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管理するパラメータや設定項目がめちゃんこ多いので、時間のない人、細かくて面倒な操作が嫌いな人にはオススメできないタイプの作品です。「Dragon Carnival」系や「天色戦姫」、「竜王ちゃんの野望」を楽しめた人は問題なく遊べると思います。麻雀やドラゴンアカデミーシリーズのみの人には厳しいかも?

将棋を基本としたシミュレーションとのことですが、要するにキャラクターの動きが将棋のように決まっているSRPGみたいなものだと思ってください。まぁそれだけではないのですが。
まず恐ろしいことに「スラ〇ムなら歩」「ド〇キーなら桂馬」のようにモンスター毎に動きが決まっているわけではなく、誰もが歩から飛車角王にまでなれます。何なら将棋に存在しない後戻りできる桂馬やら、前後に動ける香車やら独特な動きの駒までいます。その上、自分が動けるマスに応じて使えるスキルが変わるという目を回しそうな要素があります。例えば、正面のマスに〇ラを、左斜め前にヒ〇ドを覚えているモンスターは、歩や香車などそのマスに動ける駒なら〇ラを唱えられますが、斜めに動けないのでヒ〇ドは唱えられません。が、成って金の動きが出来るようになったり、最初から銀で出撃すると〇ラもヒ〇ドも使える、といった感じです。うん。複雑。
さらにこのゲームは7*11マスの特殊な盤面なのですが、自陣の7*4マスの範囲内ならある程度自由に配置できる仕様になっています。一度編成したら編成記憶してくれるので毎度1からとはなりませんが、かなり頭を悩ませてくれます。
しかもモンスターには一匹一匹にそれぞれ寿命があって、育てたモンスターもやがて配合素材にするかお別れするかになります。これにより、せっかく頭を捻って作った編成が欠員で調整が必要になると言う事です。寿命を克服させる機能もありますが…

つまり、朝日を迎える時間と覚悟がある人向けのゲームです。寝るのは軟弱者だけです。