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「輪淫のスピンドル」 へのレビュー

    • 2024年05月24日
      レビュアーオススメ!
      顔の醜い傭兵がカエルの兜で顔を隠し、すさんだ日々を送っていたが、スピンドルという神アイテムを手に入れ、王国を襲う危機に立ち向かっていく・・・(楽しみながら)

      迫害対象の主人公がその精神性を認められ、居場所を得ていく、という物語は、とても心地いいと思います。

      スピンドルという洗脳アイテムの使い方も尊厳破壊までには至らず、主人公の精神性の高さが、我々チー牛系一般人との精神的親和性の高さを生み出し、不快になることは少ない。

      ストーリーも熱いものがあり、のめりこんでプレイできる。また、キャラも豊富でかわいく、物語へのからみも自然で、ほどよく謎もあり、本当に自分が物語に巻き込まれているという没入感も得られる。

      悪い点は、うだつの上がらない傭兵のはずの主人公がいつの間にか一国の行く末を左右するようなカリスマになっている点か。うまく言えないが、スピンドルの無意識化の洗脳はあるとはいえ、もっと主人公が迫害される描写があったり、胸糞展開があったりすれば、それを乗り越えて一皮むける展開も納得がいくし、カタルシスもあったかもしれない。いや、勿論ひどい目には逢うのだが…。伝わるかはわからないが、一般人Aがその精神性のまま周囲に持ち上げられるような感じ。そこまでカリスマあるか?という…

      と、悪い点をあげたが、物語はしっかりしているし、ボリュームも多い。
      買いであるのは間違いない。
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