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2018年11月14日
本作は、女友達が自作した耳責め音声を聴かせてくれて、興奮させられ熱心にオナニーする聴き手の様をじっくり観察されてしまう感じのオナサポ作品です。
メタ的なニュアンスが強い作品で、素材系の音声にオーディオコメンタリーが付いているというとわかりやすいでしょうか。
彼女が順次選んだ種々の素材音声に、彼女の「この時は本気で感じてたんだよねー」といったコメントが付いてくる感じですね。
オナサポとしては流れがありまして、彼女の指示に従って、最初は触れないままで、次に服を脱いで、最後に音声が流れている間だけオナニーができるようになる。
後半にはやや尖ったM向けの音声も顔を見せますが(試聴にある「変態」の囁き+唾吐きなど)、最初に存分に興奮させられているため、こうした音声が性癖に刺さらない人でもかなり効く構造になっていますね。
また逢坂成美さんの演技が小悪魔感溢れるもので、彼女の差し挟んでくるコメントは実に危険です。
最後まで射精は我慢するよう求められていますが、彼女の言葉で興奮させられて、危うい状況に陥ることが再三あることでしょう。
B-bishop さんの作品としては難易度はやや低めであり、M性もソフトなものではあります。
それだけに、M属性の薄い音声作品スキーの方にお勧めしやすい作品でしょう。
メタ的な意味で楽しめる作品としてお勧めしておきます。自作の音声作品を聴かせてくれて、しかも小馬鹿にしてくれる女友達、欲しいですねえ……。
2018年10月11日
本作は、淡々系ナースの指示に従ってシコシコしてひいひい言わされるオナサポ作品です。
この作品は実に趣向がよく凝らされた作品で、大きな特徴はタイトルにもある「電子音」。
オナサポ作品で多く採られているシコシコボイスではなく、電子音に合わせてシコシコを行っていく点は画期的です。
また、そのサポートの内容も実に多彩で、種々のリズム変化や特殊な手の使い方によるシコシコが楽しめる、なかなか歯ごたえのある作品でした。
一方、山田じぇみ子さんによる淡々とした口振りが放つ罵倒はなかなかえぐい代物。
内容的にも罵倒一本で一本勝ちを狙うタイプのストイックなドM向け作品に仕上がっていますので(フェラや耳舐めといったプレイに期待してはいけません)、徹底したドM向け作品ですね。
その口振りも、最初から最後まで一定して淡々としたものですから、一緒に盛り上がってくれるような甘い期待はせず、勝手に盛り上がってシコシコしている聴き手@ドMの変態を冷たい目で眺めるナースさんにご期待ください。
というわけで、適性の問題と、やや内容的に難易度が高い面がありますが、なかなか画期的なオナサポ作品でした。
普通のオナサポはもう飽きちゃった、という中級者以上の方にお勧めしたい作品ですね。
本作は、複数の女の子から多大な暗示を入れられ、暗示にレイプされてしまう作品です。
おそらくなのですが、以前から催眠音声ファンの方の中にはエロトランスさんの双子催眠に期待している方がかなり多くおられたのではないでしょうか。
その期待へのアンサーのように感じられる一作でした。
と言っても、双子と言えない、およそ4~5人程度による暗示誘導がこの作品では行われています。
暗示の海、といった表現が作中でも採られていますが、その圧倒的な暗示量に聴き手は溺れるしかない。
体に植え付けた暗示を踏み台に、さらにハードに、さらに高みに昇らせようとする様は、まさしくレイプという言葉に相応しい酷烈さでしょう。
何より恐ろしいのが、この作品では「学習」が一つのテーマになっている点です。
聴き手は作中の暗示を受け入れ、体験していくことで次のプレイに対する学習を行っている。
これはつまるところ、「聞けば聞くほどもっと強烈にイクことができる」類、繰り返しの使用で効果が高まる作品であるということです。
非現実的な数字に至ってのドライフィニッシュは初回でさえ強烈に犯される代物ですが、二回目三回目には一体どうなることやら。
