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「きっと先輩はボクを孕んでた。-母性むんむんの吹奏楽部の先輩-<KU100>」 へのレビュー

    • 2024年07月02日
      レビュアーオススメ!
      吹奏楽部の先輩である浅井清奈は、転校生であるために独りで居がちな後輩(聴き手)に母性をくすぐられます。
      その後、やがて身体の関係になっていきますが……、というお話。

      本作の軸は、先輩による全肯定。
      ラブラブあまあまな雰囲気を、作品を通して感じ取ることができます。
      こちらが性的なスキンシップを望んだとしても、嫌な顔一つせず応えてくれる先輩は、母性の具現化した存在と言っていいでしょう。

      そう、浅井清奈は、母性が具現化した存在。
      つまり、後輩(聴き手)のことは、最後まで恋愛対象として見ないのです。
      最終トラック、浅井清奈は後輩(聴き手)の告白を受けます。
      しかし、その告白を断った上で、本当の彼女ができたときのための練習として、性行為をすることになります。
      その最中も、「(将来の彼女に)嫉妬しちゃう」「私のことを孕ませて」と語り、後輩へ好意を向けているかのように見えますが、あくまで浅井清奈にとって、後輩は甘やかしの対象でしかないのです。

      そうした意味で、最終トラックはもしかしたら、人によって好みが分かれるかもしれません。
      しかし、浅井清奈を演じる御子柴泉さんの、母性にあふれた先輩然とした演技や、水音たっぷりな口音には、間違いなく興奮させられますし、一聴の価値があります。
      期間限定ではありますが、ワンコインで1時間半超楽しめるのもセールスポイントに挙げられるでしょう。

      総じて、先輩の甘々な母性に包まれつつ、ほろ苦い味も楽しめる作品です。
      後輩の今後はどっちだ……。
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