とりたちよさんのレビュー一覧

2008年の作品ということで音質やキャラなどは時代を感じる部分も若干ありますが、逆に今流行りの作品にはない味もあります。
ぶりぶりの萌えキャラらしいかわいいボイスから発せられる言葉は、辛辣な罵倒。プレイもなかなかハード。
このサークルさんの特徴である下品な淫語も織り交ぜながら聴き手を追い込んでいきます。
性格の違う二人のキャラに責められたいマゾは是非。

タイトルからも分かる通りなかなか属性強めですが幸い全て大好物な上に絵師さん、声優さんは個人的に大好きな方ばかり。
ふたなりである特徴を活かし、寝取られ作品によくある報告モノではなく実際に行為中の様子を女性同士の艶かしい音声として聴くことができます。
一見玄人向けのようですが、描写や演技は誰が聴いてもエロく感じられるように上手くまとまっていると思います。

今現在自分(聴き手)が置かれている状況、シーフのお姉さんのどの部分がどれだけ蒸れていてどんなにおいがするのかなど丁寧に情感たっぷりに説明してくれるので音声のみながら鮮明に画が浮かびとても興奮できます。
蒸れた様子の擬音なども強調して言葉にしてくれるのが個人的に刺さりました。
プレイはにおいフェチ向けのマニアックなものですが、ドがつくマゾ向けほど厳しい雰囲気ではないので、ソフトMの方にも広くおすすめできそうです。

別のサークル様で遊佐ミコト様の心情代弁煽りを聴いたのがきっかけで、この責めにハマりました。
なのでこの作品はまさにドンピシャ。購入しないわけがありません。
責めこそ厳しいですが、あくまでこちらに好意を持ってくれていて、マゾに理解がある彼女という設定なので、安心して身を委ねられる構図が出来上がっています。
ハードさの中に甘さも感じられる、満足度の高い作品でした。

音声作品好きのマゾはわがままなもので、シチュ、シナリオ、声優さんの演技などどれか一つでも合わない部分があるだけでコレジャナイとなってしまいがちです。
その点この作品は久しぶりに見つけた全てが趣向にガッチリ噛み合うパーフェクトな名作でした。
だんだんとマゾを追い詰め、逃げ場を無くし搾り取る…こちらの心を全て見透かすようなプロの仕事でした。
他のレビューにもある通り乳首責め(セルフ)のシステムが素晴らしい。
数字を言う声優さんの演技も、冷たく吐き捨てるような言い方、マイクの距離感の緩急などにゾクゾクしました。
まだまだ可能性のあるシリーズだと思うのでできたら続編も聴きたいです。

3つのお話が収録された作品です。
どれも要約するとマゾを罵倒してイかせる話なのですが、それぞれのシチュエーションで刺激されるコンプレックスも少しずつ違っていて、3回分しっかり罵倒されるマゾの快楽を感じることができます。
どれも人格を否定されるような激しい罵倒ワードが飛び交うので初心者にはキツイかもしれませんが、本当に全てを否定されたいマゾにとっては垂涎ものの台本です。

1時間を超える作品の中で、声優さんが高くかわいらしい声～ドスのきいた迫力のある声まで使い分け、マゾ男たちを手玉に取ります。
この声色のギャップにゾクッときます。
サークルさんの傾向的にはストーリーのない作品も多い中、この作品はしっかりキャラの名前や物語もあり聴き手は第三者的な目線で味わうこともできます。

シコシコしなさい!と命令される作品は数あれど、シコシコしちゃダメ!と命令される作品は珍しいです。
しかしダメと言われるほどしたくなる人間の心理を突いたような内容で、結局シコシコしてしまいます。
真正包茎と断定しているので当てはまらないとピンときませんがそうじゃない人向けのものも用意されている良心的(?)な作品です。

とってもエロい口内音を30分も。とても耐えられません。
さらにマゾが大好きなシコシコ連呼トラックも。
全部聴き終わるまで我慢できたら勇者です。
しかし途中で敗北してしまうのもマゾ的にはそれがいい。
世界観などが特にないひたすら音を聴かせる系の作品なので、別にネタを用意してこの音声をBGV的に利用するのもいいかもしれません。

複数の声優さんによる短い作品の詰め合わせスタイル。
ショートストーリー的なものやマゾが好むようなワードを繰り返す音声ファイルなどこのサークルさんのファンならおなじみの作風が並びます。
貢がせ系や真正面からの罵倒、さらにはちょっとした変化球など一言でマゾ向けと言っても色々な角度から責めてくるので、刺さるワードが見つかるかもしれません。