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本作はピアノを中心にした東方アレンジ物の音楽CDです。
ジャケ絵のピアノを弾く霊夢とサックスを吹く魔理沙の牧歌的な雰囲気とは裏腹に、このアルバムの編曲はだいぶクール。
そうしたのどかさも時に顔を見せますが、全体的には「田舎系アニメというより攻殻機動隊」的なクールさを感じます。
全12曲(うち inst が4曲)、59分と中々ボリューミーな作品ですが、全曲4分以上と腰を据えた感のある編曲が特徴でしょうか。
楽器編成なども結構冒険してまして、二曲目「Utopia Wind [神々が愛した幻想郷]」でメインメロディをところどころ担当しているのは、これはテルミンなのかな? 電子楽器的な浮遊感のある音が物珍しくあります。
弦楽やオルガンのほかに、全体的にパーカッションやシンセサイザーの利用も目立っていますが、その一方でピアノ曲と見て相違ないくらい硬派な曲も見られる。その辺は「発表会」というニュアンスにふさわしいものでしょう。
ちなみにこのアルバムは(ピアノ部分は)きちんとピアノ曲として弾ける前提で編曲されていて、発売当初はHPで楽譜の提供などもされていたようですね。
3曲目「For the fairy of ice [おてんば恋娘]」についてジャケットでは「エリーゼのためにが弾ければ弾けます」と触れていますが、実際に演奏会に掛けられた曲もあるようですから、そうした需要にもマッチしたアルバムでしょう。
7曲目「Nocturne at bright garnet night [亡き王女の為のセプテット]」などは結構需要があるんじゃないかなーと個人的には思います。
内容が二転三転とのことで、その影響もあったのか、ジャケ絵と内容がややアンマッチである感は否めません。
ただ、その点を抜きにすればボリューミーな良いアルバムです。個人的にはお勧めできる一枚ですね。
本作はタイトルの通り、名作ゲーと謳われる「悪魔○伝説」をモチーフに採った東方同人ゲームのサントラ、という体で製作された音楽CDです。
頒布用ジャケット(と思われる画像)にはきっちりゲームプレイ画像なども付いていて、結構本格的です。横スクロール型のアクションゲー、シンプルに面白そうなんで、実在しないっぽいのは惜しいですね。
さて、本作は紅魔郷アレンジのアルバムとなりますが、全26曲(クレジット、ゲームクリアを含む)で60分超の大ボリュームとなっています。
アレンジも作品内容で紹介されている通り、ゴシックなニュアンスにハードロックのテイストを加えたもの。ただ、全体的にはクラシカルな編曲になっていて、FC時代やSFC時代の音源を彷彿とさせるものがあります。
個人的にはBOF辺りを思い出したりしたのですが、サントラらしく全体的に統一感がとられ、その質も高い。ボーカロイドを使用したボーカル曲や牧歌的なボーナストラックなど、バラエティも豊かですから、一枚としての満足度も高いです。
私は東方アレンジ物に触れていないので、その文脈でどうかは判断しかねますが、ゲームのサントラとしては質・コスパ共に文句なしでした。
昔のゲームミュージックがお好きな方などには特におすすめです。もちろん、音質や楽器の種類などは当時と比べ物にならないほど充実してますしね。
2016年12月12日
本作はアプリで楽しむロリ系オナサポ作品シリーズの二作目。前作の癇の強い感じの女の子とは違った、丁寧に小馬鹿にする系のロリ娘にオナサポされちゃう感じの作品です。
CVを担当されているさくら真咲さんは終始声の芯を抜いた柔らかな囁きに近い声で演じられていて、優しく、かつ見下した感の強い演技を見事にこなしてくれています。
オナサポ作品としてはオーソドックスな内容です。難易度はプレー時間に加え、プレー幅が広がる形で展開しているでしょうか。(普通、厳しいを消化した上での感想です)
また、催眠音声作品に見られるような手法を冒頭や終盤に援用しているのも特徴的ですかね。
ただ、深化の過程を踏んでいないので、この部分はあくまで「リラックスしてオナサポに集中する態勢を整える」「終わりをハッキリさせる」くらいの機能に止まります。その点は注意をば。