それは恐ろしくも、実に甘美な誘惑でありましょう。
レイプの名にふさわしい酷烈な作品です。素晴らしい作品でした。
ぽぷらさんのややロリっぽい声が楽しげにレイプしてくれる、優れた逆レイプ作品でしたよ。
催眠的な感覚を覚えやすい作品だと思いますので、初心者の方にも向いた作品ではあるのですが、催眠音声を聞き始めた初期にこんな強烈な作品を体験をしたら人生曲がりそうですね……。
ですので、強い気持ちでもって作品を購入することをお勧めしておきましょう。
限界を超えて、さらにその先にある絶頂を楽しみたい方は、ぜひトライしてみることをお勧めしておきます。
本作は、環境音を催眠誘導に利用している物珍しい作品です。
環境音、要は洗濯機の稼働する音や掃除機の音、あるいは洗い物の音や窓の外から聞こえてくる工事音など、我々が普段から耳にしているそうした音が催眠に利用されている。
当初はガチャガチャして聴こえていた音声が、次第に声に集中していく無意識の働きなどは大変興味深いものでしたね。
確かに、自然と声が明瞭化していくように感じられました。
催眠は無意識優位の状態のことを指しますが、ここまで徹底して「無意識を意識させる」作品はなかなかもって珍しいです。
「リアルヒプノ」に続いて登板したそらまめ。さんですが、こちらの作品では物語のキャラクターではなく、催眠誘導担当としての登板となっています。
その意味では本来的な催眠音声作品らしい作品であり、かなり特殊な催眠誘導を用いていた前作とは異なります。
この作品でも誘導者への好きという感情を植え付ける工程がありますので、その意味では類似してはいるのですけどね。
また、そらまめ。さんの天衣無縫さは変わらずで、堅苦しくないお姉さんでした。
初心者にも馴染みやすい演技をしてくれていると思います。
どちらかと言えば催眠における物珍しさが売りの作品でしょう。
純粋な催眠誘導による深度も相当の深さがあって、手法も目新しい。
催眠的な感覚を感じやすい作品ですし、エロパートにおけるハードさもそこそこなので、特に初心者の方にお勧めしたい作品ですねー。お勧めです。
本作は、恋人(?)で催眠をかけたりかけられたりする、そんな関係の女の子に催眠をかけてもらえちゃう作品です。
私はそらまめ。さんのサークル・+ ucca ∫ ucca +の作品を一本聞いているのですが、前半部のだらだら会話はあちらでの彼女の姿そのまんまですね。(笑)
催眠の準備に入ろうとする体を何度笑いで止められたか。いやあ、本当に楽しい前半でした。
ところで彼女さん、結局レポートは終わりました?(笑)
この作品はそんなだらだら会話、実際にその場で雑談している感覚の前半部と、カッチリ古典催眠で進められる後半部とに分かれています。
後半部の内容はオーソドックスなものですが、前半における会話がここで効いてくる。
むしろ、前提条件が変わればここまで反応も変わるかと驚かされるくらい効きましたね。
適当で可愛らしい彼女の話を聞いていくうちに、彼女への親しみが無意識レベルで成立していたのは間違いないでしょう。
このラポール形成過程が与える影響は大きい。
それは必ずしも催眠術師に対するラポールではないのですが、それでも暗示の入り方に大きな差がありました。
催眠音声ジャンルにおける新機軸と見ていい内容だと思います。
そらまめ。さんの演技も素晴らしく、こんなに気合の入った覚醒パートは初めて聞きましたが(笑)、催眠誘導そのものも質が高い。
できれば「彼の番でめっちゃ気持ちよくされてリベンジに燃える彼女」の回だとか、「ちょっと機嫌が悪くて意地悪な焦らしをしてくる彼女」の回だとか、そんな回もぜひ聴いてみたい作品でした。
エロの面ではややあっさりめですが、それも含めて良質な癒し系作品でしょう。
初心者の方にとっても「落ちる時ってこういう感じだよね」みたいな前半の雑談は参考になるでしょうし、雑談形式の導入も聴きやすいはず。
広く勧めたい作品です。イチオシです。
2018年08月22日