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「美少女ゲームのヒロインは主人公のための存在であるべき」
かつて有名な美少女ゲームクリエイターが言ったこの言葉を、プレイ中たびたび思い出さずにはいられませんでした。
もちろん程度の差はあれ美少女ゲームのヒロインとはそういう存在だと思いますが、この作品ではそのあたりの演出がいささか過剰気味で、「ヒロインも世界も主人公好きすぎだろ」と思いました。
お気に入りのヒロインは、大和撫子な美里さんと、未亡人の杏子さん。
特に杏子さんは自分の〇〇年の美少女ゲーム歴のなかでも、ヒロインのベスト3に入りそうな感じで、もっと早くプレイすれば良かったと思いました。