アプリで生成される音声にはちょっと気になる部分もありましたが(繋ぎの関係で手を止めるタイミングを見逃したことが二、三ほど)、シンプルなオナサポ作品としてはよくできた作品です。
清楚なお嬢様系のロリ娘に冷たく穏やかに責められたい方にお勧めしたい作品ですね。
本作は、5000円を支払って「出したらおしまい」というルールの射精我慢ゲームをする音声作品です。
お相手は見ず知らずの巨乳なお姉さん、話の流れ的には「高校生のお姉さんに誘惑されちゃってる○学生の主人公」って感じですかね。
最初は余裕ぶってたお姉さんが、最後は自分から「私の中に入れて」と乞うようになっているので、一応逆転ありと言えるでしょうか。その点は注意が必要かもです。
それにしてもコスパに優れた作品です。値段の上でもそうですが、13分という短い時間の中で濃厚なエロスが演出されている点でもそうですね。
プレイは手コキ、パイズリ、本番と展開していきますが、パイズリの前座に(文字通りの意味での)授乳も含まれていて、母乳塗れのペニスをパイズリするというなかなかマニアックなプレイがこの短い時間で行われている。
本番こそ、あくまでフィニッシュ用に用意された手短な仕上げ部分ですけれど、そこまでの濃厚なエロスをよく納めてくれています。大層気持ちよく抜かせていただきました。
CVの方の記載がないため、どなたかはちょっとわかりかねるのですが、声優さんの演技も甘ったるさを含んだ声色で大変可愛らしかったです。
この値段でこの内容の濃さなら文句なしで買いだと思います。値段を抜きにしても、良い抜きネタになってくれました。
ただ、サークルさんがタグで入れている催眠の要素は確認できませんでしたので、その点だけ注意をば。おそらく、誤ってチェックしてしまっているものと思われます。
2016年12月05日
本作は、悪の組織によって洗脳され、触手で調教され続けている超能力持ちの姉妹が、広場で不特定多数を相手に告白したり奉仕したり姿を描いた音声作品です。
彼女ら姉妹の独白の形で奉仕の様や、その後の調教具合の報告などが為されているのですが、その淡々とした様はうすら寒ささえ感じます。
であればこそ、そうした少女らにフェラで奉仕される背徳感などは大変優れた官能であると感じられました。
シチュが独創的でいて、酷く官能的なだけに、一つ一つのファイルが短いのが惜しいですね。
今夜のおかずというより、官能的なシチュを垣間見るような楽しみ方の作品ですので、その点のみ注意をば。
本作は試着を手伝ってくれる女性店員に誘惑され、彼女の履いていた下着で下着コキされてしまい、汚してしまった下着を買い取らされるという色仕掛け物です。
高値で下着を買い取らされるシチュは快楽でいいように操られている感覚があり、女性上位のシチュを好む方(中でも色仕掛けを好む方)に向いた作品でしょう。
CVを担当されている天知遥さんの声色には若々しい甘さがあって、年若いショップ店員に良いようにされている愉悦がありますね。
軽度の罵倒も含まれていて、寸止めに向けて追い立てる演技の小馬鹿にした感じなどは大変美味しゅうございました。
手短に楽しめてコスパも良く、ワンシチュ特化の短編ではありますが、お勧めできる一作です。
欲を言えば、今少し「更衣室で行われている」というシチュが活かされるような内容にも期待したかったのですが、エロは申し分ない。良質な作品でしょう。
2016年11月28日
本作は仮面という概念を用いた変化系の催眠です。女体化、動物化の要素を含み、動作指示・姿勢の変更を含んだ動的な催眠作品ですね。
前半が仮面を外すことで自分をさらけ出した状態で直接心をいじられるドライ、後半が仮面の変更を繰り返して行われるセルフという構成で、様々な要素が詰め込まれた、結構ごった煮の作品です。
CVを担当しておられる伊東もえさんの演技は、ややのんびりとした風情で甘く囁いてくれる妖艶なもの。声そのものが官能的ですから、凄まじいものです。
セルフにはM向きの要素も含まれますので、甘く優しい声で責め立てる様は本当に魅力的な感触ですね。
催眠作品における動作指示は結構合う合わないが問われる要素ですから、その点での了解は必要でしょう。
