神聖昂燐シリーズの新作
アルカナルージュの四堂冥ちゃんが再登場
緋神茜の面影が残る(というかそっくりな)メインヒロイン、命苫つづみちゃんが巻き込まれていく所にハラハラしました。
選択肢は少なめで、ADVよりもデジタルノベルな印象
ギャグ日常パートは少ないので、前作のダクリュオンよりは暗めのストーリーでしょうか。
所々、文章が変な所もありましたが、デザイン、CGは申し分なし。パッケージ買いでも後悔しない作品だと思います。
前作のルナの様に、徐々にストーリーが繋がっていくというよりは、基本に忠実な王道を行く感じでした。
冒頭で、痛々しい演出があるので、血のON/OFF機能があっても良いかもしれません。
実用的な部分ですが、相手が機械系が多めです。
ニュルニュル系が好みな人にとっては、ちょっと痛々しいかも。
このゲームに限った事ではありませんが、
Hシーンの文章とCGが合ってない事がある、という点が不満といえば不満でした。
(文章では途中でコスチュームが破られる事になっているのにCGはほぼ全裸スタート、文章では無理やり拘束されてるのに、最初から気持ち良さそうな表情をしてる、等)
2023年12月25日
ロリ変身ヒロイン達が頑張る神聖昂燐リーズも今作で4作目だが、今作は前作までとは少し毛色が違い、魔獣に侵略された近未来が舞台となっている。
敵も魔獣と呼ばれてはいるものの、かなり機械的な見た目をした謎の存在でかっこいい(少年心)。
変身システムも前作までのファンタジーチックなものではなく、《サキュバスシステム》と呼ばれる、伝承に伝わるサキュバスの一部を利用して科学的に変身する、SFチックなもの。
ちなみに変身システムに裏があるのは前作と同様で、このサキュバスシステムも割とやばい代物。体をサキュバスに乗っ取られる危険性もあれば、魔獣を増やす永久機関になる可能性もある。
一周目は選択肢が一度しかなく、どの選択肢を選ぼうとバッドエンド。
おそらくバッドエンドを一度or全て見ることのどちらかが条件だと思うが、次の周回では今まで登場しなかった新たな敵とラスボスが登場し、後半のシナリオが変化する。
なお、この周回でもラスボス戦直前につづみとユイ、どちらが犯されるかも選択肢で分岐するため、セーブ&ロードは必須。
ハッピーエンドに至るにはセーブ&ロードでも最低二周必要だが、シナリオがそれなりに長いため、せめて次の選択肢へスキップは欲しかった。
Hシーンの数は57。それぞれの尺自体は少し短めなものの、シーン数は結構頑張っている。
Hシーンはほぼ全てシナリオ上回避不可能のもので、上記の通り選択肢はあるが、ラスボス戦以外は誰が犯されるかの違いしかない。
やはり変身ヒロイン、たとえロリであろうと敗北すれば容赦なく犯される。サキュバスシステムのおかげで死ぬことはないが、だからこそプレイ内容は全てハードだ。ロリ変身ヒロイン達がハードプレイで喘ぐ姿が好きな人は楽しめるだろう。
イラストは安定しており、声優の方々も頑張っているため、クオリティは高いものになっていると感じた。叫び声お疲れ様です。
クリサリス、オマエ、サイコウダ。
2023年12月25日
古めの作品でストーリー重視のよくできたシナリオですが、評価が難しい作品でもありますね。設定の裏を考察したり、描写されていない部分を想像したりするのが好きな人には間違いなくお勧めできます。
90年代末期のサイバーパンクな雰囲気で、キャラの作画もあの頃にあったようなちょっと個性的な感じです。ヒロインのアリスはなぜかふとももと尻まるだしのパンツみたいなやつ+ごついジャケットな変な恰好ですが、他の登場人物は全員わりと普通の恰好で、変な衣装なのはアリスだけです。
2023年12月25日
エロゲーとASMRをいい塩梅に混ぜ合わせることで従来のエロゲーにはない新しい体験が得られました。
声優の夏和小さんは演技が上手く、癒し系の声で誘惑されるのは最高としか言いようがありません!
また、背景やBGM、エッチシーンでの環境音、UI周りなどのシステム面の完成度も極めて高くロープライズ作品ということで人にも勧めやすいかなと思いました。
【Clover GAME】様の第1作目ということで今後も続いて欲しいという期待を込め、ファンとして応援させていただきます。
2023年12月25日
非常にボリュームのあるこだわりが籠っているアドベンチャーゲームだと思います。立ち絵も1枚絵も基本的に全てがアニメーションするしテキストの量もものすごく多いです。
蒸気機関車や鉄道全般が好きな人向けのわりと専門的な話が展開するシーンが結構長いので、そちら方面に興味が無い人はけっこう冗長に感じるところもあるかもしれませんが、買って損はないと思います。
「絶対幸せにするから、私のこと好きになってよ」
ヒロインの芽衣からの告白を受け入れてくれない主人公を振り向かせる為に
「エッチな誘惑」を交えて猛アピールを仕掛けてくるお話です。
幼馴染という関係じゃ足りないくらい好きな気持ちが抑えられず恋人同士になりたい芽衣。
幼馴染として一緒にいたい、今の安定した関係を壊したくない、そんな保守的な考えの主人公。
二人の気持ちが交わるまでの過程と駆け引き、その後の関係が
分岐した両方のルートで丁寧に描かれていた作品でした。
★お気に入りポイント★
・幼馴染という強み
・二人で過ごす日常からえっちな空気になるまでの綺麗な移り変わり
・失敗しても立ち直る芽衣のポジティブさが健気!
・芽衣視点での進行もあり彼女の心情も深く掘り下げられていること
・それぞれの恋心を自覚するエピソードが素敵
・制服、私服、水着、パジャマ、etc...といった多彩な衣装があるHシーン
そして、なんといっても音声作品サークル「Clover Voice」で培われた経験が
今作に取り入れられているということでゲーム内の一部にバイノーラル収録の音声が使用されています。
具体的には芽衣が耳元で囁く場面がバイノーラル収録の音声となっており、
日常シーンでのドキドキ感、Hシーンでのゾクゾク感を大きく盛り上げていた演出だったので
「この手があったか!」と唸ってしまうほど臨場感がありました。
また限定版にはバイノーラルドラマとサントラ、
そして「胸を貫く可愛さ満点の主題歌」という説明に偽りのない「L.M.D!」の楽曲データも
含まれており、フルVer.のCメロにあるバイノーラル収録の台詞の破壊力は一押しの聴きどころです!
作中に登場するクラスメイトの凛音も同じく幼馴染の異性がいる女の子ですが
彼女の話も気になるのでぜひ見てみたいと思いました。
バイノーラル収録の音声が効果的に活かされていたゲームだったので次回作も楽しみです!