舉報鑒賞（資料輸入）

まずレベルドレインに関してですが、既にすごいことになっていた前作と比べてもシチュエーション・キャラ数共に増え、
全てテキスト・ボイス共にしっかりしているため実用性が高く、必ずお気に入りのシーンが見つかるかと思います。
この時点で値段分の価値はあります。

一方、本作に関してはレベルドレインは寄り道要素(正確にはオープニングや一部戦闘の敗北時にレベルドレイン描写はありますが)として扱われており、
その分「遊べるゲーム」としての側面が強化されたように思います。

特に実績機能が付いたことで、やり込みに対するモチベーションを維持しやすくなりました。
クリア後ダンジョンは7つ、加えてボスラッシュが2つとかなりやり甲斐があります。
二次職の追加やレベルキャップが50から99に増えたことにより、カスタマイズ性も上がっています。

ただ、全実績を解除しようとすると一部レアドロップを合成素材として大量収集する必要があったり、
これまた膨大な敵の中から特定のレア装備を落とす敵を探す必要があるなど、かなり大変です。

最終的には装備効果によりかなりのドロップ率アップが見込めますが、それでも敵のアイテムドロップ率は低めであり、
コンプリート志向の自分としてはこの点はもう少しマイルドになると嬉しいな、と思いました。
まだ一部レア装備を発見できていませんが、恐らく全てやり込むと50時間程度かかってしまうと思います。

何にせよ同人としては高価格帯にあたるゲームながらそのボリュームはそれをはるかに凌駕するものがあり、長く遊べるゲームに仕上がっています。
買って損はしないでしょう。