また、要素が複数含まれているため、内容面ではかなり体力を要求するものではないでしょうか。そちらも注意喚起を行っておきます。
2016年11月28日
本作は、麻雀バトルで振り込んでしまった君(聴き手)が、1万点支払うごとに1回の射精を強要される設定で展開される、とある麻雀バトルの一幕を描いています。
プレイ的には手コキを担当するチャイナドレス姿の女の子がしごいてくれている形で、その状態のまま麻雀を進めている体で話が進んでいます。
途中から「君の番でだけしごいてあげる」「でも、10秒以内に切らないとチョンボ扱いするから」とカウントダウンでの寸止めを意識した作りにもなっていますので、オナサポとしても使える作品ですね。
明るく可愛らしい声でお姉さん役を務めてくれている真白まろんさんの演技は、その声ゆえにサディスティックですね。
最後のカウントダウンにおける追い詰め方なども、シンプルながら達者なもの。魅力的な演技でした。
話がやや唐突に始まる印象がある点や、作品の性質上聴き手に麻雀の知識がある点など、やや聴き手を選ぶ点があります。
また、おそらく手コキの効果音を加えるうえで出ているのでしょうが、少々ノイズが混ざっている点も指摘しておくべきでしょうか。
そうした点を了解しているのであれば、非常にマニアックなシチュでの短編として紹介したい一作です。
快楽で雁字搦めにされ、勝負を投げ出しながらも投了を許されない残忍なシチュ、いかがでしょう?
2016年10月05日
本作はM向けの催眠音声作品です。セルフのみ一回、動作指示・脱衣指示ありです。セルフ作品なので動作指示は当然ですけれど、姿勢変更がある点は注意が必要でしょう。
作品構成上は説明にもあるように「変態マゾに成り下がる」ことを目的とした調教作品ですが、恥ずかしさを題材にしているため、恥ずかしさに快楽を覚える類のMの方に向いた作品でしょう。
全体的にはかなりシンプルなマゾ向け作品で、動作指示の類もそれほどハードなものではありません。
催眠誘導も丁寧なものですから、初心者にも向いている作品ではないでしょうか。
個人的には、しごく折りのインターバル(お預けの時間)が長く感じられましたが、この点、合間のなじりで快楽を感じられない方は萎えてしまいやすいかもしれません。
そうした点からM向け作品と述べております。購入の際には参考になさってください。
本作は、催眠的な手法を用いて野外セックスを体感しようという類の催眠作品です。
催眠そのものはオーソドックスな導入・深化の過程を踏んでいますが、印象としては催眠風ボイスドラマの形式に近いでしょうか。トランス状態に入ることで、より状況を臨場感をもって感じ取りやすく、エロシチュをダイレクトに感じやすくなっている内容であり、催眠手法を援用している印象ですね。
青姦は青姦でも二つのシチュを楽しめる作品となっていますが、どちらのフィニッシュもウェット(ドライによる射精を目指すもの)に分類されます。ハッキリと射精というワードを出してますので、その点はやや珍しい感じですね。
「02a.公園で」「02b.大勢の前で」の両方を楽しませていただきましたが、02aの方がお試し版、02bの方が本編のような印象を受けました。
02aの誰かに見られるかもしれないドキドキと、02bの大勢の前に晒されるドキドキは種類が違いますから、好みはあると思いますが、02bの方も試してみることを強くお勧めしておきます。
それにしても、大変エロく、大変楽しゅうございました。CVを担当されている岩清水椿さんは色っぽいお姉さんの役どころをよく演じてくれていまして、悪戯っぽいその演技は大変美味しゅうございました。
催眠作品のCVというのはやや特殊な点もあって、必要とされるディテールにおけるスキルも必要とされる部分があるのですが、岩清水さんは巧みに演じてくれています。おそらく初作だとは思うのですが、お見事です。
初めて名前をお見掛けした方なのですが、他の作品での出演にも期待したいところですね。
長々と書かせていただきましたが、楽しませていただきました。
特殊なシチュですが、青姦趣味のない方でも楽しめる内容になっていると思いますので、対象は限定せずお勧めしておきます。エロ良い作品ですよ。