甘く、時にいじらしく、攻め包まれ行為そのものの主導権を握られる。

      つまりはM的な思考に寄る物である事は間違いないと思われます・・・ただしそれだけならば、本ジャンルがジャンルとして成立するに至るか?

      答えは否でしょう、通常のM向けジャンルとの最大の違い、それは『母性』相手が母親のような存在かと言うだけでは無く、ショタ(男性側に大きな歳の差がある)の場合に生じる好奇心を受け入れ、導いてくれるか否か・・・

      おねショタとは『how-to』であると考えます、無論ショタが受け手である作品ばかりではありませんし、受け手で無いからこその必然性(悪ガキ)という要素が醸し出す背徳感と言うのもけして無視できない物があります。

      しかし元来の欲求、母性的な存在への郷愁と恋慕の感情は、本能的な部分であり、そこに知識としての欲求は非常に無粋であると私は感じてしまいます。

      つまり好意を認識しながらも、それらを表す術を知らない無知な受け手を察し、受け入れ導く母性の醸し出すエロスこそおねショタの本質であり、本作はそれらの王道シチュをハイスペックなシナリオと声優で表現した、おねショタ愛好家なら買って間違いなしの一品です。

      初心者と変態性の両立、好奇心の萌芽、完璧な王道を私は本作に感じました。
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