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(鑒賞總數:32件)
2019年01月06日
2018年11月21日
2018年10月02日
2018年10月02日
どこかの昔では、おそらくは今でもかも、当たり前に起きた現象だったのかも。戦乱とはこういうものだ、と……。
なので、救いなど無し。起こるべきことが起こるべくして起こった。ただ、それだけのこと……。決して、ハッピーエンドとは言えない終わり。胸にズンと蟠るもの残る。
ただこの題名、『失くした言葉』。これをタイトルに持ってきた作者様の意図を考えると、別の見方もできる。この物語の主人公の彼女は、初めからラストまでずっと、自分のことだけを見つめていたと。戦乱の世のことや自分を害した男達のこと、助けてくれた人達の事すら見ていなかった。ただ、『失くした言葉』だけを求めていた。
だから、全てが反転する。この世を謳歌しているだろう男たちも、結局は巻き込まれただけだったと、彼女の引き立て役でしかなかったと。……こう妄想すると、痛烈以上に、恐ろしさすら感じさせてくる。
深読みの楽しさを感じさせてくれる作品です。
2017年09月15日
『美人は3日で飽きる』というのは、残念ながら真実だったのかもしれない。
物理的な輪郭やら細部やら感触やらは、一度体験してしまうとそれまでだ。美女を『美女』たらしめているのは、纏っている可憐・妖艶・儚げな雰囲気にこそある。なので、触れられたりすれば人目に晒されただけでも、その強度を保つことは難しいだろう……。美女単品ならば。
脇を固めるケダモノたち。彼らの下半身至上主義が吠えれば吠えるほど、彼女らは美女でありつづける、それ以上にもなれる。ぶっこみアヘ顔汁ダク、どんと来い!
エロおやじとエロテク。この名脇役たちを是非ご堪能ください。
2017年09月13日
2016年12月12日
2016年12月02日
紹介文にもあるように、理不尽かつ異様な世界観。ただ性欲を発散するのではなく、体のいい言い訳が用意されているのがまた、未体験の痺れを味わえる。
もう背徳にまみれた異界なのに、常識と良識を保たされる。守られているのでも我関せずで素通りできるでもなく、保たされている。吹っ切ったり獣には成りきれない、何処かから目に見えない視線を感じて責め立てられているから、本当にこんなことしていいのかと。宙ぶらりんにさせられ、どっちにもつくことができず流されるまま、そんな意気地なしに愛想を尽かされて……。自分の中のマゾ的な部分が、ギンギンに刺激されます。
一般的な良識を持ち、警察のお世話になることも少なく、社会生活をそれなりに過ごせている方にオススメです。脳髄が痺れること間違いなしです。